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A2: 前向きすぎる性格ゆえ、挫折を思い出せないので時系列に書き連ねてみました(回答者:佐藤麻子)

※写真は2014年秋、カヌーで烏帽子岩に向かうツアーにひとりで参加した、茅ヶ崎に友達がいなかった頃のわたし。
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「挫折を教えてください」って、いい質問ですね!

でも、ケイイチさんのって挫折?(笑)

と、思ってしまうけれど、本人にとって挫折なら、それは挫折なのでしょう。
ぜんっぜんキレーじゃん!と、たとえ感じられたとしても。

前田さんは、最初に会ったとき、なんとなく顔色悪くて元気のない人に見えました。ご本人も書いていますけど、フリーになって家族を養っていけるかどうか不安だったそうです。その不安が思いっきり顔に出ていました。

でも、会うたびに顔色が良くなって、イキイキとしてきて、饒舌になっていって。ああ、儲かってるんだな~、わかりやすい人だな~と。

わかりやすくて単純な人、好きです。

さて、わたしもこの質問、悩みました。
ポジティブ過ぎるのか、挫折を挫折と捉えられない性格のようです。

ほんの1年前のことすら忘却の彼方なので、
まずは、会社を辞める少し手前から、今日までの自分の活動を時系列で追ってみます。

時系列で追っていく中に、たぶん挫折が混じっています。
どうか見逃さずにお読みください。

いっくよー。

■2014年6月:川崎市から茅ヶ崎市へと転居(大人の事情により)

■2014年8月:おっかなびっくりブログを書き始める(アメブロ)
公開ボタンを押す手が震えました。ビビりなもんで。

■2014年11月:アメブロからワードプレスへブログをお引越し
この頃は毎朝、湘南ライナー車内でブログの下書きを仕上げ、会社の昼休みに会議室にこもって微調整と公開設定をしていました。好きだからできたこと。

■2015年12月:「3月末でやめまーす」と面談の場で部長に宣言
引き留められることはなく「その歳でしかも独身で会社辞めちゃって大丈夫なの?」的ニュアンスで心配されたことが、当時めっちゃ腹立ちました。死ぬほど悔しかった。

まあ、心配しますよね。そりゃそうだ。

■2015年1月:ブログを基盤とした「茅ヶ崎ゆるり会」という地域コミュニティを作る

■2015年3月:UQコミュニケーションズ退社
我ながら立派な退職の挨拶でした。
前回書いたとおり、嫌いな人だらけだったし、価値観が違うのもわかっていたので、「辞めてどうするの?」の質問に対しては「前の上司が起業した会社にお世話になります」と嘘をついてました。
当時は心配されることが、腹立たしくて仕方なかったので。

腹が立つ=それだけ自信がなかったのでしょう。

失業保険が出る10月くらいまでは、暮らせる貯金があったので
1年くらいはなにもせず、プラプラしていようと心に決め。

歩いて5分の茅ヶ崎サザンビーチで、昼間からビール飲んで海を見てボーっと過ごし。あとはHuluの「ブレーキングバッド」にどハマりして、冴えない教師が麻薬王へと変貌していく姿にドキドキしつつ、彼の一生に想いを馳せてみたり。

ようやく手に入れた自由な生活。
いざとなったら面倒見てくれそうな(稼いでいる)彼氏がいたので、不安はあまり感じず。

意外だとよく言われるけれど、基本、依存体質。
養ってもらえるなら養われたい。

■2015年5月:友人とサンフランシスコへ
知人宅に泊めてもらい、10日間ほど滞在。わたし、旅行とかぜんぜん興味ないんだな、、、と悟る。

■2015年6月:ブログが月間7万PVに届いてビックリ
7万PVあってもアドセンス(広告)収入は1万円未満。厳しい現実を知る。

■2015年7月:ブログのPVアップとあわせて地域コミュニティ「茅ヶ崎ゆるり会」の申込みが増え始める
たしかこの時点で50人超え。ちゃんと面接してからメンバーに迎えていたので、面接が週3人ペースに。

え?わたしこれ無料でやり続けるの?まじで?
と、ちょっと面倒になり「3人同時面接」をし始める。
「さとちゃんは、なんて雑な人なんだ!」と、笑い混じりにやや非難を受けるも、こちとら無料でやってんすよ、と無視。

■2015年8月:ブログマーケッターの松原潤一氏「さとちゃんのコミュニティ有料にしたらいいのに!会費5,000円で!」と提案される
会費制にしてコミュニティを商売にしようと考え始めていたけれど、無料だったものをいきなり5,000円?まじで?ハードル高すぎ!と、大いに怯む。

このとき一緒に大阪のオフ会に参加していた山本真也さんに

「マツジュンが5,000円言うてはるけど、心理的ハードル高すぎて無理やねん」

と、インチキ関西弁でヒソヒソ相談したところ

「3,000円でいいんじゃないですか?」

という、心休まる助言をいただき、会費を3,000円に決める。

■2015年10月:地域コミュニティ「茅ヶ崎ゆるり会」を無料から有料に切り替え
このタイミングで入ったメンバーによると、有料であることを説明するわたしは、かなりピリピリしていたそうです。いまだに言われる。

生まれて初めて「自分で商いを作り」「他人様に買ってもらう」という行為をしたので、緊張感が漲っていたのでしょう。
しかも売るものが「物体のないサービス」だから余計に。

そうは見られないのが、わたしの得なところであり、損なところでもあり。

いまとなっては、悩みのレベルが低すぎて、可愛らしすぎて笑っちゃうけれど、このときのハードルは相当高かった。根っからのサラリーマン気質な自分にガッカリもしました。

■2015年12月:7年付き合った既婚者の彼氏と別れる
この先、なにがあっても、自分で自分(と猫)を養っていかねばならないのだな、、、と大いに不安になる。歩いていた地面がある日突然なくなる感覚。
ちなみに別れを提案したのは自分からです。大きな賭けに失敗。

■2016年2月:地域コミュニティ「茅ヶ崎ゆるり会」が炎上
詳細は割愛。そのうち自分のブログに書きます。
炎上対応に大いに脳ミソを使い、疲弊しまくったけれど、良い経験でした。
一切の感情を排した完璧な対応。自画自賛。

■2016年5月:コンサルタントと契約する
前の年の8月くらいから、アドセンスやアフィリエイトで稼ごうと準備をしていたけれど、PDCAをまわすのが苦手すぎて、性格的に向いていないと判断⇒断念。かといって、コミュニティ運営1本で生活費を稼ぐのは難しい。

貯金も底をついてきて、そろそろ本気で稼がなきゃならないのに、なにで稼げばいいのかよくわからない。

やばい!不安!死ぬほど不安!!

ダラけきった生活を立て直すところからやらなきゃならない。
だれかわたしに鞭を!!!

鞭でぶって。

と思っていたところに、鬼厳しいコンサルタントと出会う。

7歳くらい年下(だったかな?)の男性コンサルタントに、かなり初歩的なところから厳しくダメ出しされ、ハラワタ煮えくり返るくらいにムカついたけど、冷静になってみると、彼の指摘が200%正しいことに気付く。

素晴らしい(わたしの)客観性。

40歳を過ぎて、上司もいない環境で、自分のダメなところを指摘してくれる相手なんて、そうそう見つからないだろうし

ある程度の年齢になると、怒られるために、ダメ出しされるために、高いおカネ払って契約しなきゃならないんだな・・・

という現実を突きつけられ、半年間のコンサル契約を結ぶ。

大金払って契約するからには、コンサルタントの指示にはすべて素直に従おうと心に決める。この考えが、正しくもあり、間違いでもあって、挫折のはじまりはじまり~!なんだけど。

■2016年6月:コンサルタントが提案してきた商品を売るための準備期間
一日中、パソコンに向き合って、課題提出およびサービスリリースの準備。
褒められ叱られ必死に食らいつく。ダラけた生活が一変。他人に見張られているって大事。

■2016年7月:商品リリース開始

・・・

・・・・・

・・・・・・・・疲れちゃった。

ここまで書き進めてみて、この記事が長すぎることにようやく気付きました。

退職から現在に至るまでを時系列で追ったほうが、これからフリーになる人の参考になると思ったんだけど、すでに3,000文字。なげえ!なげえよ!!

が、しかし。

ここからが、いちばんの読みどころで、最大の挫折時期です。
金銭的にヒヤヒヤしていたのもこの時期。っていうか去年の今頃じゃん。

おかげさまで1年経ったいまは、サラリーマン時代よりも稼げているので

「挫折をどう乗り越えたのか」
「なにが上手くいき、なにが上手くいかなかったのか」
「どこで判断を間違えて、どこで軌道修正できたのか」
「それでもいま、後悔していることはなにか」

このあたりが、最もお伝えしたいことなのですが・・・

いかんせん・・・

長い&書くのに飽きてきた(集中力切れ)&時間切れ!!

よって、続きは自分のブログに書くことにします。

あはははは。

まさかの途中でおしまい。

しかも肝心なところを自分のブログで書くという狡さ。

これもすべて、共同運営者のおふたりが懐の広い男性だからこそできる暴挙。前田さん、ケイイチさん、いつも優しくしてくれてありがとう。
2人より歳くっててよかった。年輩者には優しくありたいものです。

自分のブログに今日の記事の続きを書いたら、ここにリンクを貼りまーす。

次回の前田さんの質問、楽しみです!

ほな、さいなら。

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