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蒲田在住10年の私が、餃子のおすすめポイントをひたすら語るnote

突然ですがみなさん、餃子は好きですか?

私は、大好き。
(サムネイルはまいこんぶが撮ってくれた、餃子をはふはふしながら食べているわたし@你好別館)

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なんだか、最近TwitterのTLに餃子ネタが増えてきた気がして

せっかくなら、私の餃子愛をまとめておこうかと思います。

その前に。

なんで蒲田に住んでるの?とよく聞かれるのですが、学校と就職先がたまたま蒲田だったというだけ。
若い時は蒲田に住むなんて…と失笑されることもあったけど、蒲田は品川も羽田空港も電車で10分、3路線が通っているアクセス抜群なところなんだよ…!

しかも、餃子の聖地だったなんて。
ラッキーしかない。

だから最初に蒲田の餃子、いわゆる羽根つき餃子を食べた時の衝撃たるや……!

もちろん、王将の餃子も好きですし、味の素の冷凍の餃子もいいよね。
実家の手作りの餃子も、たまに食べたくなる。

でもね、今の私なら断言できる。

餃子を食べるなら、蒲田に限る。

なんてったって、安くて早くて美味しい。
のちほど、きちんと説明しますが多くのお店の餃子は5個で300円。
ふた皿頼んでビール飲んでも1000円だよ。B級グルメ最高じゃん!

それに、ちょっとだけ真面目な話になりますが、餃子の由来ってご存知ですか?

白菜の硬いところ、お肉のすじの多いところ、脂身ばかりのところ、そしてなんとか安定して収穫が見込める小麦を使って、庶民が美味しく食べる工夫を凝縮した食べ物なの。

高級中華料理店の餃子も美味しいけど、そんなの当たり前だよね。金華ハムのスープとかめちゃくちゃ高い干し椎茸とか入っているんだもの。そして、お肉は高級品。

そんなの、おいしくないわけがない。

それよりも、誰もが手を出せる価格帯でおいしい!って思えるところに餃子の価値があると思うの。

あなたも、蒲田の餃子でしあわせのレパートリーを増やしてもらえたらなって思います。300円でしあわせになれるよ。

では、餃子ツアーのはじまりです。
お腹空いている人は、注意して読んでね!


もちもちの皮が好きなあなたへ、歓迎(ホァンヨン)

まず、「蒲田 餃子」でググったら最初に出てくるこのお店。

かんげいと読む人もいれば、ホァンヨンとちゃんと読む人もいますが、まぁどっちでもいいです。
いわゆる、御三家と呼ばれるお店のひとつ。

JR蒲田駅を降りたら、ひたすら右へ歩いてください。
大田区役所を通り、駐輪場を通り過ぎたらその向こうにあります。

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一皿5個で300円…コスパオブコスパよ…!

よく、蒲田の餃子=羽根つき餃子と言われます。
羽根がパリパリで美味しいのはもちろんなのですが、餃子のおいしさは餡と皮にもあります。

歓迎の餃子は、皮がもちもちで餃子を食べてる〜!って感じ。
もちろん、餡も肉汁たっぷり。

もう、肉汁が溢れ出るというよりかは、おしりのほうから水鉄砲のように飛び出すのよね。圧が強いの。

だから、あ!ティッシュ!ってなるんですが、大丈夫。
机の下に箱ティッシュが置いてあるので遠慮なく使いましょう。

お店の人たちも、肉汁が飛び出ることがわかっているので、ちゃんと用意してくれているんです。

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つけダレは、お醤油、お酢、胡椒、ラー油の4つ。
餃子にも味がついているので、胡椒とお酢で食べるのが私は好きです。

それから、これは、これから紹介するお店すべてに言えるのですが、お店の人たちにいわゆるホスピタリティはありません。

サービスを期待している人がいたとしたら、とてもびっくりするような対応をされるところもあるかもしれません。

いらっしゃいませではなく、あ、来たのね?くらいのスタンス。
だから、自分たちで動くのが基本です。

いつまでたっても注文を取りに来てくれない!のではなく、注文を取ってほしいと主張しない私たちが悪い、くらいのマインドがちょうどいいです、ほんと。

この価格帯でこんなに美味しい餃子を提供してくれているだけで、ありがたいと思いましょう…!

補足して、多くの人が夜に訪れると思うのですが、750円で食べられるランチもおすすめ。

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これは麻婆茄子定食。

繰り返しますが、ご飯、スープ、茹で野菜、メインのおかずで750円。
だいたい日替わりで3種類くらいあります。

豚肉とザーサイの炒め物
エビたま炒め
酢豚
揚げ鶏の黒酢和え
など、いわゆる中華料理をがっつり食べられます。

お昼にも餃子が食べたい!という方には550円のラーメン定食もおすすめ。
餃子3つとラーメン(塩や醤油のシンプルなもの)と茹で野菜で550円なんです。

サラリーマンの多くがこの定食を頼んでいます。
(もちろん私も食べてる)

エビニラ餃子とニンニク爆弾餃子が魅力
你好(ニイハオ)別館

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こちらも、御三家のひとつ。
你好(ニイハオ)です。

JR蒲田駅からは12分ほど、京急蒲田駅からは(迷わなければ)5分ほどで着きます。

というのも、あの辺りって第一京浜と環八がぶつかる地域。そのため、歩行者用の横断歩道がない場所があったり、車道は一方通行ばかりだったりと、初心者には罠か!と思うような箇所が多々あります。

私も友人と何度も訪店しているのですが、だいたい

迷った
見えているのに進めない
なぜかまた駅に戻ってきている

と、連絡を受けて迎えにいくことがしばしば。
予約していても、早めに家を出るのをおすすめします。

さて、本店と別館が近くにあるのですが、私は断然、別館がおすすめ。
中華料理店独特のワイワイガヤガヤが楽しめるからです。

店の奥には、円卓もあるので宴会や歓送迎会にもぴったり。
羽田空港が近いので、関係者たちが宴会しているのを見ることも多々あります。

ただ、お店が地下にあるのでWi-fiはイマイチ。
ツイッタラーの我々にはちょっと不便だと感じることもあるかもしれません。

ここのおすすめは、エビニラ餃子。

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300円の焼き餃子に比べて、5個で350円とやや割高なのですが、みんな大人だから大丈夫だよね?

あとは、生のにんにくをたっぷり使ったタレがかかっているにんにく餃子もインパクト抜群。

まぁデートには不向きでしょうが、餃子を食べる関係性の中でにんにくって匂うよね、なんて会話はナンセンスだと思うので、ぜひ遠慮なく食べて欲しいな。

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(メンマもいいし、私は干し豆腐の和え物が好き!めっちゃ好き!!)

それから、ここもポイントだと思うのですが、注文がタッチパネルなんです。蒲田の中華料理屋さんでIT化してるの、ここだけだと思います。あとは基本的に対面でのオーダー、溢れる昭和感。

いちいち店員さんを呼ばなくていいのでガンガン頼めるし、割り勘を想定しているので、割り勘のお金まで機械が計算してくれます。

それから、これはもはや運ですが、青じそ餃子やパクチー餃子など、限定商品もあったりします。

これも、タッチパネルの中で自分で探してオーダーするのが基本。店員さんは教えてくれないからな、みんな自主性をいかんなく発揮してね!


おつまみが安定している你好(ニイハオ)恵馨閣

上のニイハオと何が違うの?と思うかもしれませんが、全然違います!

ニイハオも歓迎も、実は系列店が何店舗もあるのですが、お店によって味が違う気がするのは私だけでしょうか…?

今回紹介するニイハオは、上記の2店舗とは反対側。JR蒲田駅の西口徒歩5分くらいのところにあります。

ここは、餃子はもちろんのこと、おつまみが充実しています。
酒飲みほいほいですね。

写真を載せようと思ったのですが、いつも酔っ払ってしまうせいか一枚もありませんでした…自分が許せない…

おすすめは、1500円くらいでセットになっているおつまみセット。
餃子とビールにおつまみ2種類くらいでこの価格。
もう、酒飲みの気持ち、よくわかってるじゃーん!と拍手したくなるようなメニューなんです。

駅から近いし、ちょっと一杯飲んで帰るにはぴったりです。


パリッ、もちっが魅力の金春本館

最後はここ。

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戻って京急蒲田側。
商店街の中にお店があります。

もう、羽ばたきそうなほどの羽根が魅力。からの弾力のある皮と餡が絶妙な餃子たち。ちょっと丸みがあるフォルムもかわいい。

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(雨宿りできそうなほどの規模感)

酢豚や空芯菜の炒め物、などいわゆる普通の中華料理も安定してます。


最後にポイントと注意

ディナーは予約必須

席数があるので予約しなくても平気だろうと思っていると、全然入れません。確実に席に座りたい方は必ず予約をしていってください。平日でも!

ランチは予約できませんが、とっても回転が早いので心配しなくても大丈夫。

現金は多めに持ってきて

キャッシュレスなんて皆無、クレジットカードが使えないお店もあります。そのため現金が基本です。おなかいっぱい食べてもひとり2000円くらいなので平気なはずですが、それでも万札は忍ばせていたほうがいいと思います。

水餃子も蒸し餃子も試してみて!

今回はすべて焼き餃子の紹介をしていますが、本場中国では水餃子が基本。10個で500円とこれまたコスパ抜群なので、お腹に余裕があるならぜひ食べてみてください。とろろみたいにスルスル食べられます。

お水はセルフ

お水は自分でとってくる、が基本のところが多いです。待ってるだけじゃチャンスはやってこない!のマインドで、自ら取りにいってほしいです。

お手洗いも昭和

基本的に、お店全体が平成を通り越して昭和感溢れるところが多いので、若い女性たちの中には、お手洗いの世界観に絶句する人もいるでしょう。

JR蒲田駅、京急蒲田駅のお手洗いがきれいなので、そこを使用するのもアリだと思います。


ってことで、ひたすら餃子について語ってきました。

羽田空港と品川駅。
日本人なら一度は通っているエリアだと思うので、ぜひ蒲田までちょっと足を伸ばして、300円のしあわせを感じてみて欲しいです。

ほんと、人生の幅が広がるから。

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