私が初めて好きになったジャニーズは嵐の櫻井翔くん。母の影響だったと思う。ただ、今みたいに｢え、待ってこの翔くん可愛すぎない？無理しんどい好き〜｣っていう感じじゃなくて｢嵐だったら翔くんが1番好き｣って感じでした。

じゃあなんで私がこんなとち狂ったオタクになったのか。きっかけは中3のクラス替えで、2年間同じクラスだった小6からの親友と離れて、新しく仲良くなった子達と話すようになったから。

当時私は親友のこと大好きだったからなんでも真似してその子が好きだったアーティストの曲を聞いてたんですよね。(ちなみにその子の一人称が俺だった時も真似してた笑笑）でもその子と一定の距離ができて、新しく仲良くなった子達と話すようになると大変なことが起こります。その子達は皆歌い手が好き。だが私は1ミクロンも歌い手さんのことを知らない！！さあどうする！そうだ！翔くんだ！！！！

そうなんです、翔くんなんです。仲良くしてた子達が夢女入ってる感じのオタクだったので、その子達に合わせようと私も翔くんへの愛を休み時間ごとに吐き出しました。幸いにも彼女達は他界隈のオタクを受け入れてくれる優しいオタクでした。そしていつの間にか翔くんにベッタベタに甘い、存在ごと好きなタイプのオタクが出来上がってました。それが、今の私の土台です。

そうして順調に(？)やばいオタクへとなっていく私に、衝撃的なニュースが飛び込んできます。

｢嵐の無期限活動休止｣

理解するよりも先に涙が出てきて、｢あれ？今日エイプリルフールだっけ？｣なんて思ったりして、とにかく受け入れられなかった。あまりにも自分の中で非現実的すぎて、次の日普通に学校に行ったらクラスメイトにも心配された。

でもその悲しみを他の誰でもない嵐が和らげてくれた。いつもと変わらない笑顔でいてくれたから、私も前を向けた。そして私は高校で仲良くなったジャニオタの友達に何気なく言った。

｢嵐以外にも好きなグループ作ろうかな｣

これが私の掛け持ちジャニオタライフの始まりだとも知らずに。

書き始めたらあまりにも長くなりそうなので分けて出すことにします笑