㊙︎縮毛矯正完全マニュアル -asato-

こんにちは。東京、吉祥寺の【Un ami kichijoji】で現役で美容師をしています西口朝都と言います。

表参道、銀座、新宿、原宿、NYなどに10店舗以上グループ店がある超有名サロンで、スタッフ数は200人以上。
その中で唯一僕だけ、縮毛矯正の指名料金を頂いています。
よくカットの指名料ってありますよね、店長だと+¥1080とか。
でも縮毛矯正で指名料なんて、、全国でもあまり聞いたことがありません。しかも¥3240です。

僕はこれでも安すぎると思っているぐらいです。今後値上げする可能性もあるかもしれません。自分の技術は間違いなく日本一だと自信を持って言えるからです。

お店の技術教育マニュアルも僕が作っています。


そして今回、その技術と理論を全てここに記しました。
美容師の今はSNS時代。
InstagramやYoutubeなどで誰もが発信しており、皆自分の強み、得意なことを持っています。
例えばハイトーンのカラーが得意、ショートヘアに特化している。など。
僕もブログをメインに発信しています。

おしゃれな写真を載せてるのってよく見ますよね。
でもそのカラーの配合、ショートの切り方を載せてる方はほとんどいない。
それは単純に自分の技術を他の人に真似られたくないから。ライバルが増えて欲しくないから。当たり前ですよね。

人気の飲食店がレシピを公開したらみんな真似するし、いい美容液の中身を公表したらみんな真似して作ります。似てるものが増えたら困りますよね。

が、でも今回は余すことなく、全部公開しています。
これを見れば縮毛矯正は誰でも簡単に攻略できます。
意味がわかればカラーよりよっぽど簡単です。ってぐらい分かりやすく書いています。
理解すればめちゃくちゃシンプルなんですよね。


Before→After
下の4人はアイロンなしです。こんなことも可能です。


ではなぜ、共有しようと思ったかの話をしますね。

なぜ縮毛矯正が得意になったのか。


始まりはアシスタント時代。
元々、自分が「知らないことが嫌、わからないことはやりたくない」という性格でした。

それはカットでもカラーでもなんでも。ただアッシュを塗ればアッシュに染まる。8レベルにしたいから8レベル。「いい感じー」では終われませんでしたw

どんな仕組みで染まっているのか、どんな成分が入ってるのか、なんとなくやってる15分放置は適切なのか?、カラー剤は直前に混ぜるのがベストなのか?etc....

いつも完璧に理解するまで自分のものにはできませんでした。
面倒くさい性格ですねw
たぶんカラーも書けと言われたら同じぐらい詳しく書けますw
ただ書いてないだけです。

縮毛矯正の話に戻りますが、アシスタントとしてスタイリストのお客様に二人で施術することってよくあると思います。
でもたまに仕上がりがあまり良くないときがあります。

・あまり綺麗に伸びていない
・髪が硬くなってしまう
・チリチリになってしまう などなど。

今でこそそんな失敗はありませんが、誰でも一度は経験したことあるはず。
完璧に理解したい当時の僕にとっては、失敗は勉強のチャンス。(良い意味ですw)

もちろん先輩に聞きます。

僕「すみません。伸び悪かったですよね。どこが悪かったのでしょうか?」
先輩「ん〜アイロン甘かったのかなぁ。薬も弱かったのかな?」

僕「癖は伸びたけどちょっとシャキシャキでしたね、、、すみません。」
先輩「んーアイロン当てすぎか薬置きすぎかな?まあでも癖伸びたからOKだよ。」

僕「さっきのお客様チリチリになってしまいましたね、、、」
先輩「そうだね、薬が強すぎたのかな?でも癖は強かったしなぁ、、次きたらどうしようかな、、」

僕の心の声「全然コイツもわかっとらん。。。納得いかん!!」
ってなってましたw

失敗にはなんでも原因がありますよね。
カラーだったら思ったより暗くなったならダメージや前回までのカラーの履歴が原因。わかれば次回の対策もできます。

でもこの時は失敗しているのに、原因がわからない。
もちろん改善策もわからない。次回来店時も同じ失敗をする。の無限ループでした。

そう思った僕は自分で調べまくって勉強しました。
その当時は好きだったわけでも、得意だったわけでもありません。
ただ単純に「わからないことを理解しようとした」だけです。

その時すごい感じたことがあります。
ネットで探しても発信している人ってすごく少ない。
そしてみんな書いてること、言ってることが全然違う。
そして業界紙や技術本を見ても全部違う。

頭の中は「????」状態。
どれかは合っているけどその他は間違っている。

なんでだろう?と思いました。
でも今なら分かります。

縮毛矯正ってそもそも施術する人が圧倒的に少ない。
今でこそ僕は毎日いますが、人によっては月に数人。一人もいない月だってあるはずです。

それぐらい経験が積めない(知識も増えない)、そしてそんなに人数がいないので、極めなくても良い(それほど需要がない)のが現実。

例えば月に2人。一年で20人ほど。
その中で自分の正解ができてしまう。それを変えようともしない。

カットなんてどんどん変わりますよね。去年の自分と全然違うはずです。

だからみんな好き勝手言ってるし、やってるんですね。


「これはアカン!!!」と思いましたねw

そう思った僕が取った行動は、、、、

とにかく調べる&全部試しまくる
→実験→失敗→実験→失敗→実験の繰り返し

そこで思ったことがあります。

「みんな違うくない!?w」

って思いました。おそらく発信してる人はみんなそう思ってるんでしょうが、僕は特にそうです。
全部試して実際に施術も何度もしたからわかる。
理論を超える経験からです。

美容師って日々のサロンワークがやっぱり大事ですよね。

・メーカーさんが作った薬の推奨されてるやり方よりもいい方法を見つけた。
・技術や理論が載ってる本に書いてるけど、実際やってみるといつもしっくりこない。

そんなことってありませんか?
僕もいっぱいありましたw
特に縮毛矯正では。

・アイロンはダメージしてるから低温?
・癖が強ければもちろん強い薬?
・カラーと縮毛矯正は間隔を空けるべき?
・8割軟化がベスト?

これらは一般的にみんな言ってることですよね。
でも今は経験から全部真逆だと言えます。

癖が強いほど弱い薬。カラーと縮毛矯正は同時施術。軟化なんていらない。
びっくりですよね?でもちゃんと説明できます。

このBefore&Afterは「カラー同時施術。アイロン無し。8割軟化もさせていません。」


このnoteは今までの縮毛矯正の考えが180度変わると思います。
僕が色んなネットや本から集めた情報を自分で解釈してまとめた集大成。

めちゃめちゃ納得できる内容だと思います。


、、、そう。そんな理由で縮毛矯正が自然と得意になりました。

そして今、ありがたいことにたくさんのお客様に来ていただいています。
都内だけでなく、施術のためだけに飛行機で県外から来てくれている方もいます。

世の中にはこんなにも悩んでる人がいるんだと感じると同時に、それを解決できる人があまりにも少ないと思いました。
僕のところに来てくれればもちろん綺麗にさせていただきます。

でも、県外から毎回は通えません。
そして、僕のことは知っていても来れない方がたくさんいます。
僕一人では全員の悩みは解決できないのです。

そのために今、考えていることがあります。

1つは「くせ毛さん専用シャンプー」の開発。
自宅にいながら、少しでも楽になれれば最高ですよね。

もう1つは自分以外の美容師さんのレベルアップ。
地方の美容師さんが僕と同じレベルになればその地域のくせ毛さんの悩みを解決できますよね。

そのために美容師さん向けに講習して自分の技術や理論を伝えること、そしてこの「note」です。
僕の全てをここに記しています。何の知識が無くても、美容師一年目でも店長クラスのベテランでも、今日からすぐ縮毛矯正が得意になれます。

特別な薬も道具も必要ありません。
使ってる薬剤はどこにでもあるメーカーのものです。ストレートアイロンも何でも大丈夫です。

大事なのは髪の毛と薬剤を理解すること。ただそれだけです。


それが共有しようと思った理由です。

もし僕と一緒にくせ毛さんを救ってくれるという方は是非よろしくお願いします。
このnoteを買ってくれた方には全員に永久にアフターフォロー、わからないことをサポートする専用LINE@も付いています。

ちなみに最初にもお話ししましたが、僕は色々な方法を調べて実験して正しい答えを経験から見つけてきました。
プレアイロン(1液前のアイロン)、水抜きアイロン、酸性縮毛矯正、ブローストレート、pH以降還元、、、etc...
全部理解したからこそ分かる、”絶対これがいい”ってのはありません。
「酸性だからいい」「水抜きアイロンが一番いい」なんて風には思いませんし、言いません。

全て長所があり短所があります。だから僕は全部”1つの方法”として取り入れています。施術の幅を広げるだけ。
カットでセニングを使うか使わないかも1つの方法。カラーでリタッチをするかしないかも1つの方法。どちらが正しいなんて言えないですよね?

そういう風に僕は捉えています。薬剤を選定する前にまず工程を組み立てます。
「この髪質でこの癖で〇〇で、、、今回はアイロンなしでいこう」と言う風に。だから難しく捉えないでください。
ちなみに基本的には超シンプルです。アルカリの薬剤でブローしてアイロンする。これができる人なら必ず理解できます。

ではでは、僕と一緒に縮毛矯正を極めましょう。
なんで今まで知らなかったんだろ!?って後悔しますよ。
僕の何年分を一瞬で知れるんだから。

頑張りました約4万字w


目次


【1、まずは基本の基本を理解しよう】
1、超基本!髪の毛の仕組み。
2、縮毛矯正はアイロンで伸ばすわけではない!(縮毛矯正の正しい仕組み)

【2、僕の縮毛矯正と他との違い】
1、髪が硬くならない。(やわらかくなる)
2、一度かけたら戻らない、取れない。

【3、薬剤選定方法】
1、超簡単!見極めるポイントは3つだけ。髪質、○○、○○。
2、くせ毛の形状は全部で4種類あり、原因と中身、施術方法が全然違う。
3、1液はチオ一択?答えはNO!チオも使うが、くせ毛攻略には○○が鍵。
4、還元剤の種類。チオ、システイン、システアミン、etc...それぞれの特徴まとめ。
5、強い癖=弱い薬!? 薬剤選定方法まとめ。
6、軟化チェックはしない!最強のチェック方法。
7、顔周りだけ癖が強く毛が細い&部分で癖が強い。そんな時の薬剤、塗布順のススメ。
8、還元を2剤以外で止める唯一の方法。止まらないのを利用して○○もできちゃう。
9、僕の使用している薬剤とスペック公開。(普通です)
10、実際の施術写真、薬剤、工程、大公開!超わかりやす7パターン。

【4、ブローの大切さ。ブローしない人は絶対見て欲しい。】
1、ブローしないと持ちが悪くなる!?その理由。
2、ブローで直せるのは髪の”捻れ”、アイロンで直せるのは髪の”縮れ”。
3、水分量の調節の大切さ。髪質と癖によって全く変える!

【5、アイロンの秘密】
1、アイロンの温度設定は高い方がいい!低い方が痛む!?
2、髪を硬くする人とやわらかくする人の違い。
3、アイロンスルー回数は1だと効果が薄く、3以上だと硬くなる。その明確な理由。
4、必見!アイロンで内巻きにする裏技。やることを半分にするだけ??

【6、2液って適当にしてません!?】
1、2液はほぼ過水でOKだが、ブロム酸を使う場合もある。
2、大事!!放置方法にポイントがあります。
3、本当にカラーで定着できるの!?ちなみに僕は絶対しません。

【7、絶対失敗しない!縮毛矯正完全マニュアル。まとめ】

【8、縮毛矯正の色々な方法まとめ。】
1、プレアイロン(1液前のアイロン)の効果、仕組み。
2、ウェットアイロン、水抜きアイロンの効果、仕組み。
3、酸性縮毛矯正は本当に痛まないのか??
4、アイロンなしでブローのみが本当にダメージも少なく自然に仕上がるのか??
5、還元剤とグリオキシル酸(今話題の酸熱トリートメント)の作用の違い。
6、ビビりなおしの方法。

【9、その他小ネタ】
1、縮毛矯正とカラーは同時施術!そして先にカラーをオススメする理由。
2、縮毛矯正履歴のある髪に対してのカラー選定。魔法のカラー剤って!?
3、コールドパーマとデジタルパーマの水分量によって出方が変わる理由。
4、デジタルパーマ簡単マニュアル(薬剤、温度、時間)
5、簡単パーマ落としの考え方。アイロンは不要!
6、1液の後に明るくなって戻るのは過水での再酸化じゃない!?


この続きをみるには

この続き:35,092文字/画像31枚

㊙︎縮毛矯正完全マニュアル -asato-

ast

3,500円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

14

ast

コメント2件

読ませていただきました。今までいろんな専門書やブログなどを読んで勉強してきましたが、分かりやすさと内容の濃さをここまで両立しているものは読んだことがありません。

初めての方にも役に立つし、今まで自分なりに勉強してきた方にとっても、立体的な理解を得るためにとてもいいnoteだと思いました!

なかなか、ここまでしっかり書くのは難しいと思います。買ってよかったです。
購読させて頂きました^ ^
とてもわかりやすくて勉強になりました!

質問なのですが、縮毛矯正で毛先に自然な丸みを付ける場合にストレートアイロンの下側のプレートだけ使うとありましたが、この状態はもっと具体的にいうとどういうことでしょうか?
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。