水田皮膚病を知ってるかい(8)

世の中の大抵の方は稲作とは無縁と思います。なので、これから紹介する防除方法はまあ、必要ないでしょう。しかし!今田んぼをやってる人のほとんどは65歳オーバー。そして、今後10年で半分以上の人が後継者不在で稲作をやめます。国産のお米が高級になって、食べられなくなる時が来るかも知れません。日本には田んぼが有り余っています。もしかすると、小さな田んぼで家族の分だけお米を作ろうかな。そんな動きも、今後出てくるのではないでしょうか。

仮にそうなった場合、たっぷりの肥料を農薬を入れたお米を作りますか?肥料はともかく、少なくとも「無農薬」で作りたい。そう思うのではないでしょうか。そんな時、この水田皮膚病の洗礼にあってごらんなさい。いやー、もうね、田んぼが嫌いになりますよ。ホント。だって、寄生虫よ。見えないよ。そんで猛烈に痒いのよ。

でも、正しい知識があれば怖くありません。

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このマガジンを読むことであなたは正しい「水田皮膚病」の知識が身に付き、むやみに恐れることなく、体験田んぼで人を迎えたり、また体験田んぼへ出かけたりすることができます。

無農薬の田んぼで起こる悲劇。「なにこれ!気持ち悪い!」「もしかして水質汚染なのか?」「農薬が原因なのでは?」「ママぁ!かゆいよぉ!」皮膚科…

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