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第11回『野営に行こうか』



暑い。



本当に暑い。
外気温は33℃もある。



今日は朝から荷下ろしの手伝いをしてきて良い汗をかいた。肉体労働なのだ。体を動かして汗をたくさんかくが清々しい。



僕の知り合いに社長なんだが、もう何年も朝から荷下ろしのバイトに行っている男がいるのだが、その気持ちわからんでもない。もはやジムや筋トレする必要ないのでは?のレベルでいい運動なのだ。




消費したカロリーを取り返すかの如く、おじさんばかりで昼飯に中華(定食¥700!)など食べて釣具屋なんかを覗いたりして、ここらでプールでヒト泳ぎでもしてと思っていたのだがこの「散歩のつづき」の原稿書きをすっかり先延ばしにしていたので急いで帰ってきて書いている。




しかしあれですね、梅雨に入ったと言うのにこのところ夏日のような暑さが続く。これではヒトも動物たちもたまったものではない。



ウチの愛猫「チャコ」も毎日ぐったりとうなだれている。

最近、毎晩膝の上に来てくれるけど最後必ず怒るのなぜ😢

彼らは毛皮を身に纏っているからヒトよりもきっと暑いだろうなぁ。





先日、名古屋の東山動物園にシャバーニを観に行ってきた。


シルバーバックのハンサムなボスゴリラだ。数ヶ月前にも観に行ったんだが、無性に会いたくなりまた観に行った。


暇を持て余し、シルバーバックの背中で語るシャバーニ


家から30分でボスゴリラに会える。
ボスゴリラに会うには好都合の立地で恵まれており幸せだ。



退屈そうに枝葉を食べている。
ガリガリくんを差し入れしたい。


飼育室の温度はわからないが、シャバーニの他のゴリラたちも暑さと退屈で暇を持て余しているようだった。





動物園にはゴリラの他、チンパンジー、なんとかサル、サイに、ゾウ、キリン、コツメカワウソ、コアラなんかがいてみんな気怠そうにじっとしていた。動物たちもさぞ暑いのだろう。





僕らは暑くとも、部屋に入りクーラーを効かせてアイスコーヒーなんか飲めば涼しくなるから、なんだか気の毒ですまぬすまぬと思いつつこの原稿を涼しい部屋で冷たい麦茶を飲みながら書いている。





ここのところのアサイはですね
リホームの仕事をしたり、動画の編集、音楽制作、本をひたすら読むなどをして、インプットインプットインプット。。。。




夜は相変わらずハイボールを嗜んでいる。最近、もうどれだけ飲んでも一緒なのだからいっそのこと「酒を飲まなくてもいいのでは?」「酒をやめようか⁉︎」とも思うのだが、夕方を過ぎる頃になると「ムクムク」と酒の虫が疼くのである。




この前も幼馴染みと一晩飲み、ハイボールが進むたびに「正」の字を書く我に「何をしてるのだ?」と。「ちゃんと記しておかないと何杯飲んだか忘れてしまう」といったところ大いに笑われた。ほんと忘れちゃうんだから明日の自分のために仕方なく点けている。



飲み出すと止めどなくなってしまうので飲み過ぎ防止のためと思って始めたのだが思うような効果はなく、ぐんぐんぐびぐび飲んでしまう。終いには「飲み過ぎるのはこのグラスが悪いのだ!」とグラスのせいにする始末である。とほほ。







この酒を飲む時間を「創作」や「本を読む」時間などに割けば相当にお利口さんなアタマになるはずなのだが、どうも年々アタマの中が「空洞化」している気がする。




なので最近は少しの時間でも興味のある本を乱読している。今後、勉強不足のこの頭には相当な勉強量が必要と思われる。良き本があったらどなたか紹介願いたい。


最近読んでいる、または読み始めた本をご紹介

立花隆先生は親戚の叔母に勧められて




ビジネス書の孫子の兵法は既読だが、
学術書の孫子を読む事に。勉強になる。



ラオスにいったいなにがあるのだろう?か?




これまた歴史。最近になってやっと勉強しだした。遅い。




これは何度も読んだ本。すごく良い。オススメ。




ちゃんと教授と向き合おうと思い。




これは養老先生の愛猫まるの本。大切に読みたい本。




そして何度目かの深夜特急。また旅をしたくなる。




これも養老先生のオススメ。読むの楽しみ。


森田さんは前から気になっていた。初読だ。




と、同時期にKindleでも読んで10冊以上もの本を読むこの濫読血眼ぶりであり、本の内容と教訓が身につけば良いのだがと思うが、たぶん1/10も頭に入っていないだろう。ぴえぬ。


こもってばかりではと先週末には長野から黒部ダム、富山、新潟の糸魚川を抜けて石川、福井の東尋坊まで高い所ばかり行く長距離のドライブに行ってきた。


黒部ダム。吸い込まれそうな高さと青さ。


サスペンスドラマでよく見る東尋坊。
完全な観光地でサスペンス感ゼロ。



標高があるところは涼しくしかし盆地、陸地は何故にこうも暑いのだ。



暑い暑い言っていても始まらないので、





今回はもう四半世紀も続けている「野営」について少々書く。



昨今のアウトドアブームと叫ばれる数年前から仲間を集めて全国各地で野営をしてきた。

コレは10年ほど前か。リヤカーを借りて荷物を運ぶ。
昨今のオシャレアウトドアとは一線を画す。


便利でおしゃれな「キャンプ」とは一線を画し、テントに寝袋、鍋と食料などを車にどかどか積み込み、山奥に入ったり、海辺で一夜を過ごす無骨な「野営」だ。


薪集めて焚き火してなんでも焼いて食う。

カラスに食料をつっつかれたり、猪がテントを襲撃してきたり、猿の大群に襲われたりもした。今考えるとかなり危険な場所でやっていたなぁw





夜は焚き火を囲んで夜更けまで酒を飲み語らう。




「野営」は僕にとって至って自然な行為であり人生と共に歩んできた。




炎天下の下でも行われる。
砂まみれ、日焼け、煙で燻された野営隊面々。


当初は少人数で行われていた「野営」だが、10年ほど前から神田の酒場「ツバキ」を根城にし我らは「野営隊」と名乗り、アサイが隊長となり着々とノンベイの間に知れ渡り隊員を増やし、今では全国に隊員25名ほどの大所帯になった。




気のおけない仲間と同じ釜の飯を食う、焚き火を囲み酒を飲むは自然発生的に行われてきた。



そんな「野営隊」の集まりも3年のコロナ禍により自粛をした。


そしてそのコロナ禍の間に野営隊員であった青年たちは素敵な女性と出会い結婚をしパパとなった。




この3年で人生の大きな転機を迎え、家庭も仕事も忙しく、奥さんと赤ん坊を置いて気軽に「野営」に参加できない隊員が多くなった。さらに遠隔地に引っ越し物理的に難しい隊員も。年々、野営に参加しずらい環境になってしまったのだ。



「一晩や二晩ぐら野営したって良いじゃねぇか⁉︎減るもんじゃねーしよ。」と隊長が言ったところで隊員たちも奥さんには敵わない、従うしかないのである。




今年に入って1月は関東の寒空の海岸で、

大自然の中で仲間と飲む酒は格別。
野営をしたら来た時より綺麗にが鉄則。
ゴミを拾って帰るのが我々野営隊の良いところ。



2月は琵琶湖辺りで大雪に降られ、

夜が明けて雪解けしてなんとか動けて助かった。






3月、4月は天候に恵まれず、5月は主催者おめでた、6月は企画倒れ、とほとんど実行できておらず、隊員の中からは「早期野営開催!即ドカ飯!即ドカ酒!」と声を上げる最右翼隊員もいるので、開催を考えなければならないがこの暑さだもんんあぁ、、、涼しいところへ行くしかないかな、とも考えている。



いつも野営で集まる際には10人や15人と大所帯なので、今後は少数精鋭で頻繁にやっていくしかないのかとも思う。




東へ西へ、どこでも野営に行くのだ。



なので今月末ぐらいからテントと寝袋、釣竿積んでトラックで全国行脚でもすっかなぁ、、、と梅雨の合間の猛暑日に考えている。全国のみんな野営をしよう。連絡をくれい。




6月19日(月) アサイタケオ
ハイボールは薄いグラスに氷たっぷり、45mlの白角にウィルキンソンがお気に入り。

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