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歌舞伎っていいぜ

せかいのみなさま こんにちは。どうも、わたしです。


観てきました。めちゃくちゃおもしろかったです。きょうはそのたのしさをすこしだけお伝えできたらいいなとおもって筆を取りました。筆先でくすぐるようにキーを叩いております。フェザータッチしています。うそです。


観てきたのはコレ。

こちらの第三部「新・水滸伝」です。

納涼歌舞伎ってくらいだから怖い話とかやってほしかったなァっておもった。水滸伝は心が燃えるタイプの熱いお話でしたぞ。熱い。

全然わかんない日本語をしゃべるのが歌舞伎だとおもってたんだけど、全然ちがった。だいぶキャッチーというか、わかりやすい味付けにしてくれたやつだったんだね。きっと。


あんまりまとめないで、だらだら書くね。

・the歌舞伎座

人生初の歌舞伎座にはしゃぐおじさん(38)

なんか歌舞伎座のビルすごくきれいだし東銀座駅直通だったから、「相当儲けてるんだろうなァ!!さすが歌舞伎だなぁ!!」とおもったよ。

おみやげやさんとかもあってすごくにぎわっていた。あと幕間でたべるためのお弁当屋さんがたくさんあって、お弁当のにおいがしたよ。わかる?あのかんじ。わたしはなんかね、お通夜をおもいだしてしんみりしてた。仕出し弁当のにおいはお通夜のにおい。

・開演

まあひろかった。ほんとうにいいお席だったのですごくよくみえた。始まる前、まっくらになるんだけども、「こんなにまっくらなのはひさしぶりだなァ」っておもったよ。スマホの明かりも誘導等もなんもないからね。すごくくらかった。

スマホといえばきっちりホール内だけ圏外になってた。特殊技術なのかな。さすが歌舞伎。白装束のひとたちも歌舞伎座にいけばいいんじゃない?怪電波から身を守れるよ。


・おはなし

水滸伝って読んだことないけどなんとなくしってるなァってくらいだった。梁山泊の面々はみんな魅力的でしたぞ。ただ梁山泊っていうと、わたしはパチプロ集団をおもいだすんだよねェ。おっさんホイホイだね。

主人公の堕落と再生の物語だったよ。あとはサイドストーリー的に恋愛模様が描かれたり、なんだりかんだりってかんじ。ストレートにおもしろかった。

でも歌舞伎なのに中国の話をやるの????ってなった。べつにいいけど。

殺陣というか、そういうアクションもたくさんあったよ。あと随所に見得を切るんだけどアレかっこいいねェ!!!格ゲーみたいだなーっておもった。あの見得切るとゲージ回復で永久コンボね。


・音

歌舞伎座あんだけひろいしすごいのに。意外にも音は全然だったなァ。もっといい音響つかったらいいのにっておもった。わたしがわかんなかっただけなのかな??

役者さんの声はめちゃくちゃ通ってて超かっこよかったよ。

・役者さん

主演は中村隼人さんでした。かっこよかったなァ〜。あとは女形の役者さんたちがみんなキレイで艶かしくてすごかったなー。ありゃほんとに一芸だね。すごい。

あたりまえ?だけど歌舞伎って全員男性なわけじゃない?あれってどうなんでしょうね。ジェンダーフリー的なひとたちがすごく怒りそう。優劣とかじゃなくて、全員男性だからこそのおもしろさもあるとおもうんだけどな。ロシアかどっかの全員男性のバレエ団もめちゃくちゃすごいもんな。そういうのどうでもいいよーってたのしむのが1番だね。


・掛け声

歌舞伎といったら掛け声ですよ。「中村屋!!!」っていいたかったんだけどね、そもそも隼人さんは中村屋じゃないみたいでした。そらをとぶシーンでおじさんが2人くらい掛け声してたけど、あとは拍手だけだったなァ。
あれはたぶん何度も通って掛け声のタイミングを測るんだろうね。わたしのような一見素人には到底できない粋な仕草なのだとおもったよ。

あー、一回でいいから掛け声をやりたいよなァ!!!!!


そんなかんじでした。
歌舞伎、とってもたのしかったです。というかいい舞台を観たようなきもちです。機会があればもっとクラシカルなやつも観てみたいな。


みんなもレッツ歌舞伎。Go to 歌舞伎。
だいぶ雑だな。


といったところで。


せかいのみなさま ごきげんよう。そして、ゴッドブレスユー。

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