失敗だらけの海外引越しから、失敗しない海外引越しへ、私の経験3

前回の記事からの続きです。

帰国してから、こちらが想像した以上に所有物が多いことを突きつけられたのですが、その中でもダンボールから出せなかったのがキッチン用品でした。
実は帰国後間もなく1年というところで家を購入、引越しをするということがありました。
そこで出せなかったキッチン用品を出せると期待していたのですが、イメージ通りにはいかなかったんです。

在宅ワーク、家事、育児のバランスが取れず、また片付けているつもりなのに片付いていない、出したかったキッチン用品も出せない、家の中を見ていると心がざわざわしてどうして上手くいかないのだろう、、と自分の力で片付けることの限界を感じるようになりました。
そこで以前から気になっていたライフオーガナイザーという片づけの資格をお持ちの方に片付けサービスを依頼できる機会に恵まれました。お値段は安くはないし、家の中を人に見せる、というのはとても勇気のいることでした。

そしてその作業に来ていただくまでにできることとして、できる限りモノを見直して減らすことを決意しました。
結果的にかなりモノを処分し、依頼したサービスのおかげで自分や家族が暮らしやすい家を目指して整えていきました。
その変化は私自身も驚くほとで、その後私自身も片付けの資格を取得。
それまで手伝っていた友人の仕事は3年という区切りで卒業し、片づけのプロとして活動を始めました。
そして片付けの現場を2年ほど経験したのち、今回の駐在が決まりました。

2回目の駐在、海外引越し

冒頭でも触れましたが、今回の海外引越しは1回目よりもパフォーマンスがすごく良かったのです。これは単に2回目だから、ということではなく、片付けの知識が大きかったと感じます。
何が良かったかというと、なんとなく持っていたものが家になかったこと、いるかもしれない、使うかもしれない、というものがなかったことです。
大変なことには違いありませんが、ものと向き合うために時間を取られず、もっと大事なことに時間を費やすことができたのも良かったです。

この経験を通して、新たに帯同されるご家族のために、少しでも私が手伝えることがあるのでは、と思うようになりました。
ただでさえ不安な海外駐在は留学帯同なのに、妻、母親にばかり大きな負担がかかってしまうことも多いです。そんな女性を救えるようなことはないか。
その想いからインスタグラムを始め、お役に立つような情報をお伝えしてきました。

インスタの短いポストの中に凝縮して情報を伝えていますが、もっとよりその人の悩みに寄り添ったサポートを今後強化したいと思っています。


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