第18回『ストレイキッズ 東京ドーム公演』

お久しぶりです。あさい妹です。
夏の暑さに負けないくらい熱い戦いとなった麺甲子園。決勝が近づくにつれて緊張も高まり、終わる頃には「もっと試合が見たかったなぁ。」としみじみしつつ、気付けば秋と一緒に爽やかな気持ちになっていました。

まだ麺甲子園の余韻に浸っていたいところですが、ここでは”浅井”というどこかで血が繋がっているであろう同姓の2人が交換noteをします。


2023年10月29日。
夫とStray Kidsのライブへ行きました。

知らない方のために軽くご紹介すると、Stray Kidsは韓国の男性アイドルグループです。

元々K-popが好きだったあさい妹ですが、今まで興味を示さなかった夫もハマるくらい、今K-popがとにかく面白いです!

昔は K-popアイドルに対して『みんな顔が一緒じゃん!』なんて声も耳にしましたが、 BTSが自分を愛そう!というメッセージを伝えていたり、女性アイドルグループ MAMAMOO がありのままの姿でカッコよくステージを魅せていたり、自分を大切にすることの意味を深く考えさせてくれる音楽へと進化していったように感じます。

また音楽以外にも、ヘアメイク、ダンス、演出、映像も計算しつくされていて、ビルボードのランキングに入ることも珍しいことではなくなりました。普段聴かない方も、SNSや街で耳にしている音楽があるかもしれません。



さて、話が逸れてしまいました。
Stray Kidsの他アイドルとは変わっている特徴をあげると、ほぼ全ての曲を自分たちで作っているところだと思います。大きく分けるとノリのいい曲、毒っぽい強めの曲、やさしい儚い曲があり、初心者にオススメしたい曲はこちらです。

《あさい妹のおすすめ曲リスト》
SLUMP
CASE143
MANIAC
Back Door
Thunderous
MIROH
S-Class
God’sMenu
Hellevator

《メンバー紹介》
 ※( )の中は私が受けた印象です。
①バンチャンさん(いつも笑顔のリーダー、作曲もできます)
②チャンビンさん(ラップが上手すぎて一度聴いたら忘れられない)
③ハンさん(空を突き抜けるような高音ボイス)
④LEE KNOWさん(元BTSのバッグダンサー。ミステリアスな性格)
⑤ヒョンジンさん(ステージでの憑依したような表情とダンスが魅力的)
⑥フィリックスさん(麒麟です並みの超低音ボイス)
⑦スンミンさん(子犬のような見た目で癒し系の歌声)
⑧I.N(アイエン)さん(最年少で、とっても謙虚な性格)


それでは紹介はこの辺にして、東京ドーム公演をレポしていきたいと思います。

ちなみに今回ライブに誘ってくれたのは、夫でした。夫はTWICEのライブも当てたり、チケットを取るのがとにかく上手い。夫に「チケットを取るのが得意で羨ましいよ」と話すと「得意も不得意もないでしょ」と言われましたが、私の場合ライブをやっていたことすら気付かないですから…。


公演前、夫と腹ごしらえ(牛丼)して東京ドームへ。
入口は顔認証もなくスムーズに会場の中へ入ることが出来ました。しかし、席に辿りつくまでが難しい!これも得意も不得意もないでしょと思われそうですが、迷うことなく席に座れる人は一体どんな修行をしたら、すんなり早く席に座れるのでしょうか。私には不思議でなりません。

チケットにははっきりと”2階席”と書いてあるため、素直に2階に上がって席を探す。

(え!2階席でもこんなにステージが近いの?!目合っちゃいますけど!?)

と鼻息荒く興奮しても、席はなかなか見つからない。

(私たちの席はどこ…)←半泣き

時間に余裕を持って来たはずなのに、気づけば開演5分前。
やっと見つけたスタッフの方に確認してみると、たしかに私たちの席は2階席で合っていた。しかし、次のスタッフの言葉に固まった。

「あ、こちらは外階段で4階まで上がっていただいて〜」

(よ、ヨ、、4階…!!??!?)

会場がどんどん盛り上がっていく中、汗だくで階段を駆け上がる。
家を出る前、どうして私は長袖に着替えてしまったのだろう…。
鼻息荒くして興奮していた席がどんどん遠くなっていく…。


(2階席だけど…4階…)


(2階席なのに…4階…)

(なぜ…なぜ…なぜ…)←こだましてる

階段に高さがあるせいで、一段一段登るたび筋肉がプルプル震えている。
まだライブが始まる前だというのに、私は足の疲労感に絶望した。このライブ、一体何時間立つのだろう…という最低な疑問がF1の速さで頭上を通りすぎたがStray Kidsが登場した瞬間、その不安は一瞬で吹っ飛んだ。


会場 \キャーーーーーーーー!!/


夫の前で他の男性を褒めるのは遠慮してしまうけど、やっと会えたStray Kids。純粋にこれは…


誰がどう見てもかっこいい!!!!!


夫も同じことを思ったのか、2人で目を合わせて微笑んだ。

するとその瞬間、夫の隣の席いた若い女の子が

「ぎぃえええええええええええああああああ!!!!!」


と叫んだ。

彼女の叫び声は間違いなく東京ドームの中で一番大きく、サンシャイン池崎くらい迫力があった。

彼女の推しが大画面で映し出されると、

「ぎぃええええええああああああああ!!!」

彼女の推しがMCで話し始めると、短めに

「ぎぁあッ!」

彼女の声帯の強さに驚きながらも、推しのいる生活ってなんて可愛いのだろうとほっこりした。


ライブ中、時々夫と目を合わせて2人で微笑む。


(にこっ)


「ぎぃえええええええええええああああああ!!!」


(にこっ)


「ぎぃえええええええええええああああああ!!!」


(にこっ)


「ぎぃえええええええええええああああああ!!!!!」


このターンを繰り返し、あっという間にライブは中盤へ。
ついに夫が、隣のサンシャイン池崎について口を開いた。






夫「(小声)さっき深く咳してた。」







夫よ、こんな時に笑わせるなよ。

彼女はたまに深く咳き込みながらも、最後まで叫び続けた。最近、歳を重ねたせいか地蔵(じっと聴いている人)になりがちの私は胸が熱くなった。あんなに叫びたくなるほどの衝動に駆られている彼女は、本当に最高だ。


Stray Kidsのライブは、歌もダンスもライブセットもモニターの数も音の良さも照明も、なにもかも意味が分からないくらい最高だった。全身にカラフルなレーザーを浴びながら「エジソンさん、あなたの発明した電気はついにここまで進化しました。」と心の中で言ってしまった。バンドの配置が珍しく、シルバニアファミリーのように重ねられた個室の中でギター、ベース、ドラム、それぞれが演奏していて、そんな魅せ方もあるのかと目を丸くして見ていた。


これはK-popライブのお決まりかは謎ですが、どのアーティストもそろそろライブ終了かな?と思ってもアーティストが全然帰らないところが面白い。
どの席に座っていても距離が近くに感じられるようステージが作られていて、ステージが動いたり、トロッコで回ってきてくれたり、てんこ盛りのファンサービスでファンを満腹にしてから帰るところがK-popの優しいところ。
ちなみに今回はアンコールの後、再アンコールまでありました。時間は大丈夫なのか…?



最近色々あって頭が痛くなる日もありましたが、努力の結晶でしかないライブを観たら、私もメソメソしてられないとチカラが湧いてきました。
また頑張ろう。



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アサイ兄へ

魚の知識をもっと身につけたいなと思い、
新しいお寿司屋さんへ転職しました。
がんばります。

あさい妹
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