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「悩みきくよ?」→話しても聴いてもらえないんだが?

こんにちは、人生めんどい系のASCAです。

私はnoteやツイッターでは饒舌ですよね。
リアル社会でも口数多めです。ただし実際は、どうでもいい話やフォローの言葉、相槌をペラペラ喋るというだけです。

重い悩みや愚痴は、ほぼ言いません。溜め込みます。

それはなぜか?
「話を聴いてもらえないから」です。

「聴く」ができる人は少ない

みなさん、人の話を「聴く」のは得意ですか?

「めっちゃ得意!よく相談されるし、話聞くの好き😆」
「話?聞くよ?聞かなかったらコミュニケーション成立しなくない?笑」

って人も多いのかな。
でもそれ、「聞く」ってだけだよね。「聴く」はできてない人が殆どだよ。

ん?「聞く」と「聴く」の違いは何かって?

「聞く」:単純に音声として聞く
「聴く」:身を入れて注意深く耳を傾ける
(出典:NHK放送文化研究所『「聞く」と「聴く」』より)

って感じですかね。
私が重い悩みを打ち明けるときは「聴く」をしてほしいし、もし相談を受けた場合も「聴く」を意識しています。

でも、「聴く」ができる人は、本っっっ当に少ないんだぁあ・・・。

私の悩みを音声として「聞」いてはくれてるんだけど、深いところまで親身に「聴」いてはくれないんだよね。
ざっくり言えば、「真剣にはきいてくれない」ってこと。返答でわかる。

「悩みきくよ?」←いや全然聴いてねぇじゃん

時々言われるんです。「悩みきくよ?」って。
でも大抵これ、「聞くよ?」であって、「聴くよ?」ではないんですよね。

私は「悩みきくよ?」と言われたら、(つまり「聴く」ってことだな?)と解釈した上で、相談します。

例えば、20代で3回流産した私の悩み相談は、↓のような感じ流産や不育症についての漫画ブログもやってます)。

夫『悩みきくよ?』
私「・・・私、3回流産したじゃん?だからさ、未だに妊娠や出産報告聞くのがキツいんだよね」
夫『うん』
私「だから、職場の妊婦さんや子持ちの人にも冷たくしちゃったり、うまく話せなくて・・・」
夫『うーん。でも相手は悪くなくない?
私「うん、それはわかってるんだけど・・・。どうしても『なんで私だけ』『なんでこの子は順調なの?』って憎んじゃうっていうか」
夫『そんなこと思ってもさぁ、仕方なくない?

全然聴いてねぇじゃん。
「相手は悪くない」「妬んでも仕方ない」なんて、全部知ってるわ。

いま私が欲しいのは、「でも」系の反論でも正論でもないんだわ。
【3回流産した私の視点に立って】、気持ちを想像して、寄り添ってほしいだけなんだわ。共感してほしいんだわ。

・・・てな感じでガッカリしてしまうので、私は悩みを打ち明けません。
だって話しても否定されるんだもん。「聴いて」はくれないんだもん。

***

↑で夫が行なっているのは、ただの「聞く」です。
私の話を聞いた上での、「反論」「正論」返しです。(男性に多いイメージ。解決志向が強いからかな)

「心が狭い」と思ったり、「そんなん言っても解決しない」と反論したくなったりする気持ちもよくわかるんですが、私と同じ3回の流産体験をしても、同じことが言えるのでしょうか?同じ言葉を言ってほしいでしょうか?

「聴く」ができる人であれば、こんなふうにならないだろうな〜と思いながら、今日も私は口を閉ざすのでした。😇
ちなみにこういう否定の言葉を浴び続け、私はうつ病になりました。

「流産した人への適切な対応」については、不育症ブログで先日ご紹介しました。よろしければチラ見してね。)

「悩みきくよ?」からの愚痴返し

「悩みきくよ?」と言ってくれる人は結構多いのですが、
なぜか悩みを打ち明けるうちに、気づくと相手の愚痴を聴くハメになっていることが多いんですよぉぉおお・・・!!!

この現象を、「愚痴返し」と私は呼んでいます。笑

そして失礼ながら、この「愚痴返し」は女性に多いイメージです。私も無意識にやっちゃうときがあるので、気をつけています。

なんでこうなるんでしょうね???😇

つい自分と重ね合わせて共感した末に、起きる現象でしょうか?
それとも、「自分も愚痴が溜まってて聴いてほしい!」って鬱憤が溜まった末に、起きる現象でしょうか?
・・・私の場合はどっちもですが。

でもこれ、「悩みを聴いてもらいたかった人」からすれば、溜まったもんじゃないんですよね。いつの間にか主題がすり替わって、自分が聴いてもらうどころか、相手の話を聴かなきゃいけない状態に陥るんですから。

相手はスッキリ!自分はモヤモヤが溜まって、終了です。😇

上から目線で恐縮ですが、皆さんも気をつけましょう。私も気をつけます。

悩みを相談するのさえ、めんどい。黙ったろ。

「愚痴返し」や「反論・正論返し」に度々遭った私は、
いま、【他人に悩みは相談しないスタンス】になってしまっています。

だってさぁ、、
悩みを言っても否定されるの、辛いもん。

いつの間にか相手の話を聴くモードに突入するのも、疲れるもん。

相手『悩みきくよ?』
→私「わぁい!『聴いて』くれるんだぁ!🥰✨(期待)
→愚痴返しor反論に遭う
→私「・・・。(『聞く』だけやったわ。もういいや・・・)(諦め)

期待してた分、ガッカリしちゃうんですよね。
余計ストレス溜まるし。

多くの人は、「聞く」と「聴く」の違いなんて意識せずに、人の相談を「きいて」いるんだろうなぁ。
私とは「きく」の定義が違うんだろうなぁ。

だから私は「悩みきくよ?」と言われたら、基本押し黙ります。😇
そしてある日突然、爆発します。笑

結論。「もう『悩みきくよ?』なんて信じない」
「話してもムダ。どうせガッカリするから省エネしよ」
「100回『どうした?』って言ってきても、二度と相談しねーからなァ!」

あっ、ついnoteで愚痴っちゃった()
『聴き上手』の人が尊いです。フォロワーさん、いつもありがとー😘

次回もお楽しみに〜!

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