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めちゃくちゃ春のにおいがする。

桜の満開予想がでていたり、近所の梅がかなり見事に咲き誇っていたり
ウワ~季節感すご~、と、ぽけッと思ったりするのだ。

さらに、春になると重力ピエロの「春が二階から落ちてきた」も思い出す。
あれめっちゃ好きなんだよな~

急激な温度変化があったり、繁忙期人足らずで忙しく、百歩譲っても私は万全ではないけれど
そもそも万全の日のほうが少ねェんだからこんなもんかとも思う。



足の爪のうまい切り方がわからない。
いつもヨガみたいなポーズをしながら、体勢を変えて、更に変えて、もひとつ変えてを繰り返して挑んでいる。
膝を中に入れて丸くなるだけじゃ、ちゃんと切れないんだよな。

それこそ最近白いしるしを読んだので、この顔と足先の距離で噛みちぎるって、夏目は身体がやわらかいな~と思った。

手もそうだけれど、私は比較的頑丈な爪をお持ちなので、割れることはあまりない。
ただうまく切れず形ががたがたになっていくもんだから、夏は特に色づけて誤魔化している。
もうすぐ素足の季節だ。何色にしようかなァ。



友だちに茎わかめをもらって食べた。
茎わかめを食べると、ラーメンを食べた気分になる。
つまり私の中で茎わかめ≒メンマなのだ。
でも、それならメンマを食べた気分になるのが正解だ。
でも、そうではないのだ。
メンマを食べるとメンマを食べた気分になる。
ラーメンは出てこない。

茎わかめをくれた友だちは帰ってしまったので、
うまい、ありがとう、というお礼の連絡とともに、ラーメン食べた気分になるんだよねと言った。
すると秒間置かずに、「メンマだから?」と返ってきた。

お前は生涯の友だちだ。



部屋の掃除を少し怠ると、砂がたまる。
いつも、なぜお前なのだと不思議に思う。
砂は粒子が細かいため、風に吹かれた彼らは玄関やら窓やら洗濯物に付いてやらで室内に侵入するとのことだが、それにしたって。
ちょっと量、多すぎ。
ほこりはわかる。
ダメだけど、わかるよ。

床に座ると、目につく。
目についたその時に、部屋の隅々まで駆逐してしまえばいいのだが、
怠惰な私は目の前のやつらを倒してそれまでだ。
息をひそめて仲間が来るのを待ち、大群になるその時まで己の力も溜めているようなやつらの姿勢に、見て見ぬふりをする私がちゃんと悪い。

掃除、めmmmmんどくせえ~~(大の字)
四角い部屋を丸く掃くことさえもどうしてこんなに億劫なんだろうな。ほんとにな。

最近は風が強い日が多いから、そこここにやつらは舞っているんでしょうな。あーやれやれ。



この記事を読んでかっこの使い方を学びました。

学んだというか、ニュアンスに触れたというか。
自分なりの使い分けはあったけれど、雰囲気で使っていたのでこれを機に覚えたい。


おわり。

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