水田皮膚病を知ってるかい(最終回)

今から5年前、稲作の勉強のため伊勢から長野に2年ほど通いました。そこの田んぼは、夏になるとヘイケボタルが乱舞するような場所。山の雪解け水が流れる水路は素朴な造り。蛍の幼虫も育ちやすいのでしょう。とても羨ましく感じました。

反して、私の田んぼは区画整理がされた田んぼで、水路はコンクリート造り。水も蛇口のように水栓をひねって出します。(もっと昔みたいな田んぼだったらよかったのに。そうしたら蛍だっていたかも知れないのに…)。私の理想の田んぼはこういう感じの田んぼ。

けれど、こんな田んぼで、日本住血吸虫に罹患し、死ぬ人が出たわけです(初めて読んだ方はこのシリーズを遡って見てください。日本の一部地域の昔の話です)。

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このマガジンを読むことであなたは正しい「水田皮膚病」の知識が身に付き、むやみに恐れることなく、体験田んぼで人を迎えたり、また体験田んぼへ出かけたりすることができます。

無農薬の田んぼで起こる悲劇。「なにこれ!気持ち悪い!」「もしかして水質汚染なのか?」「農薬が原因なのでは?」「ママぁ!かゆいよぉ!」皮膚科…

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