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強さを纏う

勝田里奈さんがファッションディレクターをつとめるオリジナルブランド「PoFF」の新宿伊勢丹POPUPへ行ってきました。


目標ができました

デパートへ行くのは久々。しかも明らかにターゲット層からは外れている。
そういう自覚があったので今までのPoFFのPOPUPは何となく場違いな感じがして、行くのにためらいがありました。
しかし、今回はデパートなので通りすがりのおばちゃんの振りをできる!!
賑わいの一部にでもなればいいな、の気持ちで馳せ参じました。

デパートはキラキラで色鮮やか。
その華やかさの中に「PoFF」がありました。
勝田さんご本人の名前や写真などは一切表に出ていない。
けれど、洋服やディスプレイから勝田里奈さんの気配というか、瑞々しい感性と魅力が伝わってくるようでした。

ハンガーにかかっている洋服を一見して、種類が少ない、と感じました。
既に完売してしまった商品がいくつかあると聞いていたので、残念というよりは「そんなに売れていったのか」と逆に感動。

ハンガーにかかっていた中で気になったのは長袖のリブタートルネック。
ネイビーが使いやすそう。色としてはオリーブが好き。
ベーシックなカラーのものからイエローやオリーブといった鮮やかなカラーも展開していて、見ているだけでも楽しい。

半袖のニットも見てみたかった。
竹内朱莉さんや他のアンジュメンも着用しているグリーンや、オレガノ、ジンジャー、ブルーベリーの色も見たかったなー。
この写真好き。ニット全部着。

(このジーンズも見たかった!!)

素材もコットンとリネンってどんな手触りなのか、触れてみたかったなぁ。
ワンピースも同じ素材らしいけど、こちらも並んでいなかったから完売なのね。すごい!めでたい!!

ボトムで気になったのは、プリーツの入ったロングスカートとパンツ。
え~、素敵~!! でも履けな~い!! 見るだけ~!!
(骨格を整えなさい)(骨格から作らないとダメなやつ)

この服を着れたらきっと美しいだろうなぁって洋服ばかり。
とにかくどのお洋服もシルエットが綺麗。このラインを作るのにどれだけ試行錯誤されたんだろうって思うくらい、絶妙で美しいです。
そういった部分に勝田さんの誠実さや情熱を感じました。

一番見たかったのはコートです。
前日のTwitterに載っていて、うわぁ素敵~!!欲しいな~!!って気持ちが昂りました。
ただ、これは個人的なことなのですが、コートってなかなかしっくりくるものと出会わないんです。私の体形に合うコートと出会わない。
(オーダーする財力があれば…!!)(私の体形に合う型紙を作ってほしい)

訪れた時、そのコートはボディに着せられていました。
立体的な美しさにうっとりして、許されるならずっと眺めていたかった。
もはや美術鑑賞です。

購入するとしたらコレだ、と思いました。
購入しませんでしたが。
汗をかいていたので試着する気にはなれず(しかもロングコート)、何よりサイズ的に無理だなとわかりました。あそことあの辺りがきっとアウトだ。

売上に貢献したかったけれど、何も購入しませんでした。
申し訳ない。
お洋服のせいではなく、私の体形が服に合っていなかっただけです。


ということで、目標ができました。

これからも勝田里奈さんは美しいコートを作るに違いない。
いつか、その美しさを纏えるようになりたい。


ブランドターゲットから外れている年齢なのはわかっています。
けれど、私は私の着たい服を着るのです。

スカートもパンツもとても美しいシルエットでした。
そちらもいつか着てみたい。
(またお金を貯める理由ができてしまった)


強さを纏う

PoFFのブランドコンセプトは「強さを纏う」
この「強さ」には正解はなく、人それぞれだと謳われています。

「真っ直ぐで芯のある、ブレない心」

強さとは優しさも強さであり、さまざまな視点から意味が考えられる。
その意味に正解はなく、それぞれの思う強さでいい。
年月を共に、纏うことで自分の思う、自分だけの強さを纏う女性に。

私が纏いたい「強さ」は、私が感じた「美しさ」であり、年齢など関係ない「好き」です。

それって、すなわちアンジュルムだ!!


すごいなぁ、全部繋がっているんだなぁ……
なんて明確なんだ。


って、結論に達してからこちらの記事を読んだら、まんまと勝田さんの目論見通りになってた(笑)
それだけご本人が伝えたいことがブレずに伝わっているということですね。
カッコいい!!


邂逅はso good!…?

美術館へ飾られた美術品には触れることはできないけれど、勝田さんの作品である洋服には触れられるのでウロウロしては手に取って眺めていました。
そうしたら「すいません」と涼やかな声が。

ご本人からブランドロゴのシールをいただきました…!!

試着できることや写真撮影もOKですと説明される声がなんて耳障りが良いのか。優しくて、それこそ目の前に並んでいる洋服のように手触りが良い。
お話してみたかったけれど、オタクにはムリでした。
「ありがとうございます」とシールを受け取るのが精一杯。
せめて、コートの美しさに感動したとお伝えしてくれば良かった!!!

首元のカッティング、肩から袖のライン、ウエストから裾へ広がるシルエット、隠しボタンでスタイリッシュに、ポケットの位置もさりげない。
まるでドレスのような美しいコートでした!!!
(ご本人に伝えられなかったのでここで叫ぶ)

(通りすがりのマダム素晴らしい。私も直接熱く伝えられるようになりたい)


おわりに

今までのPOPUPに参加したことがなかったのですが、ボディを立ててディスプレイをするのは初めてなのですか?
PoFFの服は立体的にとても美しいと思うので、ボディに着せて見せるとすごく映えると思います。
勝田さんのTwitterから通りすがりのお客様もいらっしゃったようですが、デパートいう空間であのようにシンプルで美しいシルエットの洋服は目に止まりやすいと思います。

売り切れた商品も多く、配布していたポストカードも無くなるぐらい来店された人も多かったようですね。
次へ繋がるといいな。きっと繋がると思います。


そんなPoFFの新宿伊勢丹POPUPは、7月25日が最終です!!
勝田里奈さんの作品と情熱、美しさを直に見て触れてほしい!!


なごやかでありながら、秘めた情熱を勝田さんとお客さんで交換しているような密度の高い空間、最終日も華やかに盛り上がり無事完走されることを祈っています。




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