見出し画像

鎮驚庵山荘こけら落としコンサート

4月9日(火)は午後1時半より菰野町湯の山温泉の鎮驚庵山荘が3日カフェオープンされたのに伴うこけら落としコンサートを開催させて頂きました。
ピアノの田中紀子さんにご紹介頂き、この歴史ある風光明媚な山荘でコンサートさせて頂く事が叶いました。

鎮驚庵山荘の店内(オーナー萩野さま提供)

鎮驚庵山荘は大正元年(1912)建設の四日市市の医師・森玄佺(正道)師の山荘です。
森正道師は"かんのむし""夜泣き""ひきつけ"に効果があることで知られた鎮驚丸で有名な代々藩医を務めた森家に生まれ、ドイツに2度留学し西洋医学を学び、明治30年(1897)羽津病院(現社会保険病院)を設立された森玄佺(正道)氏の別荘です。

四日市社会保険病院にある森翁顕彰碑

ネットで調べてみますと、岡崎市の八丁味噌カクキューさんに現存する玄佺館は森家の蔵を移築したものだそうです。

鎮驚庵山荘さんの裏側は渓流が。夏は涼を求めれそうです。

数日前より天気予報で雨が心配されましたが、コンサート前の10時には晴天、しかも山桜もこの日に合わせてくれたように満開で、桜をバックに歌えるという贅沢さ!

桜をバックに(撮影:荒尾さま)

遠方からの方も多く、政治家さん、ジャズシンガーさん、ギタリストさん、朗読家さん、歌い手さん….錚々たる皆様にお越し頂き、楽曲にまつわる蘊蓄も交えたオモロイ(はず)のMCで緊張もほぐしつつ、休憩をはさみ10曲1時間程度でお送りさせて頂きました。

鎮驚庵山荘の正門、ここから風情ある石段を昇ります

抜群のピアノサポートの田中さん、オーナーの萩野さん、各所でご協力いただいた萩野さんのご家族の皆さん、そしてお越しいただいた皆様には心から感謝しております。
大正ロマン漂う館は時間がゆっくりと流れております。是非日々の喧騒を忘れに鎮驚庵山荘さんにお越しください!

コンサートの模様は伊勢新聞さまにもご取材掲載頂きました。

この記事が参加している募集

みんなでつくる春アルバム

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?