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政府が全面謝罪 ノルウェーテロ映画公開初日に炎上投稿をした法務大臣の無神経さ

【内容】ノルウェーテロ映画化で起きた現地での議論、ヘイトスピーチ問題について

●77人の命を奪われたテロ事件と、標的となった労働党

●右翼ポピュリストの炎上政治家、ヘイトスピーチの温床となっているリストハウグ法務大臣のFacebook

●「労働党にとっては、国家の安全よりも、テロリストの権利のほうが大事」と投稿

●テロ映画の上映日を狙ったかのような投稿

●法務大臣という肩書を理解できていないリストハウグ氏

●当初は法務大臣をかばった首相

●「労働党はテロを政治議論のカードにしている」。教育大臣の言葉が、さらに生存者の心を切り裂く

●「もう私たちの島に来ないで」と叫ぶ生存者

●反省したからではないが、写真の権利が問題で投稿削除

●ノルウェーのヘイトスピーチ問題

●政府が全面謝罪へ

●法務大臣が国会で何度も謝罪

●各党から猛反発を受け、不信任案となる可能性

Photo&Text: Asaki Abumi

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