デザイナーになりたいと思った人へ

平日にふとデザイナーになるまでの自分を振り返ると、そう簡単にデザイナーになれた訳ではないなと思い出したので、これからデザイナーを目指す人たちにデザイナーになるために頑張ろうと思ってもらえるように、私の経験や思いを綴ります。

デザイナーになりたいと思ったきっかけ

私は小学生の頃からアフィリエイトをするためにブログやウェブサイトを作っていました。
中学生になっても、高校生になっても、さらに良いサイトにしたいという想いでやっていました。
進学を考え始めた高校1年生のころ、将来どんな仕事に就きたいか、今後発展してくる業界は何か、を考え、ざっくりとウェブ業界で働きたいと決めました。

ウェブ業界で働きたいという想いからデザイナーになりたいと思うまで

ウェブ業界にもさまざまな職種があることは知っていたので、まずはリストアップして、仕事内容、平均給与などをベースに比較。想像以上に色んな仕事がありますが、その中で自分自身が「やりたい」と思えることは「Webデザイナー」でした。小学生の頃からやっていたアフィリエイトの中で前のめりになれたのはデザインだったし、ウェブページを作り上げるということでした。ただ、平均給与を見たときに愕然としました。

「デザイナーって給料安くない…?」
「労働時間過酷すぎない…?」
「ブラックやん…。」

正直、デザイナーを目指すのは不安しかなかったのがこの時期です。
それにも関わらず、周りからの声も前向きなものというよりは不安を煽るようなものが多かったかな…と思っています。

「デザイナーは給料が安いし大変だと思うよ」
「デザインのセンスないから無理じゃない?」
「もっと給料が良くて安定した仕事の方がいいんちゃう?」

といったもの。
当時の自分としては、そんなのやってみないと分からないし、ここで諦めたら後々そういう声をかけた人を恨んでしまうよな。
それならば、たった一度の人生。自分が夢みる道にチャレンジしよう、失敗しても自分が決めたことだから仕方がない。って思えるはずだという風に考えました。

ここからは不安はありつつもデザイナーを目指すことになります。

決めた進路は美大ではなくWeb系の専門学校

デザイナーになることを決めた私ですが、アートや芸術・美術には興味がなく、どちらかというと自分の力でWebサービスやWebサイトを作りたいと考えていました。

オシャレなものを作るよりも、使いやすいものを作る

これは私の中で変わることのないポリシーです。
ビジネスおよび人々の生活の中で芸術性を優先し、使いづらくなっているモノや本来の目的を見失ったモノはたくさんあります。

大切にしなければいけないのは、本来の目的を達成し、しっかり使ってもらえて、人々を笑顔にするデザインです。

自分の力でWebサービスやWebサイトを作るための力を身につけられる大学が見つからない

高校が進学校だったこともあり、元々は大学に行きたいと思っていました。
しかしながら、「情報」という分野で括られている大学くらいしか私は見つけられませんでしたし、学問を学びに行く場所という風にしか見えませんでした。

そうではなく、技術を身につけたい

そこから専門学校への道を考えるようになりました。
色々見た中で就職実績や設備の良さ、アクセスの良さなどから、
HAL大阪 IT学部 WEB開発学科 昼間部4年制 へ進路を決めました。

4年という期間でデザイナーとして採用してもらえる人間を目指す

HAL大阪では多くのことを学びました。
学問も学び、技術も学び、チーム開発も学び、ビジネス寄りなことも学びました。

各種プログラミング言語でのプログラミング
データベース設計
セキュリティ、ネットワーク、サーバー構築
Androidアプリ開発
Webデザイン
ユーザビリティやアクセシビリティ
フロントエンド的なこと
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の対策
プロジェクトマネジメント
Webおよびオフラインのマーケティング
個人でシステムやサービスを作り上げる課題
チームでシステムやサービスを作り上げる課題
個人やチームで作ったものをプレゼンテーション
1ヶ月間、提携企業でのインターンシップ
産学連携
自分自身を売り込むためのサービスづくり(就職作品開発)
毎学年末にあるコンテストという名の学内バトル

覚えている限りにはなりますが、こんな感じです。
正直、高校まで勉強したことは役に立っている実感が全然ないのですが、HALでの勉強は今でも役に立っています。

全てを紹介すると長くなりすぎるので、専門学校の中で一番印象に残っている「就職作品」をご紹介します。

就職作品「GLOBAL WINE CIRCLE」
企画から設計、実装(PHP、CSS、jQuery、MySQL)、発表資料、宣伝資料まで作成

ポートフォリオに詳細が載っているので掲載します。
なお、データはもう無いのでスキャナーでスキャンしました。

私の就職作品はこのようなものでした。
何を学んだのか、どういう気持ちでデザインしているのか、どんな考え方をするのか、そういったことを伝えられるサービスを作る。これは誰であれ、就活というタイミングで意識しなければいけないと思います。

私はこの就職作品を武器としてプレゼンテーションし、新卒で入社した企業の内定もいただきましたし、多くの企業の方からお声がけをいただくことも出来ました。今でも感謝しております。

実際にデザイナーとして働き始めてどうだったか

私は現在3社目で、ずっとデザイナーをやっています。
1社目はWebマーケティング企業、
2社目は結婚式場の口コミサービス運営企業、
3社目である現在はAIプログラミング学習サービス運営企業
で働いています。

学生時代の不安がどうなったのか。
不安というとコレです。

「デザイナーって給料安くない…?」
「労働時間過酷すぎない…?」
「ブラックやん…。」

まず、給料。
同年齢の平均以上はいただいています。
初任給で年収は400万円以上ありましたし、それを下回ったことはありません。

次に労働時間。
正直、会社やチームによるので何とも言えません。
ただ私の経験では月あたりの残業時間が20時間を越えることが稀です。
1日の集中力には限りがあるので、時間の分だけ結果を出せるとは思っていないので、残業は少なくして、定時内で成果を残すことを意識しています。

ブラックなの?
デザイナーという仕事がブラックということはないでしょう。
ブラックかどうかはあくまでも会社やチームによります。
どんな会社でも良いから、とにかくデザイナーになりたい!
だと一般的に言われるブラックな働き方をしなければいけないかもしれませんが、サービスなどの武器(成果物)を持ち、就活に挑み、自分自身もしっかりと選び抜けば、そこまで心配することはないのではないかと思っています。

デザイナーになって良かった

私はデザイナーになって良かったと心の底から思っています。
高校時代の自分があの判断をしていなかったら、それはそれで楽しい生活を送れているかもしれませんが、私は今の生活が好きです。

デザイナーになりたいと思っている人たちの中で不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。

周りに色々言われたりするかもしれませんが、デザイナーの仕事やWeb系の仕事を知らない方の言葉が多いはずです。
経験したことのない人の言葉を聞いて、夢を諦めるのはもったいないです。

たった一度の人生。自分が夢みる道にチャレンジしよう、失敗しても自分が決めたことだから仕方がない。

そう思えるなら、ぜひデザイナーの夢を諦めないで、突き進んで欲しいと思います。

今、Web系のデザイナーを目指すなら?

学校は人それぞれだと思います。
大学でも専門学校でも、デザイン+αで学びたいことを学校で学べばいいと思います。+αの部分がそれぞれの強みとなり、武器となります。

ただ、コーディングやデザインについては学校だけなく、本を買ったりすることも多いかと思います。まずは下記のような勉強スタイルがオススメです。

1. HTMLやCSS、Sassみたいな部分についてはProgateで学ぶ
 → https://prog-8.com/

2. デザインツールについては公式のチュートリアルで学ぶ(サンプルファイルのデザインなども参考になるはずです)
 → https://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/tutorials-explore.html

3. 復習を兼ねてしっかり形になるものを作る(私の講座で恐縮ですが、そういうことを意識して作りました)

基礎を学んで、何かを作る。

エンジニアになるための道もデザイナーになるための道も、
ここは共通しているなと思います。

デザイナーという夢を諦める人が1人でも減り、
デザイナーになりたいという人が1人でも増えることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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YUKI ASAMOTO

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