2023/9/3 新潟記念予想


浅草橋3Rです。
明日は夏競馬の総決算・新潟記念。
いい感じの穴馬も見つけられたので、予想をしていきたい。

今日知ったのだが、JRAのHPでは各レースのデータ分析をしてくれている。一旦そのデータを振り返ってみよう。

JRAデータ


単勝人気別成績(過去10年):個人的に人気別成績はオカルトだと思っているので割愛。

年齢別成績(過去10年)

・3歳(1-0-1-5) 
・4歳(2-3-3-22)
・5歳(3-4-3-40)
・6歳(3-2-1-38)
7歳(1-1-2-24)
※JRAの情報では7歳以上で計算されていたが少し手直し。ちなみに8歳以上の馬の馬券内回数は0回。

前走別成績(過去10年)

・G1(3-2-0-15)
・G2(0-0-0-8)
・G3(6-6-7-77)
・OP特別(0-0-2-15)
・3勝クラス(1-2-1-23)
・2勝クラス(0-0-0-1)

近年はキングカメハメハの血を引く馬が活躍

https://jra.jp/keiba/thisweek/2023/0903_1/ より

新潟記念における私の観点

またもう一つは別のデータを押さえておきたい。
歴代の上位馬で、当時における近走で上がり33秒台をこれまで出したことがある馬がめちゃくちゃ多いというものだ。

2022年 
1着馬カラテ 33.9(東京新聞杯)
2着馬ユーキャンスマイル 33.4(天皇賞秋)
3着馬 フェーングロッテン 34.3(2歳新馬)

2021年
1着馬 マイネルファンロン 33.1(18'ウェルカムS)
2着馬 トーセンスーリヤ 33.9(20'飛鳥S)
3着馬 クラヴェル 33.5(21'中京記念)

2020年
1着馬 ブラヴァス 33.1(19'再度山特別)
2着馬 ジナンボー 33.4(18'3歳以上500万下)
3着馬 サンレイポケット 33.8(19'栄特別)

10年で見てみると該当しない馬は5頭程度しかいない。さらに該当しない馬が2頭馬券内に入ったのは2015年の新潟記念のみだった。展開などに左右される部分はあるだろうが、最後横一線になってしのぎを削る印象が強い新潟記念。キレる脚がある方が戦いやすいといえるのだろう。

新潟記念の印

さて、予想である。

◎サリエラ
ここまで全て馬券内。さらに5走全てが上がり33秒台以内のタイムを誇る。前走の目黒記念では距離が少し長い気がしたが、古馬牡馬相手に3着まで食い込んだ実力は折り紙つきだ。言わずと知れたサリオス、サラキアのきょうだい。
私は、彼女はここから本格化すると考えている。サリオスよりは全姉であるサラキアに近いのがサリエラと言えるだろう。サラキアが本格化したのは5歳時だった。姉は成し遂げられなかったが、サラキアはどこかで牝馬G1くらいなら獲ると想定している。ここで止まる馬ではない。このレースは4歳の勝率もいい。本命筆頭である。

○パラジ
安定感のある軸がサリエラくらいしかいなさそうなのが今回の新潟記念。他の馬たちは「地力を出せれば」や「展開が向けば」といった注文がつく。この馬のそのうちの一頭。馬券内にくる最大の条件は「前目で競馬をする」ことだと考えている。これができなければ評価は下げたい。
2番手につけ、道中でハナを奪ってから上がり33.7で勝利した箱根特別のようなレースが理想である。というのもこのレース、逃げ馬や先行馬があまりいないのだ。最後の上がり勝負を意識するあまり、ジョッキー心理として多くの馬が後ろからの勝負を選択するようなことがあれば頭まで来てもおかしくない一頭。

▲ノッキングポイント
今年のダービーは個人的には最後の直線よーいどん!のある意味で新潟記念みたいなレースだったように思う。そんな中で上がり33.4で15人気ながら5着を勝ち取ったこの馬が3番手評価。先々週はトップナイフが2着と健闘したが、3歳世代のレベルに関して一概に低いとするのは早計であろう。東京コースで数回33秒台の上がりを繰り出している点や斤量54.0である点からも期待が持てる一頭。

☆ブラヴァス
2021年3月以降馬券から遠のいている7歳馬を穴評価する。ちなみに不調の始まりとなった金鯱賞は実際に現地で見ていたレースだったので、思い入れのある馬だがこれまで印を回すことはほとんどなかった。
それゆえに待ちに待ったタイミングである。4走前のオクトーバーSでは後方追走ののち、上がり33.9の脚を使い4着。その前走ケフェウスSでも4着。左回りは合う。前走の新潟大賞典で測りたかったが、馬場が田んぼすぎてどう考えても度外視。リピーターがよく馬券に絡むレースだが、そういえばこの馬は3年前の新潟記念の覇者である。年齢的に難しいかもしれないが、過去7歳馬の馬券内率は14.3%と絶望的な数字ではない。VM4着・関屋記念2着のディヴィーナの全兄であるブラヴァス、直線の末脚勝負になったら他のどのレースよりも戦える舞台だといえるだろう。

△ファユエン
近走になって上がり33秒台を連発しているが、おそらくだんだんスタートが少し後ろからになってきているのではないだろうか。前走で3勝クラスを勝利してOP入り。軽斤量で上がりが使える牝馬ということで印は回したが、メンバーレベル的に足りていない感も否めない。パドックを見て判断したい一頭。

他にも気になっている馬は数頭いたのだが、最終的な結論は上記とした。
気になっている馬については、今回切った理由とともに以下に記す。

・プラダリア
一番難しかった。ここでなければ馬券に入れたかった馬。上がり33秒台がなかったために泣く泣く馬券から外す。中山・阪神の1800-2200mなどに出走する際は積極的に狙いたい。東京コースも合うと思うが、相手関係を見て判断したい。

・マイネルウィルトス
正直来てもおかしくないと思っているが、この人気では買いたくない一頭。枠も外枠でこの鞍上とのコンビにとっては一番走りやすい舞台ともいえるだろう。とはいえ重馬場の函館記念2着になった馬が、パンパンの良馬場の新潟で好走できるのかは慎重に判断すべきと思い、馬券からは外すことにした。

・ユーキャンスマイル
地力はあるし、そもそもこのレースの2019年勝利馬であり昨年2着馬でもある。ただ8歳というところが気になった(8歳での馬券内は過去10年0回)。同じ友道厩舎なら今回はブラヴァスを推したい。

・フラーズダルム
軽斤量・上がり33秒台ということで気になったものの、距離が持たないのではないかと判断。

・インプレス
尼崎Sの脚は大したものだが、左回り行けるのかという不安を感じた。確かに新馬から2戦は新潟で実績を上げているものの…。メトロポリタンSで見どころが0だったところから割り引いた。

・グランオフィシエ
みんながグランオフィシエに期待していることをバラジにやってもらおうと思っているので、コンプライアンス的に馬券に組み込めませんでした。

以上。

楽しみましょう!

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