あの人のために
実は昔、看護ネタで月額有料マガジンを書いていたことがあります。
その時の終わりの記事にも書きましたが、作家でもインフルエンサーでもない私が文章でお金を頂いていいんだろうか、いやいや申し訳ない、という気持ちになってしまったんですね。
あれから1年半。
当時よりも書くことがもっと好きになっている自分にびっくり。
Twitterでの日々の発信は当たり前。
ブログもwordpressに移行してCSSもなんとなくわかりようになりました。
そして、このnoteもほそぼそではありますが続いています。
最近では、書くことを好きになるまでに至る理由、SNSでの発信が続いている理由を考えるようになりました。
どうして私は発信しているのか?
誰に伝えたいのか?
その答えを年明けから悶々と探していましたが
今日の朝、カーテンをあけてベランダに出たら気づきました。
患者さんのためだ、と。
もちろん発信は自分が好きで続けているのですが
その動機は患者さんの一言でした。
「あなたみたいに説明してる人がたくさんいたら
私たちだってきちんと決められるわ」
患者さんが治療方針や今後についてを決められないのは知識不足だけじゃありません。私たち医療者にも一因があります。
説明が下手くそだったり、難しい専門用語を連呼したり、自分の仕事を優先したいがために早口で説明し書類にサインだけ貰うようにしたり。
こういう背景があるから患者さんは自身の意思決定能力をうまく発揮できない。
けれども
患者さんの持っている意思決定能力を最大限に発揮させるのが
医療者の仕事だと私は思っています。
そのために、私は患者さんにとって役立てるような情報や考え方を発信したい。
私の発信の原点はここでした。
というわけで
この原点をかたちにするべく
noteで新しいマガジンを連載することにしました。
患者さんのために発信したいのに、患者には言えない話ってなんだよ!と思うでしょうが、医療者には患者さんに対して本音で言えないことがたくさんあります。
効果がないと思っているのに医療算定のために飲ませる薬や、実はミスがあったのに患者にバレていないからそのままスルー、など挙げればキリがありません。
その医療者の本音と患者さんの知りたいことって
意外と近いと思うんです。
これを埋めるようなメディアを居心地のいいnoteで作りたい。
そう思いました。
表で書くと炎上しそうなことや、個人に関する情報(もちろん個人が特定されないよう配慮します)盛りだくさんとなる予定のため、有料マガジンとさせて頂きました。
月額300円、です。
3月からスタートします。
高いか安いかは個人の価値観によりますが、医療や健康に興味がある人たちにとって有意義なマガジンにすることをお約束します。
さすがに私のことをほとんど知らない方も多いと思うので
最初の1ヶ月は無料で読めるようにしています。
もちろん購読の中止はいつでも可能です。
そうそう。
もともとやっているブログも刷新して「患者になる前に知っておいて欲しいこと」をテーマの1つとして、大きく修正・執筆していきます。
というわけで
ぜひ購読のほど、よろしくお願いします。
ナースあさみ(@asami300765)
#ナースあさみ #患者さんには言えない話
#エッセイ #医療
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