マガジンのカバー画像

ナースあさみの毎日

542
日々のあれこれを綴るナースあさみのエッセイ置き場。
運営しているクリエイター

2017年2月の記事一覧

食事中の汚い話

食事中の汚い話

この前、医療関係者ではない友人とご飯を食べていた時に
汚い用語が出てくることがあった。

友人は
「あ、食事中にごめんね」とみんなに謝っていて
あ、私は謝ることを忘れてしまっている種類の人間だなと痛感した。

ほんでもって昨日の昼、看護師の友達とランチをした時は逆に汚い用語のオンパレード。

うんこ、おしっこ、ゲロ、下痢、ハゲ・・・

考えてみればオペの後に焼肉に行けるほどのメンタルを私たちは持っ

もっとみる
意味のわからない世界

意味のわからない世界

昨日、初めての確定申告が終わりました。

もう、税務署のおじさん達が何語を話しているのか不明なレベル。
お願い、私の知ってる日本語を話してくれ・・・
と心の中で叫ぶ私。

これを知人に話したら
「医療だって患者さんからみたら意味のわからない言葉だらけだよ。」
と、言われて目からウロコ。

そうか、そうだよな。
患者さんには2歳児への気持ちで接しているけれど
それでも
「ちょっと何言ってるのかわから

もっとみる
お米のポタージュ

お米のポタージュ

私がよく作る中華粥を食べての母の感想がこれ。

「お粥っていうかもうお米のスープよ、スープ。
ポタージュみたいにトロってしてるのに優しいー」
と絶賛してくれた。やった。

レシピはこれです。
https://cookpad.com/recipe/4352916#share_url

このお粥もそうなんだけど
ポタージュスープも手間と時間がかかる。
でもそれが美味しさにそのまま直結するのがわかってる

もっとみる
がんを味方に

がんを味方に

メディアでよく見るがん闘病記が嫌いだ。

もちろん闘病そのものはその人のストーリーなので否定するわけじゃないのだけど

メディアのイメージによって
痛い
辛い
苦しい
がんは戦うものである。

こんな価値観を持ってる人が多くいるんじゃないかな。
実際にそうじゃないと法人や製薬会社は市場が開拓出来ないし利益うめないからね。

けれども
がんはもともと自分の細胞だから
がんをやっつけるよりもともに生き

もっとみる
英語が好き

英語が好き

おかしな話かもしれないけれど
ペラペラに話せる日本語よりも英語が好きだ。
先に動詞を伝えることが多くて結論を先取り出来るから。

中学時代、流行っていたハリーポッターを早く読みたくて
英語原文のままの本を買ってもらって辞書片手に読んでたな・・・

最後にとった資格は英検準1級か2級だった気がする。
(TOEICではないところが時代感・・・)
当時から英語が好き、得意だったけれど
点数や成績で評価さ

もっとみる
赤のLIVE感覚

赤のLIVE感覚

いろんな人の血液を目にするからかな。
赤が好きだ。

血液だって数分置いておくだけで
酸化してしまい真っ黒になってしまうし

いいお肉だって冷凍して解凍すると
霜焼けみたいな色になっちゃう。

赤いことは、まさに生きていることそのものを表しているように思う。

私の持ち物に赤いものが多いのも
生きていることそのものを感じたいからだったりして。
#エッセイ #無料note #赤 #red #赤い

もっとみる
人間の性をチラ見

人間の性をチラ見

先日「あさみさんの仕事は人間の性をたくさん見れていいですね。」
と、言っていただく機会があった。

たしかに・・・!!
と自分でも納得。

看護師の仕事も家事の仕事も人の中身を看る仕事だ。
社会的地位やお金なんてヘアピンくらいのお飾りで
綺麗事だけではすまないことがたくさん起こる。
人間の醜くさやズルさをまるごと感じる。

もちろん、心にダメージをくらうこともあるんだけれど
その分誰かの心の綺麗な

もっとみる
寒いのに飽きたよ

寒いのに飽きたよ

早く暖かくなってくれ・・・!!

寒いことに飽きてきて
家の中で暖房をガンガンにかけて
半袖で過ごすというのが私の中で流行っている。

実はこれ、北海道出身の父から受け継いだもの。
向こうの冬は生きるのが辛いレベルだから
たまには家の中は汗だくになるほど暑くして
あえて冷たいビールとかルイベとか食べるの。

夏は家の中を涼しくすることは難しいけど
冬は電気や火を味方につければいくらでも中を暖かく出

もっとみる
キレイになりたい

キレイになりたい

今年30を迎えるにあたり
やっとこういう欲が湧いてきた←

あんまり美容に貪欲ではなくて
大人になっても化粧水しか使っておらず
見かねた母にクリームを買ってもらったのが
28の冬。

そんな私にも
リップが欲しい
いい化粧水を使ってみたい
リンパマッサージっていいかも、と
キレイになりたい欲が出てきた。

不思議なもので
欲が出てくると情報やモノがたくさん入ってくるようになる。

この1週間でリッ

もっとみる
時間はある

時間はある

忙しくて時間がない、という理由をつける人が苦手だ。

このセリフをきく度に

本当に忙しいんだろうか?
タイムマネジメントをご存知?
何にどれくらい時間がかかるのか把握してるんだろうか?
睡眠の質を考えたことある?
そのアプリ、そのゲーム、そのSNSをダラダラやってる時間はあるのに?

と、一気に意地悪な言葉が浮かんでくる。

ないないと言ってるうちは永遠に手に入れられない。
あるあると思い始める

もっとみる
住まいのひとり遊び

住まいのひとり遊び

こういうデスク周り、憧れるわ・・・
※これは無印のレイアウトです。

こうやっていい感じのレイアウトをみると
いつか暮らすための家の設計図を書きたくてたまらなくなる。

こういうデスク周りもいいけど
キッチン横にこういうワークスペースがある方が
家事との両立を図りやすいな、とか

玄関は北側で土間や収納スペースをきちんととって
でも、お客様には見えないスペースも欲しくて、とか

お風呂は南向きにし

もっとみる
ほわほわ指針

ほわほわ指針

誰かにプレゼントやお土産を準備してる時って
とてもほわほわした温かい気持ちになる。

物理的にはそのために時間やお金が費やされるのに不思議。

誰かを想う気持ちがお金や時間を上回るんだろうな。

逆に言うとほわほわしないときには
その人にプレゼントやお土産を買っていかない。
どんなにお世話になった人でもそう。

わざわざ「あの人にも買っていかなきゃ・・・」
なんて気持ちで買ったものなんて
相手にも

もっとみる
余白スペース

余白スペース

前のおうちは窓枠にこんなようなスペースがあって
あつあつのおかずを冷ますのにうってつけの場所になっていた。

今のおうちは前よりもスタイリッシュで無駄がない。
導線バッチリ。

ということは、窓枠のおかずを冷ますスペースみたいなものはない。
全ての空間に決められた用途がある。

スタイリッシュや近代性を求めて今の家に決めたのに
窓枠のああいうスペースが恋しくなるなんて

本当に人間、ないものねだり

もっとみる
手間ひまかけてみる

手間ひまかけてみる

私がよく作るお味噌汁は
白だしにお味噌、簡単なやつだ。

わざわざ鰹ぶしを準備しないし
茅乃舎のだしパックも使わない。

普段の私のご飯レベルなら
白だしとお味噌で充分だと思っている。

けれど、昨日スープストックトーキョーに入ったら
スープのレシピ本が置いてあって
丁寧に丁寧に出汁をとるプロセスを見つけてしまい
最高レベルを目指したくなってしまった。

あ、そうそう
昆布は水から出汁をとって

もっとみる