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放った言葉、残った言葉

昨夜、久しぶりに夫と喧嘩をした。
2人共、久しぶりに飲み過ぎてしまい、
正直、どうやって帰ってきたのかも覚えていない。気付いたら、喧嘩をしていた。
ひどい酔っ払い達である。

昔にも同じような事があった。
大体、身体に合わないお酒を飲んでしまったりした時に突然喧嘩が始まってしまう。
夫が少し攻撃的になり、負けたくない私も攻撃的になってしまう。
全く話し合いや生産性の無い喧嘩である。

もしかしたら帰り道も喧嘩していたのかもしれない。
気付いたら家で喧嘩をしていた。
何が発端だったのかも覚えてない。

ただ「俺の親のことをそんな風に思ってたんだ」と言われたこと。
これを覚えているのだけれども、
私が何を言ったのか覚えていないのが怖い。
何を言ってしまったんだろう。
きっと傷つけてしまったんだろう。
きっと義実家に行くのも仕事だと思ってる、のようなことではないかと思う。
でも覚えてない。申し訳ない。

以前にTwitterで海外のお母さんが子どもに対して、いじめについて教えている動画を見た。
母親は、白い紙を持ち子どもに「私の悪口を言ってみて」の様な事を言い子どもから発せられる言葉の度に紙をクシャクシャにしていく。
そして子どもにストップをかけて「 ごめんね」と言わせて、紙を広げても元のピンとした紙には戻らないというような、紙を人の心に例えた動画があった。
イメージとしてわかりやすいと思った。

私はきっと彼に対して傷つくような事を言ったのだろう。
でも、私は私で彼から放たれた言葉で傷付いてる。
そして攻撃的になった夫に恐怖を覚えている。
実際に暴力を振われた訳ではないけれど、
昨日の彼は暴力的だったと思う。
お酒が入ると本性が出る…と思っているから、
どこかで本気で言っていたのだと思う。
夫は、朝二日酔いで出勤する時に謝っていた。
でも、何に対してなのか分からないまま。
きっと2人共、ぐしゃぐしゃの紙を抱えてる。

酔っ払った喧嘩の後まで、こんなに嫌な気分なのは久しぶりだ。
でも、放ってしまった言葉には、責任を取らなければいけない。
本当はどこかに家出したい気分だけれど、
放ってしまった言葉がある以上向き合わなければ。人生って疲れる。
だから1人でいい、というのが持論だったけれど結婚してしまった以上向き合わければな。



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