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なにひとつ予想できない、いつもの新しい年へ【毎日note】#133

今日は母と弟、祖父母の住む石垣島へ行く。那覇空港から飛行機でたった1時間の、年に一度の「帰省」だ。ただし、母や祖父母にとっても石垣にそもそもゆかりがあったわけではない。私の両親の離婚を機に、石垣島は偶然的にうまれた私のもうひとつの「ふるさと」となって、もう10年がたとうとしている。そして、私にとっても縁もゆかりもなかった沖縄が、私の大切な生きる場所となってからも、3年がすぎた。


ここ最近のnoteでさんざん今年を振り返った気はするけれど、改めて、今年は、私をなおさら沖縄から離れられなくさせた釣りという遊びに出会った、おそらく今後の私にとっても、とても意義深い年となった。と言うとすごく仰々しい。スパッといえば、釣りに始まり釣りに終わった1年。釣りを中心にすべてがまわっていた1年。もっと言えば、釣り狂いの1年だった(またかとお思いになりながらもいつもいつも釣りのことばかりの文章を読んでくださってありがとうございます)。

スケジュール、お給料の使い方、人との出会い・交流…全てが釣りを中心にまわり、めぐっていた。そして私が今年少しでも成長したのだとしたら、それは釣りのために過ごした沖縄の土地と、釣りによる魚や人との出会いのおかげに違いなかった。

こんなに何かにのめり込んだことは今までにはおそらくない。仕事ではない、でもただの趣味とも言い切れない、私の人生にすでに欠かせないものとなっている釣りが、来年、再来年とまた私の進む道にどう影響を与えるのか、それとも釣りとは関係のないところで私の選択はまた積み重なるのか…

一方で私は自分のためだけにひたすらに自分のリソースを注いできた。なんとも自己中心的で贅沢な30年間だった。

楽しみでもあり怖くもある、そして相変わらず何ひとつ明確に予想できやしない私の新しい年が、少しでも他者のために、一人でもいいから誰かのためにあることを、今から祈りたい。

また、現在続けるかどうかを悩んでいるとはいえ、私にとって学び深く新鮮な体験だった毎日noteをいつもあたたかく見守ってくださったみなさんに心から感謝致します。ありがとうございました。来年もこのnoteという場所で、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

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