AYANEO AIRを少し触ってみた話
ゲーミングUMPCの中でも現在のところ最軽量のAYANEO AIRを譲っていただいたため、ここ1週間ほど触っておりました。
5.5インチディスプレイ、398gの小型軽量ボディ
重ためのタイトルでも動作可能(要設定調整)
専用アプリで設定変更が容易
稼働時間は短めらしい(12WTDP設定で1時間半~2時間弱くらい)
といったところが特徴かなと思います。
5.5インチディスプレイ、398gの小型軽量ボディ
5.5インチは小さすぎないサイズです。
特にAYANEO AIRは軽量なので手に持って顔に近づけやすく、必要十分なサイズ感をもたらしてくれます。
欲を言えば私は6インチが好きなのですが、そうなると重量が500g前後になってくるため手に持つのは結構疲れるレベルになってしまうのが悩みどころ。
したがってAYANEO AIRのサイズと重量のバランスは現状では最良かなと思います。
重ためのタイトルでも動作可能(要設定調整)
ゲーム内設定で解像度を1280×720に設定し、必要に応じてグラフィック効果を消したりLOW設定にすることで、重ためのタイトルも動かすことができるようです。
私はテイルズオブアライズを遊んでいますが、「12Wでシャドウ品質LOW・異方性フィルタリングLOW」か、「15WですべてHIGH」でヌルヌル動作しています。
ただし15WTDPは筐体がアチアチになりますし、バッテリーも1時間もつかどうかくらいのところになるので、基本は12Wまででどこまで動かせるかで調整するのが良さそうです。
専用アプリで設定変更が容易
AYA SPACEという専用アプリがありまして、色々と不具合も報告されているようではありますが、私の使い方では便利に使えています。
まず音量とディスプレイの明るさを気軽に調整できるのが便利です。
さらにTDPを5W-8W-12W-15Wでワンタッチで切り替えできるので、ゲームごとに最適の設定を探しているときや、遊ぶゲームを切り替えるときも楽だと思います。
AYA SPACE上での解像度切替はなんか謎の動作をするので触らない方が良さそうでした。
また、AYANEO AIRのトリガーボタンは感度が深く、かなり奥(下?)に押し込まないと反応しないので、AYA SPACEの設定から感度を上げたらちょうどよくなりました。
私は触っていませんが、アナログスティックの感度なども調整できそうな項目がありますね。
稼働時間は短めらしい
7インチクラスのUMPCと比べますと、積まれているバッテリーが小さいので稼働時間は相対的に短いようです。
私の場合は1日1時間くらいしか触れないので困りませんが、長時間持ち運びたい人にとっては痛しかゆしと言いますか、せっかく軽くて持ち運びやすいAYANEO AIRなので、稼働時間が短いのは残念かもしれません。
とはいえバッテリーが大きくなると重量がかなり増えてくるようですから、そのあたりはトレードオフと考えなければならないですね。
総じて満足度が高いが、値段も高い
日増しにお気に入り度が増しているAYANEO AIRですが、中国公式で約9万円、日本公式で約10万円(セール価格)、中古販売サイトで約7万5千円と、価格はそれなりにします。
いまゲーミングUMPCは大手参入もあり盛り上がっているので、これから買うかとなれば完全に人によるなと。
とにかく携帯性重視、または私のように手に持って(宙に浮かせて)プレイしたい場合は他に選択肢がほぼ無いですし、そうでなければ7インチのROG Allyなどを考えた方が良いと思います。
個人的にはAYANEO AIRとRG503でやりたいことは全部できるようになったので、しばらく新しい機種に手を出すことはないです(と信じたい)。
おしまい。
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