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詞を書くことについて

14歳の時に康珍化さんの詞に衝撃を受け、その後
「歌が好きだし文章書くのも好きだから、もしかして作詞もできるんじゃね?」
という思いっきり安易な発想で始める。

今までに書き上げた作品は1,200くらい。
秋元康作詞塾及び松井五郎作詞講座修了。
音楽雑誌主宰の作詞コンテスト(複数)上位入賞常連。
日本レコーディング創作コンテスト入選賞ほか。

1997年 インディーズレーベルの企画ユニットでシングルCD発売(メインVo担当)
2010年 鳴島有菜ファーストシングル『line』作詞
他アマチュアの方とのコラボ多数。

尊敬する作詞家は康珍化さん、松井五郎さんなどなど…。
追い込むと書けなくなるタチなので、書けない時は書きません(笑)
まったりのんびりやってます☆
ちなみに作曲はできません(メロディは浮かぶけど曲にできない)。
詞を書くときは自宅のPCで打ち込むことが多いです。
作業する時間帯は特に決まってないかなぁ。朝でも夜でも書きたいときに。

詞先の場合は…
浮かんだ言葉をどんどん書き出す→詞のルールに基づいて並べる→順番や文字数を合わせながら徐々に詞の形にしていく…というパターンが多いです。
曲先の場合は…
まずは、とにかく曲を聴きます。ある程度覚えるくらいまで。
で、どんな歌詞にするかというイメージができたら、おもむろに、
「あああっああああー あああー」
というように、メロディの文字数を聴き取ってWord等に打ち込んでいきます。
※Aメロを「あああー」、Bメロを「いいいー」、サビは「うううー」てな感じで書き分けておくと、作業するとき間違いにくいです。曲の最後まで書き取りが終わると、画面が「あ」とか「い」とか「う」で埋め尽くされています(笑)
そしていよいよハメコミしていくわけですが、基本的にはサビから決めていきます。
「うううーううううー(7文字)」をたとえば「キミが笑えば(7文字)」等のフレーズに置き換えていくのです。
普段からフレーズや面白い言い回しが浮かんだらストックしているので、そこからゴソゴソ漁って使えそうなものをあてがうこともあります。
途中からパズルを解くような感覚になり、「あああー」部分を減らしていくのが楽しかったりします(笑)


すべての歌詞が書けたら(埋まったら)、こまごましたチェックを重ね、3日くらいかけて私が“熟成”と呼んでいる工程に入ります。
”熟成”とは、時間をかけて見直すこと。書いた時には気付かなかった過ちに気付けたりします。
思い込みが激しくミスをやらかしやすい私には、この作業が欠かせません(笑)

作詞は作曲と違い、特別なスキルは必要ないため、誰でもできます。
ゆえに、どうしても軽々しくとらわれがちですが、歌を構成する要のひとつであることには間違いありません。
『人に伝える』にはどうすればいいのか、どうすれば人を感動させられるような歌詞になるのか。
当てずっぽうに書くのではなく、基礎や技術を学び、ポイントをおさえることこそが、その可能性を高めるものと信じています。

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