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ナースあさみの毎日

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日々のあれこれを綴るナースあさみのエッセイ置き場。
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2019年2月の記事一覧

温泉にきたら、どうしてもやってしまうこと

温泉にきたら、どうしてもやってしまうこと

温泉2日目。
めっちゃのんびりしている。

サムネイルの通り、コーヒー牛乳を飲むことももちろんそうなんだけど、私は他にもどうしてもやってしまうことがある。

それは、温泉に入っている女性たちの裸をみること。

こう言うとエロい人とみなされてしまうかもしれないけど、日頃から患者さんの裸を見慣れている私としては、完全に情報収集のためだとどうか信じて欲しい…!

Instagramや広告には、それはそれ

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背中ながしっこ

背中ながしっこ

ただいま家族で温泉にきています。
毎年恒例の温泉旅行。

久しぶりにおいしい和食を食べつつ

テニスしたりプール入ったり
温泉入ったりして、のんびり過ごしています。
(ただし、確定申告は除く)

それから、もう1つ楽しみにしているのが、温泉でやる母との背中ながしっこ。

子どもの時みたいに、背中を柔らかいスポンジで洗ってもらうの。

母にはこれ!っていうマイスポンジがあって、どこにいく時も必ずもっ

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人は1人じゃ頑張れないから

人は1人じゃ頑張れないから

カフェでもくもくと作業してる人、この時期だと確定申告を頑張ってる人たちをみていると考えるところがある。

私が完全にこのタイプなのでよくわかるんだけど、誰かからの視線がないと何もできない民なのではないか。勉強もダイエットも仕事も。

家の方が静かで集中できるし、Wi-Fiだって安定しているのはわかっている。でも、机の後ろにはベットと毛布とぬいぐるみ。

私はいつもこの誘惑に完敗してしまうのだ。

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作ったご飯を食べてもらえず腐って捨てた話

作ったご飯を食べてもらえず腐って捨てた話

まだ大学病院でブイブイ働いていた頃。

もともと自炊をしていたので、その残りをお弁当に詰めて持っていく生活を続けていた。

私には仲良しの同期がいて、自分のお弁当を作る時にはその子の分まで作っていた。

自分のお弁当のついでだし
喜んでくれるだろうと思って。
もっと関係性がよくなるだろうと思って。

最初のうちは、おいしいおいしいと食べてくれたいたその子も、そのうち私のお弁当をもらうことに慣れてい

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心だって壊れても、また作り直せる

私は今、整形外科と内科の混合病棟で働いている。

以前ほど、がんの患者さんとは関わらないのだけど、最近1人だけがんの患者さんがいた。

その人はがんの痛みを抱えたまま、家族の希望でがん未告知のまま
退院の運びとなる。

帰り際、患者さんから

どうしてこんなに痛くてつらいのに、退院しなきゃいけないの?

と聞かれて

もう、手術不適応のがんで痛みのコントロールくらいしかできることがないからだよ。そ

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自分の意見を死なせない方法

自分の意見を死なせない方法

きっとみんなの目には、日頃から好き勝手言って、やりたいことをやっているように見えるだろうけど、子どもの頃からたくさん飲み込んできた。

意見も、意思も、行動も。

私はそれを選びたくないの。
私は好きじゃないの。
私はやりたくないの!

こういうことを、何も考えずに言える子がホントに羨ましかった。

自分の意見を通すことよりも、全体の正義や文脈を真っ先に考えてしまう私の悪いクセは、大人になっても一

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いい暮らし、わるい暮らし

いい暮らし、わるい暮らし

突然ですが、あなたにとって
いい暮らしってなんですか?

オーガニックの食材でご飯を作ること
ホコリやカビのない家に住むこと
ウォシュレットトイレがあること
ケミカルが極力使われていない洗剤を使うこと
グリーンや花のある暮らし
全部のシャツにアイロンがかけてあること

私はこんな風には思っていない。

私の考えるいい暮らしは
忘れられているものがないこと。

賞味期限の切れたパスタソース
タグが付

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友達だからこそ

友達だからこそ

ブログ記事をリライトしました。
3年前くらいの記事です。

===

先日、知り合いの頼みで
作り置きを作りにいった。

彼女は私が家事代行サービスで働いていることを知っていたからか、時給分のお給金と交通費を払ってくれた。

これって当たり前のようで
実は凄いことだと思っている。

数年前、美容師の友人が
共通の友人の結婚式のヘアメイクをお願いされて
お礼やお給金は全くもらえなかったことがあった。

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いつでもいなくなっていいように

いつでもいなくなっていいように

昔のブログ記事が出てきたので
リライトしてみました。

==

本当に突然で恐縮なんですが
先日、友人が祖母を亡くして
憔悴しきっていました。

ある程度予期していたとは言え
おばあちゃんのいない日常に馴染むには
相当時間がかかりそうです。

この姿を見て、不謹慎かもしれないけど

あ、そっか。
一般の人ってこういう反応が普通なんだ…

って思い出しました。

だって、医療現場にいると
人が亡くな

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嫌われるためのバレンタイン

嫌われるためのバレンタイン

バレンタインに思い出があるほど、充実した人生じゃない。

あるのは苦い記憶ばかりだから、せっかくならバレンタイン当日に成仏させてやろうと思いnoteをひらいた。

===

一番苦いバレンタインは、22歳、大学4年生の冬だった。

当時付き合っていた彼氏に手作りのお菓子を渡したんだけど、私の看護師国家試験前ということもあり、たしか無印用品のキット商品で作ったものを渡した。

もう、その頃はほぼ別れ

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明るいうちのおやすみなさい、の嬉しさ

明るいうちのおやすみなさい、の嬉しさ

この前、チーズケーキを焼いた。

田村さんの本にあるレシピで作ったら

私、天才なのでは?と思うほど美味しくできたのが嬉しくてInstagramでシェアした。(田村さんが速攻ストーリーズで紹介してくれた)

それをみた近所の看護師の先輩が「食べたい!取りに行く!!」と連絡をくれて、さきほど渡してきた。

彼女とは臨床で一緒に働いたことはないのだけれど、研究のお手伝いをしてくれたり、私と同じで食べる

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あるアラサーナースのダメな1日

あるアラサーナースのダメな1日

昨日の私があまりにも酷かったので
日記のような備忘録として残しておきます。

女性はどこかにあるある!を見つけて欲しいし
男性はこんな人をみかけたら優しくしてださい…!

===

夜中の3時。
私は、夜勤の看護師として働いている。

だから、この時間はいつも普通に働いているのだけど
今日は全然頭が回らないし
変にセンチメンタルな気持ちになって
文章なんて当然書けない。

SNSをみてもなんとも思

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