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不足の意味【スピリチュアル】

充足を見ず、叶っていないことにすがりつこうとするとき、不足が見える。
その感覚はとても不快なものだ。
不快だから私たちはそれを感じなくていいように、物事を叶えようとする。

しかし、不足は不足でいいのである。
叶えたいと絶望しても、叶わなくてもいいのである。不足があるからこそ充足のありがたさが分かるからである。
また不足を感じている自分はだめだ、ポジティブにならなくてはなんて思う必要も無い。
常にポジティブであるなら、この世に生まれてきた意味などない。
そういった色々な体験をするために生まれてきているのである。

また物事は叶っても叶わなくてもいいのである。
もし穏やかな心持ちで過ごしたければ、そういう思いで過ごせばいい。

そもそも私たちは全てを持っている。
もっていないものは、ほしい、とか、なりたい、とかいう対象にすらなり得ない。
全てあることに気づけば、格段に楽になる。
見えているものは全て自分であり、自分のものだから。

エゴを完全に切り離すのも楽で良いのかもしれない。
けれどせっかくこの世に生まれたのなら、エゴと共に感情を揺さぶられて生きていくのが幸せな在り方かもしれない。

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