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あさがおボドゲチャンネルが出来てからの軌跡

ども、あさがおです。
7月20日はポロンちゃんの誕生日
そしてその前にはあさがおボドゲチャンネルの2周年でした。
今日はYouTubeチャンネルを初めてからの苦労や葛藤や自分が経験したあれやこれやを私が忘れないうちに書き綴っていこうと思います。

2020年5月19日
あさがおボドゲチャンネル開設
初めてのボドゲ紹介動画としてナイツポーカーを遊びました。
そもそもこの時期は弟であるひるがおとボドゲをよく遊んでいた時期でドラスレ、まじかるパティスリー、ラブレター、ドミニオンといろんなゲームで遊んでは兄弟の時間を楽しんでいました。
兄弟の時間っていう表現について軽く触れておくと私と弟は7歳離れていて
当時私は18で愛知に、弟はまだ小学生だったのと私が母親からの虐待もあり兄弟の関わりを持てていなかったからようやく思い出を作れるようになった…みたいな感じです。
ある時、ひるがおがYouTubeでボドゲを遊んで投稿しようぜって言い出したのを火種にチャンネル開設をしました。
意外と理由はあっさりしているでしょ?
その時に課題となったのは
最初にやるボードゲームは何か?
他のボドゲチャンネルとほんの少しでも差別化できることは何か?でした。

最初にやるボードゲームはいくつか候補があって
ドリアン、そこまで絞るには眠れない夜もあっただろ、ストライク、ナイツポーカー、まじかるパティスリー辺りだったのを覚えていたんですが
いかんせん動画編集もYouTubeへの動画投稿の仕方、サムネってなんだ?みたいな状況でした。
そこで話し合ったのが

1、編集に難しくないボードゲームにしよう。
2、カード系はボドゲチャンネル1発目はやめよう。
3、自分達が動画で遊んで楽しめる流行り関係ないボードゲームにしよう。

この3つで話し合った結果が今も私が推しているボードゲームの1つ「ナイツポーカー」でした。

今撮影したら多分1発撮りの数分で終わるような動画なんですが2人とも緊張して何度も何度も噛みまくりで「失礼、かみました」みたいな感じで撮り直しまくったのを今でも覚えています。
そんな苦労をして動画を編集して公開した時に何名かのYouTuberさんがコメントをくれてTwitterでもスタジオムンディ様からコメント頂けたのを凄く嬉しくって自分がもし新しいボドゲのYouTubeを始めた方を見掛けたら必ず声をかけて応援しようと、そう思えるぐらい暖かい気持ちになりました。

おっと…感情が高ぶって肝心の差別化について話忘れるところだった。
差別化については今更自分達が動画をやったところで何番煎じかわならないっていう話で
最初から差別化できるなら誰も苦労などしないわけで…そこで出た提案がマスコットキャラを用意するでした。
はい、視聴者の方ならご存知のポロンちゃんです。

私のオリジナルキャラはたくさん居た中で何故ポロンちゃんだったのか?って話
これも実はあっさりとした理由で

たまたまポロンちゃんのラクガキがあったから

今思えばこの1枚のラクガキがポロンちゃんとの新たな出会いだったのかもしれない。
候補のキャラは他にもいたけどこの頃の自分はデジタルでイラストを描くのが苦手で使い方がわからない中で描いていた唯一のオリキャラでもあったんです。
そうして選ばれたポロンちゃんは今もなお、あさがおボドゲチャンネルで愛されるマスコットキャラ兼アシスタントキャラになりました。

これが現在のポロンちゃん。初期にイラストに比べてかなり可愛くなったと思います。

動画の中で私達のかわりにツッコミをいれたりルール説明中のテロップをいれたりと動画編集の中でどんどん役割を与えられ他のチャンネルの動画とやってる事なんて変わらないはずなのに「そこにいる」と感じる存在になりました。
「ポロンちゃんのせいで字幕が多いな!」なんてたまに思うのは秘密です。そして何度もチェックするのに誤字るポロンちゃん。
そう、誤字があってもそれは私じゃない!ポロンちゃんのお茶目な失敗だ!といいはれるのは少し気持ちが楽になりますw
ポロンちゃん「失礼、誤字ったわ」きっとこんな感じ。

YouTubeに動画投稿をはじめた最初はとにかくたくさん動画を出していました。
理由は2つ

1、動画編集の技術向上
2、チャンネル内のコンテンツの充実

その時の自分ができる精一杯の編集をしてどんどん観やすく、そして自分の動画の型を作っていくのを目標に手探りで編集をしていました。そして開設間も無いチャンネルを少しでも目を止めてもらう為に動画を増やしていこうという。私にとってのチャレンジの1年でもありました。
まだまだ安定していない、上手くボドゲを楽しんでる様子やルール説明を観やすく伝えられているかわかりませんが今もその時の自分ができる精一杯の編集を心掛けています。まあ、最初の頃より無駄の省き方なんかもわかってきたので楽にもなりましたが。

ここからは動画での失敗談
動画編集で1番最初に悩んだのが動画の再生時間が30分以上になる時に動画を前編、後編にわけるか?でした。
実は今削除してしまった動画にまじかるパティスリーがあります。
これ、動画としては3回出しているのですそのうち2回が前編後篇にわけた動画でした。チャンネルの動画として2個目の動画で、この頃の私は観やすい=動画時間が短いに執着していて動画時間を長くても20分以内にしたいという意識があったのでルール説明の前編、プレイ動画の後編という形でわけて作ったんですが…そもそも2個目に挑戦するにはコトバも噛みまくりで声も聞き取りにくくしっかり低評価を頂きました。

サムネも同じ画像を使っていた為新しい動画だと認知もされにくかったと思います。
そして、ゲームとの相性もあると思いますが心理ゲームは楽しんでいる人達以外には楽しさが伝わりにくい事…これは未だに課題にとなってたりしますが
こういうゲームはもっと見せ方を工夫しないといけないと学びました。
まじかるパティスリーは弟の激推し作品なので是非遊んで見てください。
これがあって以降もルール説明動画、プレイ動画で分ける時もありますが同じボドゲ動画は連続で出した時に何故か再生回数が最初に出した動画の半分程度になると気付いたので基本1本の動画で出す方向になりました。(例外あり)

次の失敗談は挑戦した結果失敗してしまった。が正しいかなと思います。
モンスターズラプソディーの動画ではまさに前編、後編にわけた動画をだしたんですが
これにはパティスリーと違う理由がありました。
ポロンちゃんとボードゲームを遊んでいる風にしたいという理由でちゃんとしたプレイ動画+オマケ動画という立ち位置で挑戦しました。

モンスターズラプソディーはキャラを育ててバトルをするゲームなんですが育成記録しておけるのを着眼点としていれあらかじめポロンちゃん用のキャラを育成しておきました。

ポロンちゃんのボイスをゆっくりボイスで付けて、操作は私が、対戦はひるがおがポロンちゃんと話してるふうにするという動画でした。
内容ではカード効果の処理を間違ってたりで本来ポロンちゃんが勝っていたはずなのに負けるという動画内容で1本目の動画だけなら完璧だった。という感じでした。
結果来たコメントにはゆっくりボイスは聞き取りにくいでした。しっかり低評価も押されてしまい
以降ボイスはいらないという判断になったのですが…いつか可愛い声が付く日が来るのを夢観ています。
モンスターズラプソディーは私激推し作品なので動画を是非観て欲しいですが
2本目のポロンちゃんとの対戦動画にひるがお制作の前回のあらすじが入っていてこれがめちゃくちゃ面白いのでおすすめします。
さて、ここまで低評価が付いてる話をしましたが私がチャンネルをはじめて新しい挑戦をしている動画に必ずと言っていいほど低評価が毎回1つ付いていて同じ人かな?なんて思いながらも最初は何がダメなんだろ?と内心パニックになっていたんですが気づいたら「低評価今回もつけてくれてる!私にアンチができるなんて嬉しいな!チャンネルが認知されてる証拠だ」というぐらいの考えになってましたw

私にとってボードゲームに対する物の考え方を変えた出会いがYouTubeをはじめて3人いました。正確にはもっともっと影響を受けた人はいるのですがその中でも大きかった方々です。
1人目がUSAPAGAMESのウサパさん。作品としては勇者パーティーが働いてくれないで知り、その箱に入っていた次回作の紙を見て「絶対面白い!」と確信し楽しみにしていたら忘れた頃に偶然
リアルタイムデコイのクラファンを見付けて飛び付きました。そこでウサパさんとやり取りをするようになってポロンちゃんを作品に出して頂くだけでなくリアルタイムデコイのソロプレイの考案、テストプレイを手伝わせて頂きました。

そこでゲームが世に出るまでの製作者さんの苦労やそこに込められた思いを知ったと思います。
実際にテストプレイなんかで関わらなければきっと知った風なだけで言葉だけで苦労してるなんて言ってました。
ソロプレイ公開に至るまでに何度もルール調整やデザイン調整が入り
その度にトライアンドエラーを繰り返し、それを手に取って貰える嬉しさを経験したと思います。
ウサパさんは以降もグッドナイトファンタジー、プログラムズファンタジーと作品にテストプレイをさせていただいてお役に立てているかはわかりませんが関わらせて頂いて感謝しています。
あ!ポロンちゃんも何度もコラボさせていただいて感謝です。

プログラムズファンタジーのコラボのポロンちゃん。

制作という学びに関してもう1人名前をあげたい人がいます。
あそぼうやのあきらさんです。
初参加のゲームマーケットで知り合ったのですが何と、別のアプリでの知り合いでしたw
ポロンちゃんのイラストを覚えていてくれて「あれ?あのイラスト見た事あるぞ」と言われました。
ウサパさんと同じくテストプレイをさせていただいて
あきらさんはゲーム仲間みたいな感覚で良くして貰っています。
あきらさんの所ではポロンちゃんが主役のゲーム
ポロンちゃんのマジカルレッスンっていう全面にポロンを推しに推した作品を作って頂いたのですが
そこでまた、テストプレイだけでは見えない苦労を経験させていただきました。
カードデザイン、キャライラストから始まりテストプレイをして良し!完成とはいかずパッケージデザイン?箱全体のデザイン?と私が考えてもいなかった苦労が見えてきて

私が経験したのは本当に一部だけだったんだ

なんて改めて思い知らされました。

裏面の説明やキャッチフレーズも考えなくちゃいけなくて凄く悩んだのを覚えています。

あきらさんにはゲームマーケットのお手伝いもさせて頂いて、自分で売る経験
売れる瞬間をまじかで見る喜びも経験できて感謝を伝えきれないぐらいです。

ここまでで
ゲーム内容、デザインの話をしましたがまだ聞いて、見て、経験させていただいた事があります。
盤上遊戯製作所様です。
私の活動拠点である愛知に工場があり見学させて頂けたんです。
そこで実際に機械が動いている所までは見れなかったのですが機械の説明やお話をたくさん聞かせていただいて
モリカワ様とのテバドリの動画撮影や動画裏で一緒に遊ばせていただいたボードゲーム工場はとても楽しかったです。また、工場見学にお伺いしたいと本気で思っていたりします。
あ、テバドリは…本当に買うタイミング逃してます。買いますよ絶対

身内意外と撮影するのがはじめてで凄く緊張して盤上遊戯製作所が頭から飛んでフォローされてたりします。見せられる素材が少なく簡単な動画にはなってしまいましたが精一杯の感謝を伝えた動画でもあります。

実はテバドリ、ボードゲーム工場、かばんにいっぱいと動画で全部紹介しています。

かばんにいっぱいはとてもライトなルールだけど見ているだけでも楽しい温もりを感じるゲーム。
工場は忙しい!リアルタイムでわちゃわちゃプレイする感じが面白くて何より値段以上のコンポーネントが魅力のゲーム。

私の中での上記の方々との出会いがボードゲームで遊ぶ、買う中での考え方に大きく影響し、より大切に、もっともっと例え説明が分かりにくい動画になっても楽しく遊んでいる所を見せようと大切に遊んでますよと日本の製作者様のボードゲームを遊ぶ際には伝わる様意識するようになりました。
もちろん名前をあげればキリがないぐらい製作者の方々の苦労やTwitterでワクワクさせるような新作ツイートを見て大事に、そして楽しく笑える環境でプレイしたいと思っています。

ここまで読んで終わりかと思った方々へ
もう少しだけ続きます。
これからの話です。
実は最近チャンネル登録者が500人を超えたのですが
チャンネル登録が増えた理由を少し考えました。

私の動画のチャンネル登録者数なんですが
ボドゲ初心者が意外と観ている。
ソロプレイヤーが多い。

この2点が他のボドゲYouTubeチャンネルと違う点なのかなと最近感じています。
理由として
Twitterやコメントでたまにはじめてボドゲやカードで遊ぶのですが…みたいなコメントをいただく事がある。
チャンネル登録者が増えている動画が
ドラスレ(ソロプレイ)
コーヒーロースター(ソロ専用)
BULLET(ソロプレイ)
CELLダイソー版(ソロプレイ)
頼りない魔法使い(ソロ専用)
etc…

と、もちろんソロだけで増えてる訳ではないですが最近は7割近くソロプレイ動画の方が支持されているのが数字として出ています。
そこで実はソロプレイの動画を意図的に増やしていました。
ひるがお自体が今愛知にいない事もあり複数プレイの動画があまり出せないのもありますが
ソロプレイ動画を初期の頃から出していたのが結果に繋がったのではないでしょうか?
とはいえ他のチャンネルに比べたらはっきりいって伸びてるチャンネルではありません。
もちろん1000人行きたい!っていう意思はあるけどあまり数字に執着はしなくなりました。
というのも割と早い段階で観てくれた人に楽しんでもらうを意識し始めたので
私の動画ではよくある「チャンネル登録、高評価よろしくお願いします」を言わなくなりました。
かわりにですが動画エンディングにポロンちゃんとの1勝負
ポロンちゃんじゃんけんを入れてます。

ポロンちゃんじゃんけん。動画最後のポロンちゃんの為のコーナー
ボツにはなりましたが実はかなり初期から構図はありました。

ほら?国民的アニメでもじゃんけんするじゃない?
ポロンちゃんをボドゲ界のアイドルにしようと日々努力しています。
動画を最後まで楽しんで欲しい!という考えから作りました。
ちなみにOPは16秒あって
数個ほどボドゲのプレイ映像がながれ概要欄ではなんのボドゲがプレイされているのか書いてあります。
このOPは最初の広告だと思ってカウントダウンが終わるタイミングで10秒スキップしたらすぐに本編にいけます。
なぜ16秒なのか?については
私が動画を観る時はだいたいスマホだと再生してから観やすい場所に固定したり飲み物なんか用意したりしてちょうどいい時間がそのぐらいでした(●´ω`●)
後はこれから始まるよっていう映画を観るような感覚。映写機を回すあのロードショーの映像を意識してもいます。

とまあ、そんな裏話も含め、あさがおボドゲチャンネルは意外と考えて作ってますよっていう話でした。

あと最近の私個人の話にはなるのですが少しだけ暗い話を失礼、いいます。冒頭で話した母親からの虐待もあり私自身、人との距離感がわからない事が多々あったりします。とにかく自分が話さないと存在が消えてしまいそうな気持ちになったり親しくなればなるほど今度はウザがられてる気持ちが強くなり距離を取ろうとしたりと矛盾し存在がわからなくなる事があります。呪縛というのでしょうか?忘れていたはずなのに急になるのです。
母親からは「お前は私の中にズカズカと踏み込んでくるのが嫌いで嫌いで仕方ない。お前をいつか殺しそうだ」と言われたのが心に残っているのでしょうね…
あ、忘れてくださいね|ω◉`)

ここまで書いておいて結局は自分の価値観の変化の話で悩みも苦労も結果時間が解決してくれたって感じでもあります。私の書いた事を否定する、それは違うって思う人もいると思いますがそれでいいんです。
それがその人なんですから(●´ω`●)私は私、それをはっきりいえるようにこれから成長していきたいです。
こんな感じの軌跡にはありますがこれからもポロンちゃん共々あさがおボドゲチャンネルを楽しんで頂けたら嬉しいです。拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございます。

ポロンちゃんの誕生日イラスト。尚、毎年の如くフライングして日付けを間違ってます。ごめんね?

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