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屍まっしぐらに気付く一冊

2月最終日
ことしも、どんどん日が進みますね
早い、早い

今回は、書評です 漫画なので読みやすく
起業・開業したい人向けです。

GS美神 みたいなルックス(年代が分かりそうですが)の
美女が、きっつい口調で、定年後のセカンドキャリアで
開業した、喫茶店をコンサルしながら
ホリエモンのエッセンスを学ぶ本

サラリーマンは300万円で、小さな会社を買いなさいの外伝
原作は 三戸政和さん

冷静になりなさい

起業のセミナーを、昨年立て続けに受けた
総じて、テーマになるのは

「冷静になりなさい」

自分にも、身に覚えがある。
勢いは大事なのですが、それ以上に冷静さも必要

地域の企業セミナーでは

丸腰で戦場に行き無死にするのはやめなさい

出資を受ける前の研修の際は

その程度の知識で、戦いに向かうことには出資できませんからね

こんな、感じのメッセージで、講義を受ける

それだけ、起業のはじめは勘違いが多く
失敗する方が多く、輝かしい成功の陰には
たくさんの屍があるわけです。

本書でも、主人公は退職金を開業資金に充て
勧めるがままに、喫茶店を開くのだが

まさに、屍まっしぐら

でも、本人は気が付いていない

「冷静になりなさい」ということを教えてくれる一冊です。


情熱と冷静の角度

主人公の妹尾さんは、ものすごくこだわりを持った喫茶店を
開業します。

自分の大好きなコーヒーに、レコード
こだわりのジュークボックス

でも、様々な数字のことは、思った以上に無頓着

そこに、コンサルタントが来るんですが
だいぶ違う角度、見えてない部分を突っ込みます

この時の、突っ込みって

夢見がちモードの時は、特に聞けない

妹尾さんは、めちゃくちゃ聞く姿勢があって
コンサルタントの堀江さんは、情熱があって

上手く回って、いましたが
実際には、情熱に燃えていて盲目な時期
ましてや、定年後に
若いコンサルタントからのアドバイス

意外と聞けない

自覚のある方は、読む際に気をつけてみてください


まとめ

漫画版になると、内容を編集されて
凝縮されたものを、短時間で読める

しかも、ストーリーがあるので
その場面を、ビジュアルで見られるメリットは大きい

今回の本は、実際にホリエモンが同じ口調で言ってきたら
ちょっときついな~と思うことを

美人で、若いツンデレなコンサルが伝えてくれるし
それを、定年後に起業したおじさんが受ける場面は
なかなか、リアルではなさそう

それを1100円で見られるのは、コスパ良すぎますね。

焦って起業して、屍になる前に

読んでおきましょう、わかったつもりで
わかったつもりになってることを、
漫画で優しく教えてくれます。

屍まっしぐらに気付く一冊です。


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