変拍子の曲が好きです。
8分の5拍子とか8分の7拍子とか、ともすれば間に4分の3拍子が挟まったりとか、あああ好き。
「変拍子ってなに？　かっこいいの？」という方は、ジャズの有名どころ「テイクファイブ」や、映画『ミッションインポッシブル』のテーマを聞いてみてください。

私がいちばん好きなのは、子どものころやりこんだスーファミソフトのゲーム『星のカービィ　スーパーデラックス』に出てくる「VS. マルク」という曲だけど、当時はなんで自分がこの曲好きか理由がわからなかった。
大人になって知識もついて周りのコメントとか読むと、たしかに拍子がめまぐるしく変わっていて、不思議な不気味さがすごくよく表現されているのだとわかった。

しかし「私って変拍子が好きなんだ！」と気づかせてくれたのは、吹奏楽曲『3つのドワーフ族の舞曲』。
Youtubeの再生数からしてそんなに有名じゃなさそうなのですが、変拍子好きの方はどうか一度聴いてくだされ。

ああああかっこいいよおおお。
Ⅲもいいけど、第一印象も聴きこんだ今も、やっぱりⅠがいちばん好きであります。

実はこの曲は吹奏楽部に入っていたときに、練習曲として配られて知ったのです。なのでいまだに私の手元には、トロンボーンの楽譜だけあります。
当時、かっこよさに一目惚れ（ひと聞き惚れ？）してめっちゃ自主練したんですけど、拍子がころころ変わるのがやっぱり合わせるの難しかったみたいで、部活の全体練で吹くことはほとんどありませんでした。人前でも一度も演奏しなかった。うーん残念。

今のところ全然そんな予定はないけど将来また楽器を吹く機会があったら、ぜひ再挑戦したい曲です。