林 亜季 NewsPicks for Business 編集長 / AlphaDrive 統括編集長

頭と心の整理です。 前Forbes JAPAN Web編集部編集長。ブランドジャーナリ…

林 亜季 NewsPicks for Business 編集長 / AlphaDrive 統括編集長

頭と心の整理です。 前Forbes JAPAN Web編集部編集長。ブランドジャーナリズムを追求し、ジャーナリズムとビジネス、両方の話ができる人間でいたいと思っています。 元朝日新聞記者。元ハフポスト日本版。夜行性です。よろしくお願いいたします。

最近の記事

ニュースとは何かということについて考え、10に分類してみた

記者をしていれば、企業の広報担当の方から、「どうすればニュースとして取り上げられますか」という相談を受けることが少なくありません。掲載記事を広告価値として算定できる時代ですから、広報担当の方々にもシビアな成果が求められています。 現在はビジネスサイドの末端に身を置いていますが、3年前までは現場の末端記者でした。 「この新商品(新サービス)をどういう切り口でPRすればいいですか」といった具体的な相談や、「ニュースとして取り上げてもらいやすいプレスリリースの書き方は」といった

    • それでも記者はビジネス感覚を身につけるべきだと思う3つの理由

      「金儲けのことは気にしなくていいから、記者としての問題意識や興味関心で何でも書いてこい」 というのが報道記者の仕事だと、私は捉えています。 でも、「金儲けのことは気にしなくていいから」の部分に関しては、記者を志して以来、ずっと違和感を覚えていることです。 違和感が高じて「金儲けのことを気にしてみたい」と、いったん記者のキャリアを止めて現在の部署に来ました。いくつかの新規事業開発に携わり3年近くが経ち、改めて表題の思いを強くしているところです。 記者としてもビジネス

      • いま私が新入社員だったら、本気で教えてほしい10のこと

        厳しすぎる新人教育が話題になっています。私が新入社員の時、社長の名前をフルネーム漢字で正確に書けただろうか。実に怪しい。 それにしてもウェブのコンテンツで「●●の10のコト」とか「××の3つの理由」といった見出しが流行して久しい。根強く、私たちを引っかけてきます。新聞ではほぼ見ない見出しですが、一度使ってみたかったのです。ご容赦ください。 私自身は入社8年目に突入しましたが、逆に新入社員の方々には教えていただきたいことばかりです。顧客・消費者・読者・デジタルネイティブとし

        • 音楽をどういうカタチで所有するかという命題について

          音楽って、どういうカタチで所有すればいいのだろうか。ずいぶん悩んでいた時期がありました。 そもそもカタチのない聴覚の集合体をどうやって販売し、どうやって所有するのか。レコード、蓄音機以前は、楽譜というカタチでシェアし、所有していたんですよね。蓄音機やレコードが出てきて、音楽は音の集合体として初めて所有の対象になった。法律を学んだ人間として、こんなにアバウトに所有という言葉を使っていいものかは疑問ですが。 音楽を初めて所有したい、と思ったのは小学生の頃で、憧れのTK先生が紡

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          コンテンツデフレに抗いたくて、まずはnoteはじめました。

          最近、空き時間をなんとか捻出しては、NETFLIXやAmazonプライムビデオなどの動画プラットフォームでよく動画を見ます。 多くは、何かをしながら手軽に見られる30分~1時間のドラマばかり。ゴシップガール。孤独のグルメ。俺のダンディズム。SPEC。ケイゾク。あぶない刑事。空飛ぶタイヤ。推定有罪。隠蔽指令。趣味が出ますね。 動画という無機質な言い方が勿体ないくらい、リッチなコンテンツが盛りだくさん。見ても見てもまた新しいコンテンツがおすすめされてくる。コンテンツのお風呂に

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