レオン(1994)

感想

二次創作のほうで、レオンパロ書いて~、と頼まれて初めて観たのですが、映像の鮮やかさ(緑で始まり、緑で終わるところ秀逸!)、後半たたみかける展開、見終わった後のこの世界に戻ってこれない感じ…どれもとても好みだった。

最後はなんと言ったらよいのだろうね? やるせない、切ない。マチルダはとうとう独りになってしまい、どうやって生きていくのか(生活面じゃなくて心の問題)心配でならない。レオンに人を愛すること、信頼することを教わったから、強く生きていけるんだろうか。

レオンが読み書きも危ういほど学がないっていうのも、とてもハラハラとした。最後まで、トニーはレオンの報酬を横取りしてたのでは?と疑ってた。

最期、「present from」のあとかなり間があったと思うのですが、なんて言うんだろうっていっぱい考えた。「us」?と思ったんだけど、答えを聞いた瞬間、そうか…と唸ってしまったよ。

ネットで議論されてる年齢差は私はあんまり…。しいていうなら、レオンがしっかり断ってくれたのが良かった。好感。あと、初めてベッドで熟睡っていうエピソードも、ありがちかもしれないけれど、とても良かった。レオンがマチルダに心許した瞬間かなと思った。

アマプラで観ました。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FNFBG4Q/ref=atv_dp_share_cu_r

あらすじ

ニューヨークの片隅に立つアパートに暮らす、寡黙で孤独な男レオン(ジャン・レノ)。その正体はすご腕の殺し屋で、レストランの店主という表の顔を持つイタリア系マフィアのボス、トニー(ダニー・アイエロ)という男の仲介を経て暗殺を行っていた。

ある日、「仕事」帰りのレオンはアパートの隣室に住む少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)と、彼女の顔に父親からの暴力の痕があることをきっかけに知り合う。マチルダは実父であるジョセフだけではなく、異母姉のジョアンからも虐待を受けており、継母のマージからはまるで関心を向けられず、幼い弟マイケルとだけ心通わせていた。「大人になっても人生はつらいの?」と尋ねるマチルダに、レオンは「つらいさ」と答える。

その翌日、ジョセフが麻薬密売組織の「商品」を横領したことを見抜いたスタンスフィールドとその一味がジョセフの部屋を襲撃。現場は銃撃戦となり、マチルダの家族は4歳のマイケルもろとも殺害される。家に居たくないと、レオンのためにいつもの2パックの牛乳を買いにでかけ、運良く難を逃れていたマチルダは、とっさに隣室のレオンに助けを求め、レオンはしばし逡巡した後に彼女を保護する。

巧みな駆け引きを駆使し、弟の復讐のため殺しの技術を学ぼうとするマチルダは「ボニーとクライドや、テルマとルイーズみたいにコンビを組もう」とレオンに持ち掛ける。レオンは学がないものの、マチルダに暗殺技術を伝授することをためらう一方、「根が地面についてないということが自分と同じだ」と、鉢植えの観葉植物に強い共感を抱く。

レオンはマチルダに戦術の初歩を伝授し、マチルダは家事全般を引き受けるかたわら、レオンに読み書きを伝授することになった。奇妙な同居生活を始めた二人は、やがて互いに心の安らぎを見出すようになり、複雑な感情と信頼を抱いていく。

ある時、マチルダはスタンスフィールドが麻薬取締局の捜査官であることを突き止める。密売組織の背後には麻薬取締局が絡んでいたのだ。単身でピザの宅配員を装い麻薬取締局に侵入するも、スタンスフィールドに早々に察知され逆に捕まってしまうマチルダ。奇しくも、レオンもマチルダのために、マチルダの一家の殺害に関与した麻薬取締局の捜査官への復讐を開始していた。マチルダの置き手紙を元にレオンは早速麻薬取締局へ乗り込み、拘束されていたマチルダを救出した。

一方スタンスフィールドは、トニー配下の殺し屋が仲間の捜査官を殺害しているのだと目星をつけ、トニーを詰問しに出向く。実はスタンスフィールドこそが、今までトニーを仲介役にレオンに殺しを依頼してきた元締めであった。全てはレオンの仕業であると確信したスタンスフィールドは翌朝、市警の特殊部隊を総動員してレオンの住むアパートに突入。マチルダも特殊部隊によって保護される。レオンは激しい銃撃戦を掻い潜りマチルダを脱出させることに成功する。マチルダとはトニーの店で落ち合うことにし、レオン自身は負傷した突入部隊員を装って脱出を試みるもスタンスフィールドに見破られ、あと一歩のところで背後から撃たれてしまう。倒れ伏したレオンは、「マチルダからの贈り物だ」と言って、スタンスフィールドに何かを手渡す。それは手榴弾の安全ピンだった。スタンスフィールドがレオンの体を改めた途端、彼を道連れにレオンは自爆を遂げた。

一人残されたマチルダは、トニーに殺し屋の修行をさせて欲しいと頼むが断られる。レオンの遺産は彼の意志により、トニーが管理して少しずつマチルダに渡されることになった。マチルダは学校の寄宿舎に戻り、レオンの形見となった観葉植物を学校の庭に植えるのだった。(Wikipediaより)

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