「信じさせるエネルギー」を解体する

実家で古い墓石を整理し、寄墓にしたときの話です。

母が、サイキック能力のある住職に頼み、桃山時代とか江戸時代の墓石(ただのコケの石)から魂(こん)を抜いてもらった。そして、新しい墓石を「先祖代々の墓」として集合化するようにお願いをしたのです。そしたら、何日かするとコケむした墓石が粉々になった。 現在、その寄墓の隅では粉々の石が身を寄せ合っています。

さて、モノが存在する、、、というのはどういう状態を言うのでしょうか?それはモノを形状安定化させているエネルギーがあるから、モノとして存在しているのではないでしょうか。

コケ墓石は墓石としてわが家の先祖が祀り続けていたから、墓としてエネルギーを供給されていて、屋外で長い年月を経ても形状安定化していたのでしょう。しかし、「墓として不要になった」と宣告されたとき、墓のエネルギーは歳月を経た古い雨ざらしの岩として存在する本来の状態に向かい、必然的に岩石の結合が弱まって粉砕していったのだと思えます。

墓石とカタチは違うが、我々を支配する支配者とは、人類からナニカを信じさせるエネルギーを集め、一点に収束させているといえないでしょうか。

例えば統治者たち。実際は支配者の血縁が支配権をにぎっているが、上辺だけの民主主義を信じさせることで、支配権の形状を安定化させているのではないだろうか。

経済システムにおいては、中央銀行発行の通貨を信じさせることで、マネー社会の形状を安定化させているともいえましょう。

世界秩序、国家秩序が保たれている、つまり形状安定化しているということは、国民から信じさせるエネルギーを集めることが機能している状態だ。そこで、革命(転換)をしようという勢力もでてくるわけだが、革命は暴力的に、国民から信じさせるエネルギーを横取りするわけで、「本質的な信じさせるエネルギーの解体」ではないようにみえます。

社会の根源的な転換とは・・・、冒頭の墓石の例にもあるように、信じさせるエネルギーを解体することが、じつは革命(転換)の秘訣ではないでしょうか?

この地上世界を安定的に成立させている信念の総体(収束)を、「これは嘘だからもうやめよう」と、『魂(こん)を抜く宣言』をしてしまう。一人一人が主役となって、自覚的・自立的にその意識で宣言をするわけです。

そのためには、多くの国民が事実に気付くことが必要になります。

事実に気付く。事実を認識する。それが、堂々と行なわれてきた「信じさせるエネルギー」を解体することになります。

「信じさせるエネルギー」とは学校、政府、マスコミ、司法などあらゆる機関を総動員した、信念の創造圧力のことです。

わたしたちは、人類史上初めて、自分達で事実に気付く地平にいる。


●参考意見「こま(コモノヌシ) ‏@koma0484 6月12日」/(意識物理学会で)よく話に出てくるのですが、陽子と思います。物質を成り立たせている力は


アセンション実践倶楽部 http://asejitsu.jimdo.com/



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