最近「好きなことして生きる」って言って活動してる人をよく見かけるんだけど、それをみて「わたしも好きなことを探して、それを生業にしたい！」って思って苦しんでる人がいる気がする。

好きなことを生業にするっていう概念を知ること自体はいいことなんだけど、そう思うことでせっかく幸せなのに不幸になっちゃう人もいるんじゃないかなあ。

「好きなことして生きる」って掲げてる人の多くは、好きなことして生きるために好きなことして生きてるんじゃないと思う。すごくややこしいけど。

たまたま好きなことがあってそれをやり続けたら仕事になっちゃったとか、好きなことで仕事ができるくらいだったから仕事にしちゃいましたとか、とにかく「好きなことして生きること」が目的ではない人たちなんだよね。

好きなことができて、それを仕事にしてみようとするのはいいと思うけど、好きなことして生きなきゃと思ってやるもんではないんじゃないかなあ。

というか、そもそも好きなことをして生きることは、好きなことを仕事にすることとイコールじゃないよね。

ちょっと前に友達に「あさぬーは好きなことして生きてるって感じでいいね、わたしも好きなこと見つけたいなあ」って言われて、それがすごく気になった。

その子のインスタ見てたら、いろんなところに行って、美味しいもの食べてて、わたしよりずっとずっと楽しく生きてる感じだったから「あ〜いいなあ」って思ってたのに、本当にすきなことしてないのかな。

いいなあいいなあって思ってる人、実は十分好きなことして生きてると思うんだけど、どうなんだろ。

もうさ、「好きなことして生きる」のハードルを下げよう、もっとちっちゃいことでいちいち幸せを感じたほうがいいぜったい。

洗顔してお肌がふわふわになる瞬間がすき
お布団にくるまるのがすき
仕事の合間にタピオカ買いに行くのがすき
新しいことに挑戦するのがすき
疲れた時にハムスターの動画みていやされる時間がすき

書き出してみると、あれ、わたしだいぶ好きなことして生きてるっぽい！って気づくかも！

みんなすでに好きなことして生きられてるし、
みんなすでに十分素敵なんだ〜〜！ってね

わ、うっかり書きすぎちゃった！
じゃ、またね！