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オオゼキツアーに参加してきたナースあさみの雑感

過去は振り返らない主義だ。

だから、経緯をほとんど覚えていないのだが(失礼)、気が付いた時にはオオゼキようこ改め、まつしまようこさん、ねおみのるさん、少年BさんとDMのグループができており、オオゼキツアー2回目の開催が決まっていた。

オオゼキツアー…?
そもそも、オオゼキとは…相撲ですか?
そして、なんでこんなにオオゼキを推すの…?
と思うあなたの気持ち、よくわかります。

noteにおけるオオゼキブームをご存知ない方、まずはこちらを。

続いて、ツアー&スピンオフの記事もご覧ただくと、オオゼキ&オオゼキに魅せられたものたちの様子がよくわかると思う。

オオゼキツアーを開催しました。
オオゼキツアーを開催しました。【スピンオフ編】
オオゼキツアーを開催しました。【完結編】
#オオゼキようこ という人。
オオゼキようことわたしとオオゼキ

タイトルのオオゼキ圧の強さよ…


実は、私、ようこさんの記事を読むまでオオゼキの存在を知らなかったんです。ナースあさみの生活圏にオオゼキはなく、OKストアの周辺で生きてきたので。

だから、ようこさんの記事を読んでから、最寄りのオオゼキを探してこっそりいきました。なるほど、これがあのどんぐり豚ね…!と偵察してたわけです。

だから、同じくオオゼキに一度も行ったことのないBさん、行ったことはあるけどなんでそんなに魅せられてるのか知りたいねおさん、そして我らの先導役であるオオゼキようことともに、オオゼキを訪れたんです。

店内の写真は撮影NGだったこともあり、ここからはテキストだけでお送りします。

どうか、脳内でオオゼキのイメージを存分に広げて欲しいし、行ったことある方はうんうんと頷きながら読んでいただきたい。


なかなか店内に入ってこないBさん

私たち一向は、オオゼキの下北沢店を訪れた。

オオゼキようこさんの記事にもあるように(以後、ようこと呼ばせていただく)、お店の前にも果物や野菜など、夏でも常温で陳列可能なものがところせましと並べられている。

そして、食いしん坊の心理をわかっているね!と心の中で手を叩いたのだが、品物が山のように盛られていたのだ。

食いしん坊は盛りに弱い。
それだけで美味しそうに見える。
(実際おいしい)

冷凍商品のチャーハンのパッケージを見てみて欲しいのだが、だいたい盛りの強いチャーハンか、中華鍋でひるがえっているチャーハンのどちらかだ。

店頭ではひるがえしの技は使えないので、必然的に盛りで推すしかない。

とうもろこし、トマト、きゅうり、メロン、バナナ…美味しそうな品物が山のように盛られている。

「あ…ブドウだ」

うわごとのようにBさんが言う。

シャインマスカットやピオーネなど、両手で持てるほどの大きさのブドウたちが、複数並べられていた。しかも、どれも新鮮。房の中に傷がついているものや、しわの入ったものがひとつもない。

「ブドウ、好きなんですよね」

そうか。
悪いが、話の続きは店内でしませんか?

梅雨があけた東京は、連日30℃を超える暑さが続いていた。
もう、ブドウもBさんも脇に置いて、一刻も早く店内に入りたかった。

ようこもねおさんも私と同じ気持ちだったのだろう。
Bさんを置いて店内へ入る。

お店に入ってすぐの場所にもフルーツが山盛りになっており、非常にテンションが上がった。

いちじくも出ていた。女性のこぶし大の、ちょっと育ちすぎちゃった?っていういちじくが2つで398円だった。コンポートでもいいし、赤ワインとレーズンで甘く煮てもいい…チーズと合うよね…!

妄想だけでよだれが出てくる。

ようこは、キョロキョロする私たちを聖母マリアみたいなまなざしで見つめている。楽しみ尽くしなさいと言わんばかり。

すいかや桃、他のフルーツを一通り物色し終わるも、Bさんがなかなか店内に入ってこない。

Bさんを呼びに行こうとしたら、両手いっぱいにブドウを抱えたBさんがにっこにこで現れた。


ブドウ、多くね?

そう思う前に私の身体は動いていた。
看護師で培った初動の速さである。
カゴを持ち、Bさんの腕から落ちそうなブドウをカゴにいれる。

カゴの中には違う種類のブドウが4つ。
それだけで、カゴの中の敷地面積がほぼ埋まっていた。

「いや〜…ブドウ好きなんですよね」


多くね?

と、思ったけど好きなんだからしょうがない。
きっと、今日からせっせと食べ進めるのだろう。
Bさんには、ブドウをたくさん食べて夏を乗り切ってほしい。

私たちは、やっとお肉売り場へ進むことになる。


ようこのポジショントーク

オオゼキ下北沢店のお肉・お魚・調味料売り場は2Fにある。

すでに私以外の3人は、カゴめいっぱいに買い物することを予測したのかカートを持っていた。みんな目が本気。

フルーツコーナーの谷を抜け出た我々は、山場となるお肉コーナーへ。
ここでの主役はやはり、ようこであった。

「これがどんぐり豚」
「こっちが日本の桜に負けないオオゼキの胸肉」
「見切り品コーナーのね、その米粉の春巻きの皮もいいの!アレルギーのお子さんがいるご家庭とかね」
「このクオリティの牛肉だと、伊勢丹なら倍以上するから」

noteでおなじみのパンチラインをここぞとばかりに推してくる。

もう、私の頭の中は

一体ようこは、オオゼキのなんなんだ…?

という疑問しか湧いてこなかった。

私もOKストアが大好きだが、ここまで語ることはきっとできないと思う。
ようこの偏愛レベルは、やはり並大抵のものではなかった。

ようこのプレゼンを聞きながら、Bさんもねおさんもいろんなお肉に手を伸ばす。

実は、ようこのプレゼン、周りのお客さんもこっそり聞いていたように思う。みんな、ようこをチラ見していた。なんでこの人、こんなに語ってるんだ…とその表情が物語る。

明らかに、ひとりだけ買い物への熱量が違うのだ。ちょっと離れて3人を観察していた私にはそれがよくわかった。ようこの周りだけ、熱いのだ。

品出しをしている店員さんも、ようこをチラ見する。
なぜ客が客に向かって、あんなに熱弁してるんだ…

あの人は、なんなんだ…?

という気持ちが、視線から感じ取れた。

うんうん、これが世間の反応だよね。
おたしゃ、ここにいるお客さんたちに、ようこの記事を読ませてあげたいよ…と、ひとりおばあちゃんのような気持ちに。

そして、このままのペースだとお店を出るのが夕方になってしまうので、タイムキーパーのナースあさみはここで

「お魚コーナーいきますよ!」

と、声をかけ一向を進ませる。

ようこは、豚の軟骨と鶏の手羽元をさっとカゴにいれていた。
ようこの中での戦利品はどうやらそれらしい。

いいチョイス。


チャレンジの背中を押すオオゼキ

お魚コーナーにきた我々は、そのさまに圧倒されていた。

いわゆる、スーパーの陳列されたお魚、切り身の他に、1匹まるまるラップに包まれた大型魚が扇型に陳列されている。

お魚そのままが陳列されている奥手には、魚のバックヤードがフルオープンになっており、さばいてもらうこともできる。

この時期は、新鮮なアジやイワシがセンターを陣取っていた。目が透明で、ヒレがピンとしてる。お刺身でもなめろうでも絶対に美味しい。ちょっと酢でしめてもいける。

「晩御飯、ちょっとリッチにしたいんですよね」

ここで、ねおさんがぽつりと言う。

その視線の先にはするめいかがいた。
いかが食べたいようだ。

「いか、さばいたことないんだけど…せっかくだし」
と、言っていかをかごにいれた。

オオゼキツアーのせいか
オオゼキのせいか
ようこのせいかわからないが
彼はいまここで新たな一歩を踏み出したのだ。

大人になってからの一歩は、赤ちゃんのそれより大きい。
ねおさん、よくやった!

ここでいきなり、ようことあさみによるいかの捌き方レクチャーが始まる。

胴を抜いて、硬い背骨軟骨みたいのとればOKだから!
あ、口が鋭利だから気をつけてね。

以上である。
やはり、料理は実践あるのみなのだ。

完全に個人的な感想だが、魚をおろすよりいかをさばくほうが簡単だと思っている。胴のかたちを保たなくてもいいのなら、最悪ひらいて洗えばいいのだ。肝や墨袋がやぶけてしまっても、洗えばいいのだ。水がすべて解決する。

ちなみに、一番簡単なのはえび。

頭を胴を指でわって、足と胴をおおう殻を取り、尻尾をとる。背ワタが気になるなら背に包丁で切れ目をいれて洗う。

臭みを消したい場合は、塩と水、日本酒と片栗粉であえて数分おき、使う時に洗って水気をしっかりきっておけば、ぷりぷりのエビに仕上がる。これでエビチリ作ると…!!!ってなります。

つづいて、本日の目玉(だと個人的に思っていたコーナー)、美登利寿司のコーナーへ。


私みたいな人の気持ちをわかってくれる美登利寿司

決して食べられないわけではないのだが、ある理由があってマグロが苦手なナースあさみ。

だから、いわゆるスーパーで売っているお寿司パックにあんまりいい印象を抱いていない。

だって、必ずマグロが入っているから。
日本人はみんなマグロ好きでしょ?というマインドがぷんぷんする。

そんなわけないのにね〜
私はマグロよりも蒸しえびが好きだよ〜〜
と、いつも閉口しつつ、OKストアで光り物4種とサーモンセットあたりを買うんだけど


オオゼキは違った。


ツイートの写真をみていただくとわかるのだけど、私がチョイスしたのは限定品と大きく書かれたものとあぶり4種。ノンマグロに成功したのだ。大好きなエビも2種類食べられて昇天…!

どれもくさみがなくて新鮮。
ぷりぷりしっとりで、シャリを覆いかぶすほどのネタのデカさ。
あぶりにはハモも入っていて、本当に私のためにいいんですか…?という気持ちに。

そして、一貫ずつ違うネタが食べれるっているのが一番いい。
回転寿司のお店だと二貫セットで出てくるでしょ?

お腹がすぐにいっぱいになってしまう女子としては、1つでいいのにな…と思う場面がある。オオゼキ下北沢店ではそれが叶うのだ。

ちなみに、ようこがオオゼキにぎり
ねおさんが穴子寿司といなり寿司(いなり、お好きなんだそう)
Bさんが細巻き2種という、多様な結果になった。

Bさんに至っては振り向いた時には細巻き(ねぎとろとサーモン)を完食していた。
一切、味の感想を聞けていないので記事の公開が楽しみである。


長居したコーナー

ここからは、3人が長居したコーナーをピックしていく。
それぞれ語っていると1万文字を超えてしまうので、端的にさせていただいた。

ソース
ようこが商品の価格と奥行きについて熱く語る。

マヨネーズ
以後、同文。

缶詰
メンズ2人が長いこと物色していた。なぜ?

コーヒー
ここもメンズ(以下略)

塩と砂糖
ここはナースあさみもくまなく偵察させていただいた。
たしかに、奥行きがすごい。
かといって、成城石井や明治屋にあるような高級すぎて使いどころが謎なものはない。オオゼキさすが。

にんにく
メンズたちがキャッキャしていた。
理由はわからない。

ハーブ類
普通のスーパーにあるようなパック入りのハーブに加えて、ペコロスやビーツ、根っこ付きのフェンネルまで売っていて

一体、誰が買うんだろうね…
でも、買う人がいるから置いてるんだよね…

という感想が4人の口からそれぞれ出た。
フェンネル、観葉植物並みのインパクトだった。


ナースあさみが一番気になった商品

料理する時間が取れるかどうかわからないため、購入には至らなかったが

マッシュルームが100個ほど入って500円

という商品に一番心動いた。

普段のマッシュルームは6〜8個入って150〜200円くらいが相場なはず。
個数も価格も、市場を無視している。

もちろん、いつもの発泡スチロールの容器に入っているわけではない。
ダンボールにダイレクトインされ、床に直置き&山積みになっていた。

なんで…?
なんで、こんなに安いの?
そして、なんでこれを仕入れたの…?
もう…なんであなたはここにいるの…?

私とマッシュルームは見つめ合っていた。
ようこも

「あさみさんが買うなら私も買います!」

と、謎の応戦。
ちょっと待ってほしい。

母が農家の出身ということもあり、食材を破棄することが一番嫌い。
育ててくれた人や食材に対して申し訳ない気持ちになってしまう。

だから小さい頃から、捨てるくらいなら買わない&食べないを徹底教育されてきた。

マッシュルーム、かなり惹かれたけど、捨てる未来がちらついたので今回はお見送りさせていただいた。残念。

もし、次に出会えたら炒めてオイル漬けにしてあげるからね…


ナースあさみの購入品

こればかりは、写真があったほうが良さそうなので1枚だけ。

左からパケ買いしたおかき。
おつとめ品コーナーにあったガーリックオリーブオイル。
(これでラタトゥユ作りたい)
エルダーフラワーシロップ。

の3つである。

エルダーフラワーは、あまり日本人には知られていないかもしれないけれど、ヨーロッパではメジャーでハーブティーとしても飲まれている。

ふわっとしたマスカットのような香り。
これをお水や炭酸水を割ると、とてもリッチな味わいになるのだ。

これで柑橘類をシロップ漬けにしても良さそうだし、ケーキにちょっと混ぜても良さそう。使い道を考えるもの楽しい。

このシロップ。
実は、先日TODAY'S SPECIALで見かけたばかりだった。

さすがおっしゃれ〜!と思い手に取ったけれど、もちろん価格もおしゃれ価格。ちょっと買うにはな〜と思ったら


オオゼキにあった。
オオゼキはこういうことをしてくれる。
だから、みんなオオゼキにはまっていくのだ。

もちろん、市場価格よりもちょっと安い。
もう、迷わず購入した。

オオゼキツアーの一向と、お寿司を食べ終わったあとに味見したんだけど、みんな「なんかおいしい」を連呼していた。

香り豊かなのに甘さは控えめで、ただのお水や炭酸水がスペシャルになる。
本当におすすめなのである。



以上、ナースあさみがオオゼキからお送りしました。
次は、ようこをOKストアにお連れする記事を書きたいな。
(みんなも読みたいでしょ?)


おしまい

サムネイル:ねおみのる
テキスト:ナースあさみ
(敬称略)



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