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01.市民の手でまちづくりがエンタメ化される話 (失敗談と今考えていること)

01.これから僕がやってみようと考えていること
02.この考えに至った経緯
03.ひらめいて人に勢いで見せてみた(半分失敗談)

04.『市民の手でまちづくりがエンタメ化される』とはどういうことなのか

上記、この記事の要点をまとめてみました。
岡田健太朗と申します。
人生で初めてブログを書きますので、初回は少しボリュームのある記事になります。お付き合い頂けると幸いです。
正直に綴っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

01.これから僕がやってみようと考えていること。

市民の手でまちづくりをエンターテイメントとして運用できる仕組みを作って、まちの将来を幸せな方向に導きたいと本気で考えています。
その仕組みを作るための資金をクラウドファンディング(企画を提案して資金を集めるネット上のサービス)で集めたいと考えています。[2019.2.27加筆修正]

今年の春〜夏にクラウドファンディングに挑戦することを目標にしています。
そこで、これから連載形式で「市民の手でまちづくりがエンタメ化される話」を発信して、応援してくださる方に多く出会いたいと考えました。
仕組みの内容に関しては、この記事の最後に詳しく説明致します。
[2019.2.27加筆修正のため下記画像はキャッチフレーズが古いです。]

02.この考えに至った経緯

私は山口県出身で東京在住、平成元年生まれです。(現29歳)
建築設計事務所で働いておりまして、店舗や住宅の設計、店舗のブランディング、グラフィックデザインや、ホテルの営業許可取得業務等を主な仕事としております。
もともとは地元に戻って建築の仕事がしたいと考えながら、大学の建築学科へと進み、名古屋で就職したものの上京して再就職。東京で経験を積みながら独立開業を目指すという状況でした。
そのような考えを持ちつつ真面目に仕事を続けてきましたが、地元の山口県に戻って独立する妄想をするときは、以下のことがどうしても頭に浮かんでいました。

地方独立の不安要素
①減っていく若者
②増える高齢者
③元気がなくなっていくまち

『人生をかけて地元に戻るつもりなのに、なんだかヤバい気がする。』
これが正直な気持ちでした。

そして、
[満員電車に乗って通勤 + 仕事] →
[東京の元気なまちで遊び倒す] →
[地元での独立計画を後回し]
このループを何年も繰り返してきました。
地方でも地域密着で経営すればなんとかなるだろうと、どこか楽観的。
東京の生活は仕事に充実感があって、まちは元気でとても楽しい。
しかし、この生活を続けても仕事の人脈は地元に生まれない。
「客観的に見れば、僕も地元を離れた若者だな」と感じていました。

そして、
『一度地方を離れると戻るのはなかなか難しいんだな』と実感しました。

『むしろ、ずっと都市にいた方が楽かもしれない。。。』

そんな日々を送る中、兄が地元の山口県で美容室を開業するということで、店舗設計を担当することになりました。

お店を設計・開業する時は、人の流れ、まちのことを研究します。
自分が将来独立したい土地で兄の美容室の設計という状況もあり、
熱心にまちのことを研究しました。

・飲食店の多いまち
・美容室の多いまち
・高齢者の多いまち
・大学生の多いまち
・発展しそうなまち
・まちの雰囲気とみんなのイメージ
・車か電車か自転車か歩行者か
・まちの人が抱く感情と行動
・時期、時間帯別のみんなの行動
・年齢別人口推移予測
・観光客数 etc

経営側にも踏み込んで、テナント検討をまち単位で転々と行い、遠隔で就業時間外に出来ることのすべてを行いました。
2年ほど紆余曲折しながらも2018.12.19に無事に兄の美容室がオープンしました。兄に塗装させたり、父親に家具を作らせたり、想いの詰まったお店になりました。(工務店様に感謝)

これらの経験で10年離れた地元のまちに対して様々な気付きがありました。
兄の店の経営をこれからの10年単位で考えると、どうしてもまちの将来像が影響してきます。
一つのお店の経営を考える上でも、現在から未来に影響してくるのは先述の地方が抱える不安と問題でした。 

地方で肌で感じる問題
①減っていく若者
②増える高齢者
③元気がなくなっていくまち

これらの問題を何とかしなければ
自分のためにも、
家族のためにも、
地元のためにも、
日本のためにもマズい。

両親の定年と病気も相まって、まちに対する痛みが自分の痛みに感じるほど、まちに対する想いが強くなりました。
そして、『これらの地方の問題に対処できる材料は本当にないのか?』
という悩みが明確に自分の悩みになりました。

東京や全国でAirbnbなどに代表される民泊事業や、急速に増えていくホテル開業に仕事で関わり、観光需要が増加していく都市に住みながら、地方に観光客を呼ぶにはどうしたらいいのかという思考が頭から離れなくなりました。

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