これからの死
「死」をどうとらえるか。
これは簡単なようで難しい問題。
死を経験してから死とは何かなんて考えられないですから。
パレオさんのブログでも、度々「死」に関するレビューが出てきますが、これといって確定的な論文はないのが現状です。
ただし、死について考えるとモチベーションや自尊心、他人への思いやりや協調性が増加したり、全体的なストレスレベルも減ってよりリラックスできるという論文もあるので、考えるのは悪くなさそうです。
個人的な話なので、あまりペラペラ喋ることではないのかもしれませんが、僕の祖父は現在入院しています。
僕の初ボーナスで家族旅行を計画していた矢先のことでした。
心臓の弁(逆流防止)がボロボロだったらしく、手術で人工バイパスを作りました。
この手術自体はそこまで難しくない手術らしいのですが、祖父が70代ということもあり、手術中に心筋梗塞が起こったみたいです。
幸い手術中だったので、素早く処置してなんともなかったのですが、術後安静にさせるためにしばらく眠らされてたこと、そして肺が弱っていたことで喉に人工呼吸器の機械を入れました。
そのせいか、今は喉から直接酸素を入れるための器具を付けてますが、水すら飲み込むことが困難な状況です。
さらに、声帯の下に器具を付けているので、もちろん声なんて出ません。
症状的には、脳梗塞を起こした人に見られる症状だそうです。まぁ、手術中に一度心臓が止まってしまってるので、その影響で若干脳にダメージを与えてしまった可能性があります。
脳は怖いですね。
入院費は月に13万円ほど。(手術費は除く)
オムツとパジャマだけでも月3万円です。
高い。。。
リハビリはしていますが、喋ることも歩くこともままならないのに、医療の発達によって長生きできてしまっています。
もしかしたら、他者から生かされてるとも解釈できるかもしれません。
仮に退院しても、障害者1級なので、自宅に帰ってくることは難しいです。
同様に、今の日本ではこうした生かされた高齢者が多いんだろうなと思いました。
内閣府の発表によれば、平成26年度末時点で要介護者は約600万人なので、平成30年度時点ではもう少し増えているでしょうし、これからも増える傾向にあると考えられます。
プラスして、日本の医療費はどんどん増えていきます。
賛否両論あると思いますが、僕は介護されてまで生きたいと思えないです。それは祖父も同じかもしれません。
かといって死ぬことが許されるわけでもありません。
昨今、人生100年時代と言われていますが、健康でなければ寿命が延びても意味がありません。
今回の祖父の件で、改めて健康の大切さを痛感しました。
だからこそ、パレオダイエットを続けることに意味がありますし、これからも続けます。
そして、家族旅行が実施できなくなり、その代わりに祖父に何かしてあげれないかとずっと考えてきたわけですが、僕の中で結論がでました。
1つ目は、なるべく会いにいくこと。
2つ目は、家族写真を飾ってあげること。
なるべく会いにいくことは言わずもがな。
祖父が亡くなった時、あの時お見舞いに行ってあげればよかったと絶対に後悔するので、可能な限り顔を見せに行く。
僕も入院の経験あるのでわかりますが、やっぱりなんだかんだ入院中は家族がくると嬉しいもんです。
なぜか安心するんですよ。
入院中は1人の時間が長くて、あれこれ考えてしまいます。だから、家族が来ると安心するんです。
2つ目の家族写真は、精神的なケアが目的。
ストレスで蕁麻疹ができたと聞いて思いつきました。
パレオさんの最高の体調とか、ストレス対策の本とか読んでるから、ストレスの恐ろしさも対策も学んだので、これを生かさない手はないなと。
なので、自然の写真とか、家族の写真(祖父と一緒に撮った写真)を見えるところに置いてあげたい。
家族に愛されてると実感できたら、少しは精神的ケアになると思います。孤独が1番良くないですからね。
多分、特に何かが欲しいとかはないので、そのへんのストレス対策を可能な限りやってあげたいなと思います。
みなさんも、家族を大切にしてください。
めんどくさいと思っても、できる時にできることをしてあげてください。
誰かが喜ぶことを1つでもやってみてください。
この1歩が幸せになるための近道な気がしてます。
お金は手段にすぎません。
使って初めて価値に変わります。
我々は生まれた瞬間から死に向かっています。
幸せになりましょう。
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