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勇気はだしてみるもの

三連休明けで皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

わたしの今日はゲッターズ飯田さんの占いによると「成功している上司や先輩の話を聞くと有意義」らしく。まんまアドバイスを鵜呑みにし、身近の成功している諸先輩方にかたっぱしから連絡しまくってました。

そのうちのおひとり、独立して自分の事務所をかまえているトモコセンパイ(仮名)はかつて、豪雨のインドで検品のためにずぶぬれになりながらはだしで濁流のなかを歩き続け工場にたどり着き、現地スタッフ一同から「こんな日本人ははじめてみた」と賞賛をあびた伝説の女性。手がけた商品はことごとくヒット、可憐な外見を裏切る辣腕(らつわん)な交渉術で有名でした。

トモコセンパイ(仮)とは残念ながら一緒に仕事をする機会に恵まれないままある日、退職するらしいという噂を耳にし。

このままさようならでいいのか麻子。

と3秒考え、退職日当日にトモコセンパイ(仮)のデスクにいき。社員証の自分の名前をみせながら一方的に自己紹介。いつか一緒に仕事をしたいとおもっていたこと、退職が残念であること、とはいえ新天地での活躍を祈っていること、もし可能ならこの先もお会いできたらとおもっていること、などなどをかなり暑苦しく語ったところ。

あっさりとラインの連絡先を教えてくれました。※2018年の話です

夢があっけなく叶ってしまい、以来、光栄なことにお昼ごはんや晩ごはんをご一緒しながら仕事のはなしができるようになりました。

勇気はだしてみるものですね。

以前noteに書いたことがありますが。

いつか会おうとおもって何もアクションをしないまま、ある日いきなり、二度と連絡をとれなくなることが人生にはなんどもあります。

学校、仕事、コミュニティは永遠に続かない。メンバーは流動し、新陳代謝とともに自らの意思をもって卒業したり、なんらかの事情で離れたり。そもそもの場がなくなってしまうことだってある(廃校、倒産や解散)。でも、つながった縁は場所がなくなっても続けることができる。

だからこそ「この人に会いたい」「この場にいきたい」と感じたときに、「それは本当に今なのか」を自問自答し、そのために必要なこととリスク(があるなら)を検討し、自分で考えて、自分で決める。

断られて恥ずかしいおもいをするなんてどうってことないよね。

4ヶ月ぶりにご連絡したトモコセンパイ(仮名)は勢いますます盛んであらせられ、商品開発で発揮していたすばらしい能力をさらにいかすべく資格試験にチャレンジし、見事合格されておられました。

センパイさすがです!

近々オフィスにお邪魔することに。わたしからも嬉しい報告がひとつ。今からもうオフィスをスキップする勢いで楽しみです。

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かしこ。

トリスと金麦と一人娘(2023 春から大学生になり、巣立ちます)をこよなく愛する48歳。ぜひどこかで一緒に飲みたいですね。