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月刊ゆるドア「おんがくとわたしとおんがく」

「イマ」のぼくたちの頭のドアを開けてみよう。という心意気です!
毎回出される1つのテーマを、メンバーそれぞれのあたまとことばで表現するのが目標です。

という趣旨の「週刊ゆるゆる、ドアノブ」

「日常の中での当たり前やいつもそばにあるけどなかなか焦点を当てられないものこと、を改めてよく考えたい!」シリーズ今回のテーマは、

「おんがくとわたしとおんがく」

テレビにMV、街中やお店のBGM、最近ではみんなワイヤレスイヤホンだよね(うどんうどん〜)ってくらい、世界は音楽で溢れてる。音が流れてない日なんてない毎日でいろんな用法容量があると思うけど、

みんなはいつもどんな時にどんな曲を聴きたくなる?テンションあげたい時は?落ち込んだ時は?そもそも音楽って私たちに必要??

まあロックでも聴きながら考えて教えて教えて〜

文:佐藤和樹

まず音楽についてお喋りする前に音の無い世界に想いを馳せたいと思います。

音のない世界ってどんな世界なんでしょうか。
世の中には音のない方がいます。生まれながらに音がない方も、途中から音がなくなった方もいます。
私にはきっとわからない世界です。
でも関係ないで終わらせない世界が優しい世界です。

さて「私にとっておんがくとは」ですね。

私は小学生から高校までずっとサッカーをしてきました。
私は生真面目で神経質な性格で、試合前なんかも勝手にすごい緊張してました。
でもそんな緊張や不安を解消してくれるのがルーティーンでした。
朝と試合前に食べるもの、バスの中で聴く曲、ストレッチ、ピッチに入る前に先に入れる足、
勝った試合の後は験担ぎも兼ねて同じことをして…そんなスポーツマンでした。
特にバスの中と試合前に1人でいられる時に聴く音楽は意識しました。
とにかく気持ちを高める、良いイメージのできる曲はよく聴きました。
サッカーから離れた生活でもそんなところは変わらないままです。就活の面接前は気持ちを高める音楽だったり、バイトの前もいらないミスしないために集中力上げるための手段として音楽聴いてます。

私にとっておんがくとはルーティーンの手段のひとつですね。

文:藤本勇気

音楽が好き。絵とかより全然好き。人並みにフェスにもライブにも行く。外に出るときはiPodが手放せない。人と喋る時以外ずっと音楽を聴いている。人混みや電車とか日常で聞こえてくる音が苦手だから、ほぼ薬みたいな感覚で音楽を聴いている。

私が生活する上で音楽は娯楽以上の必要なものだ。

7歳から大学二年生になるまでピアノを習っていた。小学生の時は金管バンドの部長をやっていたし、高校生の時はアコースティックギター片手に弾き語りなんかもしていた。

「小さい頃からピアノを通して音楽に触れていたから音楽が生活から切り離せなくなった」

そうやって説明できれば単純で、明快で、そして何より音楽にちゃんと触れてきた感があっていいなあと思う。

でも違う。

私の中ではピアノで練習するクラシックの音楽と、歌謡曲だったり、ポップスだったり、ロックだったりする音楽は、ほとんど別のものとして存在してる。

そんでもって、私が生活から切り離せなくなったのは「クラシックじゃない方」だと思う。

(クラシックはじーっとしか聴けないから「生活」に向いてない。ポピュラーミュージックはじーっとも聴けるし、それ以外も合うから「生活」に向いてる。ただ、生活に向いてないって思うだけで好きなんです。)

だから、音楽が生活から切り離せなくなった理由は「小さい頃からピアノに触れていたから」じゃない。むしろ、ピアノに触れていたぶん、ポピュラーミュージックに関心を持つのが遅かったような気さえする。

一番最初に聴くようになったアーティストはSMAPだと思う。保育園の頃、世界に一つだけの花が大好きで、それだけ入ったカセット?を作ってもらった気がする。

次が、平井堅。家に「歌バカ」っていうCDがあって、それで。意味もわからず「ストロベリーセックス!」と熱唱する姉を見ていた。

それから、姉のMDディスクに入っていたYUIとスピッツの曲も何曲か聴いてた。

それでも、自分から他の曲やアーティストを聴いてみたいとかそういう欲は全然なかった。

そういう、「聴いてみたい」衝動を巻き起こさせたのは、Mr.Childrenだった。

全然大げさじゃなく、人生がそこで変わったと思う。

生活に音楽が入り込んで、高校で音楽を通して人と出会って、音楽にまつわる仕事がしたいと考えて、音楽の勉強ができる大学を選んで、その大学で映像に出会って、、、。

つまりですよ?

Mr.Childrenってすごくね?

追記:ちなみにこの文は、チャン・グンソクの「Abracadabra」を聴きながら書きました。この、ベタベタなカッコつけな感じ時々聴きたくなります。皿洗いしてる時とか、テンション上がるんでおススメです。

ミスチル最高!!!!

文:竹中杏菜

今までの人生を10とするなら、音楽を聴いている時間は7ぐらいだ。

これは完全に言い過ぎだが。言葉の綾としてこのぐらい言っちゃっても過言ではない。

私は、人の話よりも音楽を聴いている時間の方が長い。

8歳ぐらいのクリスマス。サンタクロースの到着が先か眠るのが先か、勝敗は翌朝にはどうでもよくなる。ツリーの下には包み。音楽プレーヤーが入っていた。

生来のインドアなので、晴れの日にはPCでyoutubeを起動させて音楽を録音し、雨の日にはPCでyoutubeを起動させて音楽を録音し、雪の日にもまたPCでyoutubeを起動させて音楽を録音した。

歌詞がインターネット上に載っていることを知らずに、長い間、毎秒停止ボタンを押しては自由帳に聞き取れる限りの歌詞を記録した。

GReeeeNのキセキのサビは「太陽に沿って歩いて」だと信じて疑わなかった。

音楽を聴きながらアニメのOPやEDの映像を思い出して想像に追いつけるように自由帳に書き殴る趣味があった。

音楽を聴きながら散歩して、イメージに合う写真を撮ってまわる趣味もあった。

音楽を聴きながら真夜中にタコ踊りする趣味もあった。

聞き取った(聞き取れてない)歌詞を写したノートを見ながら英語風の発音にアレンジし、発音と滑舌を鍛えた。

そろばん塾の行き帰りは、牛小屋の匂いを嗅ぎながら青山テルマのそばにいるねを替え歌にして歌った。

音楽を聴きながら、その曲から連想される色でその日の服を決める習慣があった。正確には今でもある。

周りの人たちと比較してどうかはわからないが、そんな幼少期を過ごしたおかげで音楽に依存する人生が完成した。

音楽とその時に見た情景が同期するシステムが、気付けば導入されていた。

音楽は私にとって、インプットとアウトプットの源だった。インスピレーションなんて胡散臭いものが存在するなら、音楽は常にそれを発信し続けていたし、私は影響を受けていた。

上を向けば空があり、月は一つしかなく、太陽は東の空を出て西の空に沈むように、私の耳にはイヤホンがささっている。

私にとって音楽とはそういうものだ。

ここまでめちゃくちゃかっこつけて語り散らかしたが、得意な楽器は手拍子です。

文:松原一樹

今回初めて、書かせてもらいます!!
下手なりに頑張ります。

私にとって音楽は
「壁」
です。
それは物理的にも精神的にも
初めて自分から音楽に触れたのは高校生のとき。
それまでは音楽番組を観たり、CDを買ったこともなかったんです。
興味がほぼなかったといっても過言ではないです。

そんな音楽とはかけ離れた自分が聞き始めたのは、
・高校に入学した。
・自分の部屋が欲しかった。
からです!

前者は、外界に触れる機会が増えたことです。
例えば、電車の中だったり、繁華街を1人で歩いたり、カフェで勉強したり…。
そんな中にいると、めちゃめちゃ外の声が耳に入ってきちゃうって気が付いたんです。
私にとってその雑音はすごい嫌でした。自分とは無関係だし…

後者は、弟が二人いるからです。
だけど、マンション住まいで部屋は無く、
一人でいられる空間が無性に欲しくなりました。

そんな時に私が手に入れたのはスマホとイヤフォンでした。
簡単に音楽を取り込めるようになって、その音だけ聞けて他の音は聞こえない。
かつての私にとって最高でした。
私は一人になれる空間を作るために音楽を聴くようになりました。

今ではその壁をより良いものにするために色々な音楽を聴くようになりました。
最近はインドに行ったせいなのか、
AppleMusicにあるボリウッド音楽のラジオを聞くと集中できることを発見しました。

これが私にとっての音楽です!

森下栞

私が音楽を聴くのは基本、移動中です。
電車の中です。

以前は家にいる時も好きな音楽を聴く時間がありましたが、今はほんと、家にいる時には聴かなくなりましたね。。。

イヤホンに関して言うと、ひも?ワイヤー?があるほうが好きです。

理由は、私がワイヤレスイヤホンを買ったらすぐ失くしそうだからです。
いつもイヤホンを買い換えるタイミングは、それらを失くした時なので。

酔っ払って、気づいたら無い!ってことが多いです。最悪です。

これまた以前は、ヘッドフォンとか持っていて、それをボロボロになるまで使っていたのですが、今は音楽を聴くツールにこだわりはなくなってしまいました。

好きな人が歌う好きな曲を聴けるだけで満足かなぁなんて思って、
もともと、音質やイヤホンメーカーに詳しくない人間なので、好きな音楽を毎日身近に感じられていれば良い!みたいな感じです。

私ものすごく、電車とか人混みが嫌いなんですけど、そういうのって生きてたら避けられないものだし耐えるしかないんですよね。

だから音楽は私にとって、そんな苦手な電車を乗り切ったり、テンションを上げたい時に必要な精神安定剤みたいなものになっています。

好きな曲はころころ変わるけど、音楽を聴くことはずっとやめられないような気がしています。

最後に、とっても個人的な話で申し訳ないですが、私が最近通勤中に聴いている曲を勝手にいくつか紹介して終わりにします。

まずは、
THE ROYAL CONCEPT 「On Our Way」です。
この曲は、私の大好きなサークルの活動で使われた思い出深い曲です。
朝に聴いて 「今日も頑張ろう!」と思える曲で、
卒業式後くらいからはまっちゃってそれからずっと聴いています。

ばりばり学生時代の思い出引きずっちゃってるやつです。

続きまして、
Base Ball Bearの曲全般。です。

かなりアバウトですけど、べぼべ、一周回ってまたマイブーム来てます。
「YUME is VISION」とか「GIRL FRIEND」あたりかなぁ。
もうすぐ夏だし、ベボベの爽やかな曲みんなで歌ったりしたい。

私歌は下手だけど、カラオケは好きです。

最後は、SMASH MOUTHの「ALL STAR」です。
これは、先月卒業旅行に行った際、行き帰りの飛行機の機内でしつこいくらい聴かされた曲です。

あの時はまたこの曲流すのかよ〜〜、好きすぎだろ〜って思ってたけど、
今となっては思い出の曲です。

この曲を聴けばあの時のことが鮮明に蘇ってくるから。

文:小林新

三ヶ月前に買った安くて使い勝手が良いワイヤレスイヤホンの左耳から音が出なくなった。

ステレオの臨場感はなくなったが、普段特別注聴することのないベースの音だけが響く曲はいつもと違ってこれはこれで面白い。がやはり物足りない。ハーモニーって大事だった。

なので今はiphone付属のイヤフォンを使っているのだが、やはりコードレスに慣れてしまった身には非常に不便だ。というかムカつく。のんきにプラプラ垂れ下がってる白い耳毛は気まぐれに他人の荷物に引っ掛かり、歩いているだけで耳から抜け落ちる。ポケットの中でイヤフォンが絡まる現象に名前を付けようと何回思ったことか。

こんな小さなことでムカついてる自分は本当に三ヶ月前まで街中で音楽を聴けていたのだろうか。これが文明に頼りすぎる人類の退化というやつなのだろうか。とか言って、ただ新しいイヤホンを買買いに行くのがめんどくさいだけなのである。

そんな近況はさておき、音楽の話。

私は過去に向かって生きている人間なので、写真、匂い、友達、ファッションなど生活の中でさまざまなものが記憶を呼び起こすトリガーとして機能するがこと音楽に関しては特にそれがある。

生まれて初めてきいた歌は、ねんねんころりだった(と思う)。

幼稚園の頃母親の愛車マーチでは当時人気絶頂だったモーニング娘。がいつも流れていて、園児仲間と「やっぱゴマキだよね〜」なんて話していた。KinKi KidsのフラワーやV6のWAになっておどろうをお遊戯で踊っていた。

小学生時代、家族で車に乗ってお出かけするするときは父親セレクトの90年代?ヒットソング(ELT、ドリカム、BOOWY、平井堅、B'z、ミスチル、queen、etc、、、)が流れ、車酔いで吐きそうになりながらきいていたのを覚えている。
学校では花より団子が流行り、嵐の主題歌を掃除中に歌っていた。しかしうちの地元長野県は無言清掃なる掟(文字通り掃除一言も喋ってはいけない)があり、よく怒られた。休み時間には仲良い友達5人でラジカセでSMAPの花を流しながら歌った。僕は中居くん担当だった。

中学ではiPodを手に入れ、それまでの与えられる・受動的な音楽の取り込みから自らディグして摂取しにいく時代が始まった。
思春期真っ只中にハマったAKBには告白を強要させられ、フラれた後もなお恋愛の素晴らしさを説かれた。苦しい部活の毎日で、日々の大切さを教えてくれたGReeeeNはポジティブすぎて今はもうきけない。ヒット前の三代目 j soul brothersにもハマった。そういえば彼らの所属事務所「LDH」の意味が「LOVE・DREAM・HAPPINESS」ではなく実は「レモンサワー・ダンス・ハピネス」だということを最近友達から教わった。

高校からは好みの路線が全く変わった。というのもMTVというテレビの音楽チャンネルで海外のヒットチャートや昔のヒットソングもきくようになったから。初めは、PVでやたらと出てくる水着のお姉さんたち見たさだったが、そこでテイラースウィフト、エドシーランからジャックジョンソンなどジャンル問わず幅広く知っていった。地元のツタヤには洋楽の取り揃えが悪かったためもっぱらMTVを毎日見ていた。なぜかYouTubeは見なかった。
邦楽では、彼女からの電話に3コール以内で出なければいけない友達が着信音にしていたマキシマムザホルモンや、他には何故か尾崎豊やさだまさしなど昭和ソングをきくようになった。チャットモンチーも大好きだった。

大学では、80年代洋楽にも詳しい友達が渋谷のタワレコでまずはレディオヘッドやオアシスからと教えてくれたが、ニヤニヤしながら勧めてくる彼が若干こわかったためいまいちハマらなかった。

それからは雑誌やSNS、youtube、ライブハウスなどでディグしていった。特にハマったのはSuchmosやnever young beach、Yogee New Waves、あいみょんなど。アーリーアダプターとして売れるちょっと前に知るのが自分のパターンだった。最近ではモノノアワレやカネコアヤノを毎日きいている。

以上が私の人生の中での大まかな音楽の変遷だが、
初めは記憶だなんだといっていたのに途中から書くのが面倒くさくなり最後はただハマった音楽を紹介するだけになってしまったのが反省だし、今回はみんなが知っているような名前しか出していないのでまた別で個人的に投稿したい。

つまり、
「一緒にバンドやらないか」
と言われてみたい人生だったし、
ブルートゥース飛ばしてあんたの頭に直接歌いかけてやりたいくらいロックな気分今。

ここで一曲書きました。聞いてください、
「ピザと味噌汁」

学生に見られることも少なくなったね
終電に間に合うことも少なくなったよ

銃声が聞こえないこの国で
君は一体何がこわいんだ
整った白い前歯で
君は何を噛みしめるんだ

学生に見られることも少なくなったね
終電に間に合うことも少なくなったよ

ああ大好物は
ピザと味噌汁


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