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最近のオンラインサロンについて思うこと

あっという間に12月ですね。

今年もあとわずか、ということで

私の頭の中にある
オンラインサロンやコミュニティについてのメモを
自分の備忘録のためにも残しておこうと思います。


オンラインサロンに入っても人生は変わらない

たぶん、いろんなところで書いてきていますが
オンラインサロンはあくまで手段。

入っただけじゃ何も変わらない。
自分で考えて、行動して、評価されてはじめて
自分の生活や仕事に活かされるもの、です。

目的だって
稼ぐ額なのか
人との繋がりなのか
思考や共感性の深度なのか
人によってもコミュニティによっても、実にさまざま。

しかも、すぐに成果は出ません。
巡り巡ってそんなかたちで?
みたいなところで返ってきたりします。

役割を与えられるのを待っているよりも
役割を自分で考えて実行してしまった方が
はるかに自分の糧になります。


真価が問われるのは、コミュニティを出たあと

ハーバード大のOBOGコミュニティが優れていることは有名ですが
オンラインサロン、ひいてはコミュニティの意義ってここにありますよね。

その時、コミュニティに所属していることで
承認欲求を満たすよりも
卒業して、外に出て
次のコミュニティや社会へ貢献すること
こういう有機的な連鎖にこそ、価値があると考えています。

早稲田や慶応出身の友人も多いのですが
彼らはみんなこんな感じかな。

特に、優秀な人ほど過去のコミュニティを大事にしつつ
今、目の前にある課題やタスクに
個人として向き合っているんですよね。

過去のコミュニティで身につけた
自分ごとにして考え行動する力
こういうところに表れるな、と。


オンラインサロン、多すぎ問題

私自身、3年前くらいから
多くのサロンに参加してきました。
ただ、今年に入ってさらに増えたような気がします。

会社や親戚、ご近所同士のコミュニティ機能が失われつつあるから
と、言えばそれまでなんですが、それよりも帰属意識の持ち方が変わってきているような気もします。

オンラインサロンに入るメリットは
以下の記事を参照にして頂くとして

オンラインサロンに複数入るのが当たり前
という風潮にも繋がりますが

オンラインサロンが乱立すること
そして、複数のサロンに入会し続けること
私はこれに危機感を持っています。


さらに、自分がわからなくなる症候群

所属先を増やすことで
所属意識や承認欲求を満たすことが
簡単にできるようになりますよね。

そうすると
個人としての濃度がどんどん薄まるんです。

慶応を出て電通に入って
趣味のワインや乗馬の仲間と週末も楽しんでるけど
じゃあ、私ってなに…?

こういう人が
どんどん生まれてしまうような気がしています。

社会的地位があって、幸せそうに見える人でも
その人自身が自分で自分を知って肯定しない限り
永遠に満たされることはありません。

闇雲に所属先を増やしても
さらに自分がわからなくなるだけです。


オンラインサロンもそう。

もうわかりやすくするために具体名を出しますが

西野さんのサロンに入り
箕輪編集室に入って
前田デザイン室でデザインを学び
次は脱社畜だ!

って人、いますよね。
(こういう個人を責めてるのではありません)

そういう人に聞きたいんですが
すっとそのサロンに
入り続けてるつもりなんでしょうか?

もし、サロンという所属先がなくなったら
あなたを理解して
肯定してくれるのは誰なんでしょう…?



自分しかいませんよね。


サロンに闇雲に入りまくる人。
これって、今病棟にいる患者さんと同じです。

病気になったのは仕事のせい
お見舞いに来てくれないのは家族のせい
こんな病室に入っているのは国のせい

こんな調子で、身に起こることを周りのせいにして
自分で自分を受容し、肯定できないままだと

自分で自分がどういう人かわからないまま
人生を終えてしまいます。

こういう流れは健康的じゃないなと思っていますし
実際、こういう人の療養や最期のクオリティって
あまり高くありません。

世間一般のイメージでいう
つらく、苦しく、痛いそのものの療養であることが多いです。


帰る場所があるということ

先ほど、帰属意識という言葉を出しましたが
帰る場所や空間、コミュニティがあること自体は
とてもいいことだと思います。

でも、それは
前に向かって進み続けてる人にとってです。

考えない
動かない
こういう人にとっての帰る場所って
都合のいい避難所というだけな気がします。

避難は、あくまでも一時的なものであって
いつかは前に進まなければならない
厳しくても現実に戻らなければならないことを
忘れてはいけません。

実際に、前に向かって進み続けてる人って
それ自体が充実していて楽しいので
実際に帰る場所があったとしても帰らないし

そういう場所やコミュニティがあるという
抽象的な概念だけで満たされています。


帰る場所をつくってみたい

ここまで、オンラインサロンに10以上入ってきて
私自身、オンラインサロンアレルギーになってしまったのか(!)
自分のサロンを持つことにまったく興味がなかったのですが

これまで話してきた

・承認欲求
・自己肯定感
・帰属意識

これらを踏まえたもの、かつ

・自分を書くことでコンテンツにする

こういうコミュニティを
期間限定ならやってみたい!
と思うようになりました。

ちょうど、タイミングよくまいちとも出会えて
#こじマガ も展開したところなので

あのマインドを思う存分取り入れた
リテラシーの高い場を作っていきます。

今、考えてるのはこんな感じ。

・少数精鋭
・3ヶ月の期間限定
・月額5000円〜10000円くらい
・毎日のアウトプットが義務
・アウトプットしなくなったらその理由を禊コンテンツへ昇華
・すべてのコメントにあさみorまいちが必ずレス
・あさみ&まいちの投稿よりも、メンバーのアウトプットに価値をおく
・コンテンツを作って売るまでを全員がやってみる
・ひな祭りにはまぐりのお吸い物食べる

インフルエンサーやゲストを迎えることは
一切考えていません。

自分たちで上に登り詰めた方が
大変だけどやりがいが格段に違いますしね。


看護の仕事でも
家事代行の仕事でも
オンラインサロンでも
コミュニティの意義や価値を知っているからこそ
それを1回仕事にするという体験を、私もしてみたいんです。

詳細は募集ページをこれから作成するので
お楽しみに!!


あ!その前にこちらもあるので
ご都合合う方ぜひいらしてください。

テキストでは話せないことや
これからのコミュニティについても話す予定です。

お会いできるのを楽しみにしています。

おしまい


貴重な時間を使い、最後まで記事を読んでくださりどうもありがとうございます。頂いたサポートは書籍の購入や食材など勉強代として使わせていただきます。もっとnoteを楽しんでいきます!!