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【ネタバレあり】映画「東京リベンジャーズ」の感想【原作履修済】

本当にこいつnote書かねえなって感じで気がつけば10月。
こんにちは、浅生です。
今回は珍しく、映画の感想を書こうかと!
そもそも浅生は映画館まで行って映画を見に行くのが苦手でして……長時間ジッと出来ないお子様なのです。
なので、映画の感想どころかそもそもそんなに映画みない! そんな浅生が見に行ったのが
「東京リベンジャーズ」
※原作は「東京」と「リベンジャーズ」の間に「卍」が入るのですが、映画は入っていないのでそれに倣っております。

昨日で公開が終わった(はず)ので、区切りもよいので感想を書くことにしました!

原作ファンうるさくてごめんね

原作ファンの浅生は、アニメ化と映画化が決まった時
「いや~こういう原作ありの映画化って大体ファンは絶望する作りになってるでしょ」
と、すごく失礼ながら期待していなかったのです。
でも、やっぱりどんな出来なのか気になる! あと予告が面白い!
期待と不安を抱きながらも、映画公開初日、さっそく見に行ってきました。
全体的にはよかった!
とても!!!よかった!!!!!!!!!!!!!
不安が大きかった分余計だったのかもしれませんが、ちゃんとしてる~!って感動してしまいましたね。
個人的にはドラケンの迫力と、武道の残念さ&真剣さがよかったです! とてもリアルに感じて、ぐっときました。
まあ、もちろん「はあ?」とキレ散らかしたところもあるんですが……。

設定変わってる問題

映画から入った人のは気にならない、原作ファンだけが引っかかたところです。逆に言うと、変えてもそこまで問題はなかったんだな、と勉強にもなりましたが。
原作と映画で変わった一番主なところは
・キャラクター達の年齢(タイムリームした先の)
・武道のバイト先
・武道と日向の出会い
・パーちん(林田春樹)が逮捕されない
この4つになります。
(他にもあるぞって突っ込まれそうですが、一番大きかったのがそこ、ってことで!)
年齢に関しては、中学生から高校生になったんですが、これって多分
演者が学生時代も演じるから
一番の理由はここだと思うんですよね。直人なんて武道と出会った時小学生なんで。さすがに難しすぎるし。映画でもモブに「中学生?デカいねー」とかイジメられたし(あれはアドリブなのでは?とか勝手に思って聞く度にニコニコしていました)
あと、大型バイクを乗っていること。
スタッフロールに法律事務所の名前が書いてあったので、そういうちょっとした細かいところも指摘されて年齢上げることになったのか?とか穿って見ていました。
そしてパーちんが逮捕されない件。
これ、逮捕されない方向にした理由はわかるんですが(映画にはパーちんの下にいる副隊長のペーやんを出していないから。逮捕される方向&ペーやんまで出してると話がまとまらなくて2時間で描ききれない)なんか違うんだよなーってずっと引っかかっています。
理解は出来るけど納得は出来ない……そんな心境です。
でも逮捕されない世界線になったおかげでペーやんは悲しい思いをしないで済むし未来で結婚することになる幼なじみちゃんも不安にならないからハッピーな世界ではあるんだよなー思うオタクなのでそれはそれで……好きだよとか思ってしまう……。
唯一納得出来ないのが、バイト先と日向との出会いですね!
バイト先変える理由なんなんですかね????? よくわかりませんね! 店長を返して!!!!!!!!!!!!
日向との出会いを変えられたのも、割と納得いっていません。
年齢変えたからそれに合わせたのはなんとなくわかるんですけど、でも変えたことで今後、稀咲の感情を表現しづらくなるんですよね。
いや、実は知り合いでしたという新たな設定つければなんの問題もないことはわかるんですが……そこはなんか違うって……あれは日向の気持ちが他者に向く瞬間を稀咲が見ていないと成立しないわけで……んんー!!!!!
そんな感じで、映画全体を通してよくても、要所要所「え?」って思う箇所があってモヤモヤも止まりませんでした。

設定っていうかもはや基本

これはもう散々、同じ東卍好きな知り合いと語ったことで、設定関係なくわたしが個人的に突っ込んだ箇所なのですが。
「三ツ谷隆が武道に微ギレする時の佐野万次郎の呼称が違う問題」
武道が倉庫で「愛美愛主と抗争しないでほしい」とマイキーにお願いするシーンがあるんですよ。
その時、そばにはドラケン、三ツ谷、パーちんがいたんです。
で、これにキレるパーちん(そもそも愛美愛主との抗争はパーちんが友達のかたきを討ちたいために始まったこと)を、止める三ツ谷。
そこまではいい。そこまではわたしの想像する三ツ谷隆だ。
が、次のシーンで。
「ちょっとマイキーくんに気に入られてるからってシャシャッてんじゃねえぞ」
マイキー”くん”??????????????????
三ツ谷とマイキーは同年代で、創設メンバーなのです。
なので、三ツ谷がくん付することはないのです。
原作でも、くん付はしていません。呼ぶ時は”マイキー”です。
なのにまさかの”くん”付け!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!!!!!!!
それ以降はくん付していないので、多分台本もそこまで間違えたんだろうなーって感じなんですが……それでもインパクト強すぎて、初見は意識が飛んで以降のシーンあんまり覚えられませんでした。

よかったシーンもたくさんありますよ!

ちょっとここからは箇条書きになってしまいますが。

・直人から「タイムリープ出来る」と言われた時の武道の反応
→普通の人間の反応!って感じで、それがすごくリアルに感じてよかったです。普通に考えて「いやこいつなにいってんの?」ってなるんだよ! そりゃそうだ!

・山岸くんがマジ山岸くん
→これ言い出したらアッくんもタクヤもマコトも原作のまんまだったんですけど、特に山岸くんがマジ山岸くんだったんですよ!
態度とか声のトーンとかマイクにギリギリ入るくらいの小声とかちょっとした表情とか全部、原作で見ていた山岸くんまんまなんだよな~ってなって愛おしさが爆発しちゃう。
個人的には、キヨサマくん達にボコられた後の「俺のメガネどこ?メガネ」って言うところが好きですね。かわいい。

・キヨマサくんがマジキヨマサくん
→わたしキヨマサくん大好きだから厳し目に見ちゃうと思ったのですが、いやもう本当にキヨマサくんマジキヨマサくんでした!
イケ好かないところとか、口車に乗ってうっかり刺しちゃうところとかちょっとした目つき、口調、態度……全部が想像通りのキヨマサくんで、リアルにいたら絶対こう!!!!!!!!が形になったようでとても嬉しかったです。キヨマサくんマジキヨマサくん!(語彙力ゼロ女)

・日向が最初に武道くんを手当てする駐車場でのシーン
→あれは完全に映画のオリジナルでしたけど、日向の気の強いところとか、明るいところとか、優しいところがまるって出ててすごくよかったです。
あと、日向の「なら頑張って」が個人的にすごく好きなんです!
映画の武道にとってその一言が背中を押す言葉になっているし……よきシーンです。

・直人と武道の握手
→屋上のシーンは原作通りなんですけど、そこを受け継いで次でもギャグにしちゃうのが可愛くて好きですね!
こういうオリジナル要素なら喜んじゃいます!
あと可愛いという意味では、屋上で握手して戻ってきた時の武道の「なおとぉおおお!」っていう叫び声も可愛いですね!

・対愛美愛主との最終戦の時の三ツ谷とパーちんのさりげない共闘
→柱の辺りにパーちんが押さえつけられて、逆に三ツ谷が愛美愛主を押さえつけるシーンがあるんですよ。
その時、押さえつけた状態でパーちんを殴ろうとしてる相手に三ツ谷がパンチ食らわす。そしてその直後、今度は三ツ谷くんが相手をしていた愛美愛主の人が攻撃しようとして、それに蹴りを入れるパーちんっていうのがあったんです(パンチと蹴りは逆だったかも)はぁぁぁぁぁ渋谷二中コンビーーーーーー!ってなりましたよね。
あくまでもさりげない、でも強いふたりだからこその一面でキュンキュンしました。

まとめ

まとめって書きましたけど↑が全部とっちらかっててなにをまとめるのかって話ですが。
とにもかくにも、気になる部分はありながらも全体的には東卍の面白さやかっこよさが詰め込まれた映画だったように思います。
今回は話の内容的に稀咲や半間が中途半端にしか出ていなかったので、2をやることがあれば(というかやる気満々な終わり方でしたしね)あの人やこの人も出るので、今回同様……いや、それ以上の出来を期待しております!

……ところでわたし、前売り券5枚買ったんですけど残り1枚は使うことなく上映終わってしまったので、前売り券は計画的に買うべき。


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