「人生を燃やしていますか?」朝渋代表5時こーじが語る、周りより頭一つ抜きんでる方法
おはようございます!朝渋ライターのかみちゃんです。
朝渋代表の5時こーじさんに、朝渋メンバーがインタビューする企画「答えて!5時こーじ!」
第8回のテーマは「突き抜ける方法」について。
今回のインタビュアーは、朝渋メンバーのタクヤさん。東南アジアのラオスに住み、現地のチームに所属している現役サッカー選手さんです。
そんなタクヤさんと、朝渋代表の5時こーじさん。ふだんは交わらない世界線にいるお二人に、それぞれ独自の分野で突き抜けたその経緯、方法についてを語ってもらいました!
▼インタビュイー【5時こーじ(写真左)】
早起きコミュニティ『朝渋』代表。幼少期から早寝早起き習慣があり、社会人2年目の時に朝型人間を増やすために2016年に朝渋コミュニティを設立。
これまでに200回以上「著者と語る読書会」を開催。2018年夏に会社員を辞め、独立。2020年3月、小学館より「昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です」書籍発売。
▼インタビュアー【タクヤ(写真右)】
千葉県出身 1988年4月11日生現在、Ezra FC(ラオス1部)所属のプロサッカー選手。アルゼンチンをスタートに海外へのチャレンジを始める。発展途上国の国々(カンボジア、ネパール、タイ、モンゴル、ラオスなど)でサッカー選手としてプレーをし、孤児院への訪問や支援活動をする中で、「本当の豊かさとは何か?」という疑問を抱く。サッカーは世界共通のスポーツ。ボールひとつでコミュニケーションをとることができるが「まだ日本のすぐ近くのアジアの国々では、恵まれた環境があるわけではない。」その想いから自身も、サッカーを通して子供たちに夢を与える活動を積極的に展開中。2022年1月社団法人Zelosを設立し、誰しもがチャレンジすることができる社会を目指す。
「好き」を仕事にする意義とは?
タクヤ:好きで得意なことを仕事にしている僕とこーじさんですが、こーじさんはどういうふうに自分がやっていることの意義を見つけてきましたか?
僕は、サッカーをして勝つことで周りが喜んでくれるときや、努力の過程で周りに刺激を与えられた時に仕事の意義を感じています。
こーじ:まず「好きを仕事に」を考えるよりも前のステップについて話しますね。それは「得意×好き」ではなく、「得意×嫌いではない」を見つけるという段階です。呼吸するくらい無心でできて、好き嫌いの感情を抱かずにやっていることが「好きを仕事に」という言葉に現実味をもたせるために大切です。
僕の場合、それが早寝早起きでした。大多数の人が苦手なことを、息するようにできてしまうというギャップだったんです。
実は、周りの人に自分の日常を伝えるまでは、そのギャップの存在に目を向ける機会もなくて早起きの効用に気づきませんでした。
だから気づいたときは「大発明」のような感覚があったほど衝撃的だったんです。それと同時に「みんな2時間減らした感覚で生きていたんだ、それってきついな」と思いましたね。
そうして人が喜んでくれることだと理解したときに、「自分がやる意味のあるもので自分以外がやっているイメージがない」というような勘違いにも近い使命を感じました。
そして、「早起きでみんなも世の中もよくなる、そういう人生を生きたい」という覚悟から名前を「5時こーじ」に変更したんです。そしたらもう逃げられなくなりました(笑)
5時起きを背負ったからにはもう7時に起きることが許されない環境。それでも、これが自分の「生きる価値」と実感しながら仕事しています。
タクヤ:面白い!「使命」ってキーワードですね。こーじさんにとっての使命をもっと深掘りしたいです。
実をいうと僕自身は最初のころ、サッカーをする意義を「スポンサーが喜ぶこと」と想定していました。だけどコロナ禍になって改めて考えてみると、サッカー選手とは「子供の頃に夢を与えてくれた存在」だったんです。
自分もサッカー選手なら、同じように夢を与えられる存在にならないとだめだと思い、もっと広い視野で自分の活動を見直しました。
こーじ:たしかにタクヤさんを見ていると「こういう人生の燃やし方があるんだ」って思います。日本より海外の方が自分の価値を発揮できると感じてフィールドを広げたんだと思いますが、そのように使命を燃やしている人を見ることで「選択肢の広さ」に気付かされますね。
そうすると、命を燃やして自分が成功する姿を見せることがタクヤさんにとっての使命なのかな。「早起きが使命」と口では言いつつ、自分は乱れた生活習慣をしている人に使命を感じないことと同じですね。
やっぱり使命って「人を勇気づけられる可能性があることを世界中の誰よりもやる」ということだと思います。
周りを巻き込むことで生まれる可能性
タクヤ:こーじさんも自分一人でやっていたことが次第に周りの人に評価されて、今では朝渋も250人までメンバーが増えましたね。早起きの可能性は以前より広がっていますか?
こーじ:もちろんです!たとえば、スクランブル交差点の真ん中に立って、一人で「早起きしよう!」と叫んでもだれも振り向いてくれないと思います(笑)
だけど色んな人の力を借りたり、賛同する人も増えてきている今なら、同じ状況で叫んでも注目度が違うと思います。これは一人ではなし得なかったことです。
とはいうものの、250人のメンバーを振り向かせることもかなり難しいんですよ……。ただこれには2つのアプローチがあると思っています。
一つ目は、実体験として「早起きっていいよね」という瞬間を感じてもらうようにすることです。ここは地道な草の根運動を続けていくしかないです。
二つ目は、代表である自分が、よりエッセンシャルに早寝早起きだけを追求していくことです。その先には今まで届かなかった景色を見ることができるようになると思っています。たとえば、渋谷区長から区民全員へ早寝早起きプロジェクトを実行する場合には、真っ先にリーダーに抜擢される可能性だってあるわけじゃないですか!
そうするとメンバーは「今自分がやっていることに間違いはなかった」という自信になるんです。早起きしていると苦しい取捨選択を迫られる場面も多々あります。でもその中で「やっぱり続けてきたことは正しいんだ」と思ってもらえる瞬間をつくりたいです。
早寝早起きで突き抜けることは、僕の今年のテーマでもあるので力を入れていきますよ!
2人の突き抜けた瞬間
タクヤ:必勝法や成功法が世の中にたくさん出回っているわけですが、こーじさんなりの突き抜け方はありますか?
僕は自分が天才じゃないことに気づいたことがきっかけで自分ができることに気づきました。それは「誰にでもできることを、誰にでも真似できないレベルでやる」というものです。結果としてそれが自分の特徴になり周りからの評価に繋がりました。
こーじ:僕の場合は、著者イベントをなにがなんでも毎週開催していたことです。ある程度の準備期間を確保できる月一回開催と違って、毎週開催はとてつもない胆力が必要でした。それをやりきると決めた際は、同時にやらないことも決めていきました。
まずは本業で120%の成果を出さないことを決めて、空いている時間は朝渋にリソースを投下しました。当時25歳の自分はやりたいこともいっぱいありましたが、全て手放して交友関係も断ち切りました。
これをやり遂げた先には、ゲストで呼ぶような方と同じマインドとメンタルとスキルを持ち合わせられると信じ、もう降りられない高速エレベーターに上り始めたんです。だからタクヤさんが言うように、やると言ったらとことんやることが大事だと分かります。
実は単純なゲームでしかないですが、教育的に「オール4でなんとなく全部できたほうが良い」という考えを社会人になっても持っている人が多いものです。
25歳から27歳までの2年分の本業の記憶がないほど振り切っていたので、2年経ってイベントを100回運営したときに、やっとおっきな深呼吸ができました。後ろを振り返って積み上げてきたものを見たときに「自分の道ができた」と思いましたね。
まずはミニマムな使命から
こーじ:突き抜けたいというマインドを持つことも大事ですが、それよりも「唯一無二」を見つけることも大事ですよね。
日本一や1万分の1を目指してしまうと、すぐに挫折します。朝渋はメンバー数250名で、ちょうどいい規模。まずは小さいコミュニティから一番を目指すのがいいですね。
タクヤ:それでいうと僕の場合、時差がマイナス2時間という環境は朝渋の中で「ネガティブ要素」だと思います。日本時間の朝5時は、こっちの朝3時なので(笑)
でも僕はこのハンデを、とてつもない武器と捉えました。あるとき「時差がある中でタクヤさんが早起きしているなら私も頑張ります」と言われ、これを聞いて「早起きを続けていかないとな」と感じましたね(笑)
こーじ:なるほど。「時差がある中でも早起きする」これが朝渋においてのタクヤさんの使命ですね(笑)
タクヤ:確かにいい要素になっています。そういうふうに言ってくれる人がいるから夜の時間や食事に気をつけたり、頑張ろうと思えるのでありがたいです。
こーじ:そういう小さな枠のプチ使命って大事ですよね。「朝渋における私の価値ってなんだろう、努めている会社における自分の価値はなんだろう」と意識することはいい刺激になるはずです。
タクヤ:成功方法はゲームの裏技ではない、いきなりレベル100にはなれません。そうではなく、起きて身なりを整えて、掃除して、人に感謝するとか誰にでもできること「誰よりも」するだけですね。
こーじ:たしかに「継続性」が大事ですね、人間性ってそこのちょっとした積み重ねに現れるものです。タクヤさんとは出会って2ヶ月ですが、今はもう存在自体がありがたく感じちゃっています。本当はだれでもできるけど、着実にやってきた人が大きくフューチャーされるものですね。今日の話は日々を大事にしようと思えるものでした。
<かみちゃんコメント>
自らの使命に狂った者同士の会話でした。自分だけの唯一無二の価値に気付いたお二人ですが、就職活動をしていた頃の私はとにかく「価値」という言葉に苦手意識がありました。どの企業も「商品で差は出せないから自分だけの価値で勝負しないといけない」と言い、面接では「あなたが提供できる価値はなんですか?」と聞かれ、なんだか日々社会から試されている気がして窮屈だったからです。それは自信がなかったという理由ももちろんありますが、誰かの求める紋切り型の”価値”に自分を当てはめにいっていたからかもしれません。
一方、お二人は自らの価値を見つけたいという衝動に駆られたわけではなく、偶然に気付いたように思います。損得勘定を持たずに純粋に好きなことを追求し続けた先で、人と社会と関わってギャップなり特異性に気付いたんだと感じました。
まずはこーじさんが気付いたプロセス、「自分の日常を人に話してみる」を実践してみる、そして普通すぎて見落としているものは何かあるかを見つけて育てていきたいと思います!
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