部落めぐりと天理教

東京の友達が大阪に用事があるのでやってきた。
一緒に遊びに行った。会うのは2回目だ。

大人が遊ぶのって何?カラオケ?飲みに行く?スポーツ?あとよくわかんないけど相手によっていろいろ変わるよね。

その友達とは「部落巡り」をします。

(部落出身者の方が読んでたらごめんなさい。しかし我々もある程度の知識と礼節をもって行動しています。)

前回に遊んだときも行った。真冬で雪でとても寒かった。
私が住む某市の巨大部落を車でぐるぐる見て回った。建物は古く、道はグネグネ。路駐だらけ。人権センターが何軒も。ガチの部落見れたって感じでした。

今回は快晴!つけ麺食って隣の市へGO!
車でぐるぐる。小綺麗な改良住宅群。駐車スペースあるから路駐も少ない。スーパーなどはないのに1軒だけある肉・ホルモン屋。いいね〜いいね〜香ばしいね!ふれあいセンターが何軒も!

二人で興奮しギャーギャーやいのやいの言いつつ、天理教へ。
天理教は思ったよりずっと、ずっと広かった…!

どなたでもどうぞ感がもう天理教で言う「ようこそ おかえり」を体現していて良かった。小さい子もキャハハーと楽しそう、それを咎めることもない。20前後の茶髪ロングの子たちが友達同士で来てたり。法被着てたり着てなかったり。

巨大な回廊になっているのだけど、どうやらみんな逆時計回りに歩いてる。私たちは時計回り。でもそれを咎められることもなし。

神殿(ぢば)は広大な畳が敷かれている。そこにポツポツと人が寄り、静かに何か拝んでいたり、手のひらをヒラヒラさせて祈っていたり、家族で来てたり。
そしてそれを覗き見る、おもくそ観光の私たちが咎められることもなし。

静かに奉仕作業に勤しむ人々。
砂利を拾っているので「甲子園か…?」と思ったが実際は枯れ葉やゴミを拾っている。

とにかくあちこち拭いている人々。お清めだね。回廊一周(400メートルぐらいあるんじゃ…?)を拭いて回っている人。床を拭いている人。
イスラム教のおかあさん(目以外覆ってる)も拭いている。
黒人の男性が法被着て写真撮っている。

みんな自由にのびのびしていた。

海外観光客に英語で案内する人には「翻訳課」のバッジが。

天理教のほぼ隣にある「天理よろず相談所病院」はデカイ!見た目は天理教の建物のようで病院に見えない。
そこで見かけた「事情部」。何をするところなんだ?!!

天理教から駅まで?続いているアーケード街。これ地方都市ならシャッター商店街になってて普通だが、ほぼ稼働している。本屋は天理教関連がいっぱい。
そしてどの店でも100枚単位で売られている祝儀袋。教徒が課金するため?

駐車場は無料。どれだけようこそおかえりだよ。

また行ってもいいなあぐらい楽しくてひらけてる場所だった。

友達は来月も遊びに来る。
年齢関係なく、好きなことの話ができるのは楽しくてならない。
次はどこの部落を巡ろうかな。

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