見出し画像

「一つの真実」


団長の言葉


それは、
かつてからあり、今もあり、これからもあり続ける言葉。
何人たりとも触れることも変えることもできぬ言葉。

それは、
いつからあり、いつまであり続けるかもわからぬ言葉。
誰が記し残したのかもわからぬ言葉。

我々はその言葉を、
闇を表す黒壇の石に、光を表す黄金の文字で刻み、
深淵なるクリフォトの子宮に封じた。

この黒壇の石についてただ一つ言えることは、

ただ一つの真実であるということ。

まごう事なき真実であるということ。

それゆえ我々は封じるに至った。

知るに足らぬ人の目には、あまりにも眩しすぎ、
光を奪いかねぬから。

知りたいのなら、知るに足る騎手となれ。


黒壇の石

1. この言葉は、嘘偽りのない真実であり、確かであり、最も真実である。

2. 下にあるものは上にあるもののようであり、また、上にあるものは下にあるもののようである。そして、かつて在りしものは、いずれまた現れる。

3. 万物は一つのものの媒介によって、一つのものから生まれ生じたように、万物は適応によって、この一つのものから生まれる。

4. 太陽はその父であり、月はその母であり、風はその腹にこれを運び、大地はその乳母である。

5. 全世界のあらゆる完全性の父はここにいる。

6. そのフォース、パワーは、それが土に変換されるならば、すべてである。
汝、大地を火から切り離し、大いなる業をもって精妙を甘美に総体から切り離せ。

7. それは大地から天へと上昇し、再び大地へと下降し、優れたものと劣ったものの力を受け取る。

8. この手段によって、あなたは全世界の栄光を手にする。
そしてそれによって、すべての不明瞭さはあなたから飛び去るだろう。

9. そのフォースはあらゆるパワーの上にある。それはあらゆる微妙なものを打ち負かし、あらゆる堅固なものを貫くからである。

10. 世界はそのように創造された。

11. このことから、見事な適応が生まれ、その手段がここにある。

12. それゆえ、我々は偉大なる3賢者と呼ばれ、全世界の哲学の三つの部分を担っている。

13. 我々が太陽の運行について述べたことは達成され、終わった。

偉大なる3賢者の言葉


もしよかったらサポートをご検討してくださいまし。 わたくしのお伝えするお話は大衆娯楽誌のように広まるようなものではなく、ビジネスとしては成り立ちません。故にnoteを通してのサポートは大変助かります。 わたくしのお話があなた様の心の琴線に触れましたならサポートをお願い致します。