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アンナ・コムネナの話がしたい

やっぱり歴史は漫画で覚えるのよ。

『アンナ・コムネナ』(著:佐藤二葉)

私は昔から社会科が苦手で…
地理・公民はもちろん、歴史もアッパラパーでした。
ま〜頭に入らない。
ギリギリなんとかなったのは真・三国無双と大河ドラマのおかげです。
日本史はまだ大河ドラマで多少どうにかなっているのですが、世界史は一般常識も怪しいレベルです。

というのも、私が通っていた高専は日本史も世界史も先生の専門が中心なので偏りがすごいのです。さらに低学年の半期ぐらいしかやらないので、卒業する頃にはさっぱりなのです。


最近は読みやすい歴史漫画が増えたなあと思います。
こちらの作品はwebでフルカラーで読めます。
私が珍しく更新を追って、単行本も買っている数少ない作品。
ツイッターで毎日更新のツイ4での掲載ということから、基本的に1ページ完結でサクサク読めます。

これは私だけじゃないと信じているのですが、この作品で初めて『アンナ・コムネナ』という人物を知りました。
ビザンツ帝国というのもこれで知りました…

作者さんの前の作品『うたえ!エーリンナ』も読んでいたのですが古代ギリシアについて知ることができてとても良いです。

固すぎないし、かわいい!と思う登場人物も多いし、何よりアンナの賢さと強さに驚かされます。
女性の地位が低い時代の中で、自分なりの強さで闘うアンナに頑張ってほしいと思いながら、現代もまだ闘わないといけないといけないことはあるんだよな、とも思います。

歴史ものなので、史実を調べようと思えば先に知ることもできるのですが、私は漫画の方で追っていきます。
皇帝を目指すアンナのゆくえを諦めずに見ていきたいし、世界の理不尽さを一緒に味わおうと思います。
歴史を知らない者の楽しみ方です。

『天幕のジャードゥーガル』もいいですよね。この話もしたいなあ。


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