はじめに

　本件は映画「ダヴィンチ・コード」の物語の中核となったテーマ、「ダヴィンチの絵画」に隠された「聖杯」についてです。

こちらがわたくしの動画。

　この絵画のDecodeはわたくしの手の内を明かすことになりますので、申し訳ありませんが冒頭から有料とさせて頂きます。

Decode

　この絵画のDecodeには「聖杯とは何か？」と「なぜ隠さねばならないのか？」の二つの理解が必要です。その後に数学的秘密です。わたくしが動画で公開したパスを取った受胎告知は、一見「秘密」っぽく見えますが、前述の知識と合わせませんと意味を成しません。動画は結果であり、そこまでの過程を知らなければ「曖昧な秘密」で終わります。古き魔術師が秘密の鍵を二つに分けて保存したように、わたくしも「動画」と「note」の二つに分けました。そしてどちらかと言えば、これから綴ることの方が秘密の話。一つ一つのピースを繋げることで見える秘密の話。

聖杯

　一般的に伝説の聖杯は上の画像のような代物ですが、実際はこういうもの。参考動画は以下。

　ここで気をつけて欲しいことは、「聖杯＝黄金比」と考えること。黄金比はもちろん大切ですが、もっと大きな枠で捉えましょう。

　「聖杯＝子宮＝女性性＝受容的＝物質的」という視点。黄金比はこの枠の中の一つです。つまり大切なのは黄金比だけでなく、物質化に関わる全ての理の数であり、黄金比を聖杯として描いたのは「この時代」の「この宗教」の「表現方法の一つ」ということ。大切な数は『智慧の初め』マガジンで綴りました「至高世界」「上位世界」の数です。

　と言っても結構な量の特別な数がありますので慣れてないと「？」となっちゃいますよね？そんな時は魔女のカンペをどうぞ。そう、カンニングペーパーよ。この図形の数を思い出せばいいの。

　円を二つ書くだけで、測っても描くことが困難な至高世界・上位世界の数が「比」に現れます。

　まずはここまでが１つ。「聖杯とは物質化に関わる数の秘密」の一つの表現方法であると言うこと。ダヴィンチコードをご覧になってますと「イエスの子孫」や「マリアがどうのこうの」と思いがちですが、前述の数はイエスが生まれるずっと以前の文明から残されているものです。イエスの子孫よりも大切なこと。だってナザレのイエス自身を形作るものだって物理法則なのだから。

隠す理由

　二つ目。でね、こういう古き智慧を学んだり研究したりすると、ご存知の通り狩られちゃうのよ。古くはヒュパティアのように。

　またはダークエイジの魔術師や魔女とされた多くの賢者たちのように。

　カンペのヴェシカを魚に見立て象徴している”魚座の時代に始まった”以下の団体の智慧狩りのおかげで、一時は絶えかかりました。

　”この団体”というよりは”この団体を利用している人々”と言った方が正確ね。

　ですからこの団体の上の方しか知らない密儀の部分を作品として残すなんて超危ないの。ましてや、この団体の宗教画にこっそり織り込むなんて、時代を考えれば正気の沙汰ではありません。故に「数と幾何学」を堂々と伝えることは出来ないため、分かるものにだけ分かるようこっそり織り込んだのです。