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フィンランドのニュースが理解できないとき

先日、フィンランドで騒がれている大規模ストライキのニュースをピックアップ!でも、フィンランド公共局の夕方ニュースを見ても、正直、「え、何言ってるの?」状態でした。

その理由?

フィンランドの文化や社会に関する知識が足りないことと、専門的なストライキ用語がさっぱりだったからです。ニュースの内容を理解するって、思っていた以上に背景知識が必要なんですよね。

そこで、レッスンで先生と一緒にニュース記事を読み進めました。

大切なのは、「わからない」に、じっくりと向き合うこと。先生が手助けしてくれて、重要な単語やフレーズをGoogleドキュメントにまとめてくれました。それは、ストライキをリードしている主要な労働組合の名前や、影響を受けている産業の種類など、知っておくべき情報でした。

さらに、このストライキがただの賃金交渉ではなく、政府の新政策に対する政治的な抗議であることを理解すると、ニュースの背後にある深い意味が見えてきました。日本ではあまりなじみのないストライキ文化ですが、こうして少しずつ理解が深まります。

このあとは、先生がまとめてくれた単語やフレーズを暗記カードにして、コツコツと復習。語学学習は、言葉を覚えるだけでなく、その背後にある文化や社会を知る旅でもあるんですよね。

特に、ストライキを通じてフィンランドの公民権意識や労働組合の役割について学ぶことができ、これは教科書では得られない貴重な知見です。

地道な努力を続けることで、フィンランドのニュースを見たときの「あ、わかる!」が増えていくはず。その小さな達成感が、学習のモチベーションを高めてくれるわけです😌

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