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本要約チャンネル著        「読む」だけで終わりにしない読書術   はじめに 無料公開中!

※公開期間は未定です。予告なく公開を終了することがあります。

「読む」だけで終わりにしない読書術_背付き

人生の質は「読書」で決まります

●もっと成長したい
●集中力や記憶力など仕事に役立つ能力が上げたい
●健康やダイエット、ライフプラン、老後資金、お金の問題など生活の課題を解決したい 
●キャリアや生き方などを変え、後悔のない人生を送りたい
本は多くのことをかなえてくれます。

しかし、本を読むだけでは何も変わりません。本を読んでも知識が増えるだけ。そう、人生を変えるためにやるべきことはたった1つ。
本を読み、実践することです。

僕たちは今でこそ海外に居住し、Y o u T u b e に動画を投稿しながら会社を経営していますが、本に出会う前は、何もできない2 人でした。
生まれつき体が弱く、小・中学校に満足に通えず、高校も中退。
体調の悪さから自由に動くこともできず、長くニート生活を送っていました。しかし、本を読み、少しずつ実践していくことで体調も少しずつよくなり、そして医学部へ入学できました。
本がなければどうなっていたか。今でも寝たきりだったかもしれません。

本には間違いなく人生を変える力があります。

どんな課題も夢もかないます。不安も不満も消してくれます。この読書術があれば速読も多読もいりません。1ページ目から読む必要もありません。短時間の読書でも構いません。「読むだけで終わり」にしなければ、よりよい未来は目の前です。

学ぶだけでは生き残れない時代の新常識

それは、本を「読む」ものから「実践する」ものに変えること。
「読む」→「実践する」を最速で達成するために。1万冊以上の本を読み、あらゆるメソッド、思考法を検証& 実践してきた僕たち「本要約チャンネル」の読書術をお伝えします。

はじめに

速読や多読などの「読書術」は必要ない
必要なのは、本を読み「実践できる」読書術

こんにちは。
「本要約チャンネル」を運営している、YouTuberのたけみとりょうです。
詳しいことはあらためてお話ししますが、僕たちはそれぞれ、心身の不調に長年苦労し、20歳を過ぎて入学した、某大学の医学部で知り合いました。
それまで歩んできた人生がどこか似ていたこと、読書が好きだったことからすっかり意気投合し、二人でさまざまなビジネスを行い、今は共に海外に移住しています。
本要約チャンネルは「読書の素晴らしさを、一人でも多くの人に知ってほしい」と思い2019年12月に立ち上げたチャンネルです。
僕たちが読んで「参考になる」「役に立つ」と思った本のポイントをお伝えしており、2021年11月時点で、約75万人の方にチャンネル登録していただいています。
そんな僕たちがこの本でお伝えしたいのは、「実践する読書術」「本を『読む』だけで終わりにしないための読書術」です。
突然ですが、みなさんは、「本を読むのが遅いから」と、読書に対して苦手意識を抱いていたり、「もっと早く、たくさんの本を読めるようになりたい」と思ったりしていませんか?
本要約チャンネルの視聴者の方からも、よくこうした声が寄せられますが、僕たちは、ただ早く本を読むこと、ただたくさん本を読むことには、あまり意味がないと考えています。
なぜなら、どれほど早く、たくさん本を読んだとしても、「読む」だけで終わりにしていたら、単に知識や情報が増えるだけだからです。
大事なのは、冊数自体は少なくても、目的を明確にして本を読み、「これはいいな」「効果がありそうだな」と思うメソッドを見つけたら実践し、効果を検証すること。
それができれば、明らかに生活が変わり、人生が変わります。
そうなれば、先ほどのような悩みはどうでもよくなりますし、僕たちはそのお手伝いをしたいと思っています。

答えのない社会で生きぬくための新常識

僕たちがこの本の中でおすすめする、「目的を明確にして本を読み、書かれているメソッドを実践し、効果を検証する」という読書法は、実は今、社会によって求められていることでもあります。
OECD(経済協力開発機構)が実施する「生徒の学習到達度調査」(Programmefor International Student Assessment、以下PISA)は、OECD 加盟国の多くで、義務教育の終了段階にある15歳の生徒を対象に、読解力、数学知識力、科学知識力、問題解決力を調査するものであり、2000年以降3年ごとに行われています。
つまり、PISA では、実生活で直面するさまざまな課題に対し、知識や技能をどのくらい活用できるかが評価されるのですが、特に読解力に注目すると、2000 年時点では8位だった日本の子どもたちの読解力が、2003年には14位に落ちています。
この結果をもとに、国立教育政策研究所の有元秀文さんは、論文『日本の高校生のPISA 読解力と科学的リテラシーの課題』の中で、日本の子どもたちのPISA 型読解力が低い原因の一つとして、「オープンエンドの問いに慣れていない」ことを挙げています。
オープンエンドの問いとは、答えが一つに決まっておらず、一人ひとりに異なる意見を書かせるような問いのことです。
日本では、自由記述問題であっても、ある程度答えが決まっていることが多く、子どもたちは「答えが決まっていない問い」に慣れていないのです。
しかし、学生の間は「答えが決まっている問題」に正確に答えることができればいい成績をとることができますが、社会に出たとたん、状況は一変します。
社会で直面する課題は、答えのない、オープンエンドのものばかりだからです。そのため、社会生活の中で何らかの課題にぶつかると、思考が停止してしまったり、「正解にたどり着かなければ」と思うあまり、何も行動がとれなくなってしまったりする人はたくさんいます。
でも、それでは何も解決しません。
人生の課題は、実際に行動することでしか乗り越えられないからです。
読解力を磨くこと、オープンエンドの課題に立ち向かえるようになることで、人生の質は大きく変わるといえるでしょう。
そして、僕たちが「『本を読むこと』を目的にしても意味がない」「『読んで終わり』にするのはもったいない」と思うのも、本で得た知識を実践し、検証し、日々の生活の中で効果的に活かすことができてはじめて、その本を読んだ意味が生まれると考えているからです。

ビジネス キャリア ライフプラン 健康 マネー
どのジャンルでも自分なりの答えを導き出せる

人は生活する中で、さまざまな問いや課題に直面します。
「どうすれば健康に生きられるのか」
「どうすれば楽しく効率よく働くことができるのか」
「どういう結婚が幸せなのか」
こうした問いに対する答えは、そう簡単には出ないでしょう。
もしかしたら、正解は一生わからないかもしれません。
それでも、これらすべてに対して、正解かどうかはわからないながらも、自分なりの答えをもっておくことは大事です。
その「自分なりの答え」こそが、自分らしい人生、満足度の高い人生を送るうえでの指針となるからです。
そして、本を読み、実践することは、ビジネス、キャリア、ライフプラン、健康、マネーなど、あらゆるジャンルで、自分なりの答えを導き出すための材料となります。

「読む」だけで終わりにしない読書術で、
人生は大きく変わる


ただ、現在の日本人の読書量はさほど多いとはいえません。

文化庁が2019 年に実施した「平成30年度『国語に関する世論調査』」によると、「1か月に大体何冊くらい本を読むか」という問いに対し、「読まない」と答えた人が47・3%で「1、2冊」と答えた人が、37・6%。
楽天ブックスが調査・発表した「2018 年 ビジネスパーソンの月あたり読書量」でも、「月0・5冊未満」(年6冊未満)と答えた人が42・1%。
文部科学省の別の調査によれば、日本人の平均年間読書本数は12~13冊とのことです。
本を読み、しかも内容を実践している人は、さらに少ないでしょう。
これは、とてももったいないことだと思います。
もちろん、すでにお伝えしたように、いたずらに多読する必要はありませんが、本には素晴らしい可能性があります。
そして、僕たちは「本を読み、そこで学んだことを実践すれば、人生が好転する」ことを、身をもって知っています。
みなさんはなぜ、この本を手に取ったのでしょうか?

「これまでの読書の仕方ではだめだ」
「今のままの人生じゃだめだ」
そう思ったからではないでしょうか?
そんなみなさんの読書の仕方や人生を変える究極の読書術が、この本には詰まっています。
読んだ内容を実践し、「読む」だけで終わりにしない読書術。
それは、まさしくみなさんの人生を切り開く読書術であり、この本には、そのすべてを余すところなく詰め込んであります。
科学的な根拠に基づいた方法論と、僕たちが独自に行ってきた秘伝の読書法をミックスし、さらにブラッシュアップして、誰でも実行可能な、再現性のあるテクニックに落とし込む。
この作業に膨大な時間を費やしました。

本を読む目的を明確にし、自分にとって最高の一冊を見つける「目的型読書」。効率よく本を読み、実践しやすい状態をつくる「ドーパミン読書」「ランニング読書」「能動型読書」「分散型読書」「マインドセット読書」。
この読書術のゴール地点ともいえる「レコーディング読書」。
これら7つの読書術を活用すれば、みなさんは本で得た知識を実践することが楽しくなり、生活の質を高め、人生を変えることができるはずです。
ぜひ、「読む」だけで終わりにしない読書術で、最高の未来を手に入れてください。

目次1

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無料公開は以上です。続きはぜひ本でお楽しみください。

「読む」だけで終わりにしない読書術_背付き




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