eat as breathing

四季をたべあるいた果ての 晩餐におちゃづけをしょくす

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プラハ名物食べ尽くし-ダイニング編-

-must eat ☆☆- ① Svíčková na smetaně (スヴィチュコヴァー・ナ・スメタニェ) &Knedliky (クネドリーキ) @Kozlovna Apropos 牛のフィレ肉を根菜ソースとクリームで煮込んだ定番メイン料理 サイドにマストでクネドリーキなる、チェコ伝統の「茹でパン」 クリーミーなソースとほろほろにほどけるお肉にほっぺたがゆるゆるに。 もっちり、でも食べ応え抜群のほんのり甘みのあるクネドリーキに どっぷりソースをからめていただきまーす。

    • 深秋のおいしい佐渡

      -お米をこよなく愛す女の、佐渡島渡航食記- いざ、新潟港から両津港へテイクオフ! (ジェットフォイルは泳ぐ飛行機です) -旅のお供- 1. まんまるおむすび。 佐渡産コシヒカリに佐渡産サザエ、佐渡の恵みに感謝結び ラップでしなった海苔、嫌いじゃないのわたしだけ。。。? 2. ソフトクリームパン 保育所のとき大好物やったパンにそっくりなパン発見! 地元のパン屋さんがつぶれちゃって、一生口にはできないと思ってたので、、、 炭水化物に炭水化物の合わせ技です -島の回転寿司ラ

      • Breath -チェコ×beer-

        Good morning, beer Good afternoon, beer my first beer in Prague He is everywhere in Prague with friends with colleagues with lovers People in Czech live with beer. This tummy proves it.

        • Breath -チェコ×秋-

          チェコの10月は"清水の舞台から飛び降りる"並みに気温の落差が凄まじい お昼間はサンサンと太陽が照りつけ、20℃前後まで上がるものの 対して朝晩はぐっっと張りつめたような寒さに だから1日に季節を2つ分くらい跨ぐ感覚がある 「紅葉に半袖」 という日本では見慣れない光景がそこらい中に見られます 半袖の彼女が異常なのではなく、 実際これくらいでも過ごせるくらいに日中はあったかいのです 日の出が大体7時くらいで、じっくり、ゆっくり明るくなっていくので 朝の時間が日本よりゆ

        プラハ名物食べ尽くし-ダイニング編-

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        • Breath-walking diary in czech-
          4本
        • book mark
          3本

        記事

          Breath walking diary in czech -digest-

          -私は息をするようにシャッターを押した 歩き、食べ続けたプラハ8日間- 1カ国に3日以上滞在したのは、 海外初渡航だったフィンランドぶりだ あの頃と違って、新しい旅の相棒ができたし 1人でも海外を楽しむ余裕ができた 渡航期間が初めての時と全く同じだったのは 秋のヨーロッパと何かご縁があるのだろうか 「天文時計前集合ね!」 私たちの新たなチャプターの幕開けに something specialな国に選んだのは 世界最古の天文時計のあるチェコ・プラハだった とはいえ、

          Breath walking diary in czech -digest-

          3連休胃袋メモリー

          中秋の名月ですし、もうすっかり秋ですね なんて言ってられないくらい蒸し暑かった3連休最終日 yohak 焼き鯖と野菜のサラダ&クリームチーズとはちみつサンド 暑さが後押してか、 旬のバトンを渡そうとしていた夏野菜たちも 最後に旨味をぎゅっと振り絞って 無事わたくしの胃袋にゴールしました 汗をたっぷりかいて歩いた分 お野菜の水分と、お鯖様の程よい脂エキスが、 パンの温もりで溶け合うはちみつとチーズの蜜が 体中に染み渡って、幸福で漲りました おにぎりcafe 利さく お

          3連休胃袋メモリー

          Mountain of Egg

          頂上からの眺めより、 頂上目前にあと一歩と、 眩しくてしょうがない黄身を見上げた景色こそが 絶景だ オープンサンドにどっぷーーーーんと乗かった目玉焼き この山頂を目指している時の高揚感というと おばあちゃんが囲炉裏の前で焼くお餅が 膨らむのを今か今かと待ちわびる子どもの心情に程近い 挽肉と香味野菜の落石を横目で追いながら まっすぐと御来光へ口を運んでく あとの喪失感を考慮して ご対面は遠慮がちに、小さくかぶりつく だって美味のクライマックスはゆっくり味わいたいも

          Mountain of Egg

          8th Sep.

          ”フロシキシキ” 陽が傾いてきてちょうど光の綺麗な時間だった 東京都写真美術館の売店で物色していたところ 透き通った、どこからどうみても 風呂敷ではない”フロシキシキ”が目に飛び込んできた きれぇー。 でも惹かれているのはそのもの自体でなく その帯、フォントなのでは 「その帯外せばただのビニールやで」 という自己ツッコミを経て 購入しました。 が、悔いはありません

          食べにゃわからん、撮らにゃ始まらん<2018.Aug.>

          晩夏のひとりごと 喫茶・カフェ編 巨峰とマスカルポーネのマフィン スポンジ質の洋菓子に水気のある食材混ぜちゃいかんってどなたがおっしゃった?いや私が勝手に決めつけていたのかも。 採れたて潤々(うるうる)、さっきま木になっていたかのような果汁とフレッシュなチーズを受け入れるみちみちマフィン@近所のカフェ モーニングのチーズトースト チーズに絡まり死んでもいい @近所のカフェ フレッシュいちごジュース サクレのいちごみるく飴みたいな可愛くてあどけない味がしました @さぼうる

          食べにゃわからん、撮らにゃ始まらん<2018.Aug.>

          波打つページ

          紙の天敵、 それはひみつ堂のもふもふとしたかき氷のような雲から 溶け降りた雨粒 あのなんとも悲しげな波うった紙の姿は いつ見ても気持ちが沈む しかも今日は3冊もやられた。 最近のお気に入り 3 TOPを一遍に。 過去何度もこのような事態に遭遇しているというのに 「まあカバンの中だし大して濡れないだろう」という あさはかな考えに終着する自分に 嫌気がさす GINZA SIXで夕飯に買っておいた ”刷毛じょうゆのり弁山登り”ののり弁がなかったら 今頃発狂して 直りもしない

          波打つページ

          土潤溽暑

          部屋の中から眺める分には 風情豊かでわくわくする季節だけど これまで奥底から夏を楽しめた記憶はない 暑いから、汗で不快、不快、とにかく不快だから でもこんにち、夏もそんな悪くないと やっと思うようになった 記録的な暑さだからか 「汗かくのちょー気持ちいい、みんな海入ろうぜ!」って 筋肉モリモリの小麦色の夏男みたいな発言もできそう 通称「汗かき我慢大会@体育館」の夏休み前集会や 扇風機しかない教室で、あつあつのお味噌汁飲むことも マイナスイオン漂う山の上の大学に登校するこ

          【鑑賞記録01】”悲しみに、こんにちは Summer 1993”

          "「悲しい」という感情が こんなにも美しいだなんて 思いもしなかった" 今日の都内はジメッとした空気から解放され 時頼さわやかな風も吹いたりと 日本にまだ清夏なるものが残っていると確認できた1日だった 今日のような日には夜風にあたりながら キンキンに冷えたラムネ片手に映画が観たい そんな夕涼みにとっておきの作品に先週末出会った "悲しみに、こんにちは Summer 1993" 舞台は蒼々とした自然に 夏の光り煌めくカタルーニャの田舎町。 母を亡くしたひとりの少女が

          【鑑賞記録01】”悲しみに、こんにちは Summer 1993”

          ”おかえり”の味。ミドリ

          兵庫県西宮市。私のアナザースカイ in Japan 何度振り返っても この街に住めてほんまによかったぁ って思えるのは ここで過ごした時間の どこ切り取っても 背景にくっきり街の風景が描かれていて 学生時代を彩るエッセンスだから。 それにどこか地元と似た空気が流れていて、 実際天気も双子かってくらいそっくりで 自分の肌にあってたのかな そんな西宮には 22年間の食人生で 唯一「通った」と断言できる喫茶店がある。 地元ですら、そんなお店は思い当たらない。 というのも食

          ”おかえり”の味。ミドリ

          つゆのいろ

          『水も滴る。』 鉛色に染まる六月の空。 天然パーマ族、試練の時季。 広がる髪を必死に抑え込む、憂鬱な雨降る出勤時。 駅の階段を見下ろすと 大量の傘が、一斉にぱっと咲く瞬間が待っている。 淀んだ空に光がさしこむような。 でも現実はもっともの寂しいもので、 それは花びらが透明なビニールだからなのか まっくろくろすけの群集のせいなのか。 まるで空と心を反射してるかのよう。 そんな日本から色が消えてしまわぬよう、 たおやかに、凜と、梅雨を彩ってくれている花が。 この花なくして

          つゆのいろ