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「だめなわたし」の正体

「わたしってばなんでこんなにダメなんだろ…」って今までで何千回も思ったし言ってきた。なんでわたしってこんなにダメなのかなあ。

例えば早起きできないとか継続できないとか料理も家事もスケジュール管理も、ぜ〜〜〜んぶポンコツ。もう目も当てられない。自分の行動を振り返るとダメポイントがわんさか出てくる。

でも、全てがダメなんだろうか?って思うと、ちょっと冷静になる。

「まあ、ときどきイラストは描けてるし、言いたいこともなんとかまとめられてるし、悪いとこばっかじゃないかなあ」なんて。

じゃあ悪いとこばっかじゃないのに、なんでそれらを無視してわたしは「わたし=ダメ」って思っちゃうんだろう?


わたしは、きっと「本当に失敗したときのための予防線」として、普段からわたしはダメだって刷り込んでるんじゃないかなってにらんでるんだ。

そうすれば失敗しても、「ほらね、やっぱり自分はダメだからこうなるんだ」って思えるから、失敗した時のダメージが最小限に抑えられる。

ダメと思い込むことは自衛になる。でも、ダメだって思ってるうちはわたしがおもう「幸せなわたし」にはなれないんだよなあ。


話飛ぶけど、わたし、双極性障害Ⅱ型(いわゆる躁うつ)っていうやつなのね。どんなもんかっていうと絶好調か絶不調しかない感じなんだ。

絶好調と絶不調繰り返し続けると、だんだん、絶好調の時は「どうせこのあと絶不調くるんだろ」って思うようになるし、絶不調の時はとにかく死にたいしで、常に不安定。

そしたらいつのまにか「どうせわたしは躁うつだから」って思うようになって、なにするにも億劫になっちゃった。だって絶好調モードでなにか始めても絶対絶不調のときに終わっちゃうんだよ?どうせ続かないならなにやっても無駄に思えてくる。

でも、躁うつだからって言って立ち止まってても幸せになれないのは明らかなことだよね。全部ダメなんてことはないんだから、自分に向き合って少しずつ前に進まないとだよね。


ダメだなあって普段から思ってるときはダメなやつっぽい行動とるし、ポジティブなときは前向きな行動をとると思う。

ダメだなあって普段から思ってるときは失敗した時に「ほら、やっぱりわたしはダメなんだ」って思うけど、ポジティブなときはミスしても「今度は気をつけよう」ってなる。後者は次に繋がっていくよね。

これってつまり、ダメかダメじゃないかは置いておいて、まずは自分のことダメって思うのだけでもやめられたら一歩前進できるってことじゃないかなあ。

ダメだ〜って思考停止しないで、自分のいい部分もイケてない部分も把握して、ちょっとずつできることを増やしていければそれでいいよね。


最初から完璧だったら、序盤で人生クリア!おめでとー!で残りの数十年は暇つぶし。それはそれで退屈かも?

それよりたくさんのできないことがある方が、ちょっとずつできることが増えていってその度に喜べるから、案外楽しいんじゃないかな〜なんて。

できなかったことができていく過程って面白いし、じっくり時間をかけて自分を育てていけば豊かな人になれるかも?

ということで、わたしは「じぶんはダメだ」って決めつけないで、まずは認めて、ちょっとずつ自分を育てていくことにする!躁うつだからってなにもできないわけじゃないぞ〜わたし!

じゃ、またね〜!

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