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[ Number ] 神の名と神聖な数

はじめに

 本件は、動画「God Name & Sacred Number / 神の名と神聖な数
」の詳細記事となります。動画では、構成とわたくしのPCのスペックの都合上、要点のみを抜き出し作成しております。その説明不足さゆえに「難解」に見え「誤解」が生じてしまうこともしばしば。
 自分で調べて納得することが1番の近道である為、少し調べればすぐに出てくる事は説明をしないのがわたくしの流儀。ただ、数や象徴の正確な事は検索してもヒットすることは稀であるため、きっちり説明する必要があるとの考えに至り本件を綴っている次第です。

 また、今後執筆してゆこうとしている『Re:Decode』の良いお試し記事になると思います。なぜなら過去作『Decode』と同じ”深度”で綴るからです。

 我々に残された時間はそう多くありません。有効に使ってゆきましょう。では始めます、神の名と神聖な数についてです。

最も邪悪な男

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 まずは最も邪悪な男から。今回の動画の源泉は、最も邪悪な男の肩書きを持つアレイスター・クロウリーの著書からです。「古代人の理論」という項からの抜粋です。原文は以下。

 初期の天文学者たちは、太陽が十二宮を一巡するのに360日かかると計算した。これは、学者たちの厳重に守られた秘密であった。だから彼らは、それを神の名「ミトラス」に隠した。ギリシアの慣習に従えば、ミトラスは合計360になる。
 さらに精密な観測がなされ、365日の方が正確であると証明された。そこで学者たちは、これを「アブラクサス」と呼ぶことにした。

 この原文の通りに、ギリシアの慣習に従いミトラスの名を計算したものが以下です。

ミトラ

 クロウリーの言う通りになります。続いてアブラクサスの名も同じように計算してみましょう。

アブラクサス

 同じ結果が得られました。邪悪な男の言葉に嘘はないことがわかります。にも関わらず、なぜ「最も邪悪な男」と呼ばれてしまうのでしょう?それは上記のように著書で古き真実を語るからです。この視点で神話を読み解かれると、ある人々にとっては非常にまずい事態を招きかねません。なので現代の魔女のわたくしは、最も邪悪な男と同様に、そのままお伝えいたします。「教義・神話」がどういうモノなのかをはっきりとご説明申し上げます。

密儀

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