私が教師を嫌う理由(引用あり)

小さな体に大きなランドセルを背負い小学校に通う1年生。
私にもそんな頃があった。
もう・・・20年以上前になる。

最初の3行を書き終えた瞬間から何故か目が潤んでしまっているのだが、
何故だろう?
この記事を書き終える頃にはその理由が分かるのかもしれない。

学校に入学するのは教育を受ける為。それは誰でも分かる事なのだろう。
でも正しい「きょういく」を受けて来られたと実感出来ている人はどのくらい存在するだろうか?

少なくとも私は教師や指導者という立場の人間が大嫌いだ。
「良い恩師に巡り合えた」
そう心から言える人と出会えた人たちはその出会いと縁に感謝して欲しいと思う。

私の場合はこの教師のせいで嫌な想いをたくさんしてきた、
と感じる教師ばかりと縁があった。

少々恨み節のような文章が続くが何卒ご容赦願いたい。。。

私が小学生の頃、4年生まで女性の教師だったが
4年生の頃に担任だった女性教師の事は
言葉が悪いが今でも正直な話恨んでいる部分がある。

その頃、私がその教師と初めて顔を合わせた時は笑顔が素敵で良い教師なのかなと子ども心に思っていた。習字の採点の時、星のカービィに出てくるグーイのような絵を描いて採点してくれる教師だった。

だけど3つの大きな出来事があり、この教師の事が大嫌いになった。

1つは休憩時間の時。2つは給食の時。

私の記事を読まれている方なら知っていると思うが、私はとても好き嫌いが激しい上に小食である。故に学校の給食を完食した日があったかどうかの記憶が全く無い。毎日何かしら残していた訳だ。
その姿をこの教師は見逃してはいなかったようで。。

私はその教師に次の給食では全部残さないで食べると約束していた事があったようだが(その部分の記憶はもうない)、その日に限って大嫌いなブロッコリー(今は食べられる)があり、どうしても食べられず残そうとしていた。

その時に物凄い剣幕で罵られた記憶がある。
言われた言葉を思い出せなくなっているが、その時の記憶が今でも残っているぐらい酷い事を言われた記憶がある。

確かに残した私が悪いのだろう。果たせもしない約束をしたのも私だから。
これまでも給食を全部食べる事が出来ずに残して残飯にしてしまう事をずっと悪い事だと思っていたけれど。。。

今まで残してきた食べ物たちには本当に申し訳ないと思っている。。。

あの日以来、給食がこの世から無くなればいいのにって思うようになった。
食べ物も給食も大嫌いになった。

その給食時間で2つ目の出来事が起きた。
給食当番は給食エプロン(白衣)を着用して配膳をするのだが、その日は1つエプロンが余っていて、私ともう1人の女子はエプロンを着用していなかった。私かその女子のどちらかが着用した方が良かったのかもしれないが(何らかの理由で余っていた)、私たちは着用していなかった。
これも記憶が薄れているので全てを思い出せないのだが。。

私とその女子はこの教師に耳を引っ張られ廊下を引きずり回された挙句、
玄関に置き去りにされた。引きずり回されている姿を見ていた生徒もいた。
どうしてそうなったのかをもう思い出せないのだが、よっぽどこの教師には気に食わなかったのだろう。どちらかが着用していればそうならずに済んだのかもしれないが、着用しなかったのには何かしら理由があったと思っている。

2人で教室に戻ったのは良いもののすぐには中に入れず、
入ったら入ったでまた怒られ、
もう片づけを始めている中で急いで食べろとそそのかされ
色々と腑に落ちないことだらけでその日は終わることになった。

実は休憩時間をほんの数秒オーバーして教室から締め出しを食らい、
廊下に立たされたのも確かこの女子とだったと覚えている。

その教師からすれば何かと落ち度がある私たち2人の姿を見て、気に食わない部分が多くあってそんな行動になったのかもしれない。

4年生の時は本当に毎日地獄の様だった。

それから卒業式の時に再びその教師を目にする事になったのだが、
他の生徒とにこやかに話をして微笑んでいる姿を見て
物凄く腹立たしい気持ちになったのを覚えている。


中学生の時も同じような事が多くあったので、
その話はもうしないでおこうと思う。。。


本来は「教育」でなければいけないのだろうけど
私には「脅育」「強育」だったと感じている。
教師の思い通りにならないとヒステリックを起こされ脅しのような態度で接される。嫌がっている事を無理矢理みんなと同じようにしなさいと強制される。

今になって自分の子ども時代を振り返ってみると、
色々ダメな子どもだったような気はしている。
人嫌いで目を見て話をしない、声が小さい、意志がはっきりしない、
好き嫌いが多い、他人を名前で呼べない、みんなと同じように出来ない事が多くある。

人として気に入らない部分が多くあったからなのだろう。

もっとちゃんとした子どもだったら大事にしてもらえたのかな、
と子ども心に思っていた時期もある。。。


大人になった今では教師の計り知れない心労を考えると
ゆとりを持って生徒に接する事が出来なかったのかなと思う時はある。

何も知らない子どもを教育するのはとても大変なのは分かる気がする。

でも・・・
何も知らない子どもが受ける心の傷を教師は何も知らないと思う。

再度で申し訳ないのだけど、
今でも私はその教師の事を恨んでいる部分がある。
貴女のせいで私は余計給食が大嫌いになり、
教師という存在も大嫌いになった。

もし今の時代に貴女が同じような事をしたら
親と場合によっては問題教師として貴女は扱われる事でしょう。
そうならないで本当に良かったと思う。


もう終着点が見えなくなってきたので、昔語りはこのくらいにしておく。


いまの子どもたちには私のような苦い経験はして欲しくないと思っている。
人として正しい教育を受けられ大人になった時、
あの恩師がいてくれたから
と言えるような教育者の元で教育してもらえることを私は願っている。


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